Al Di Meola, John McLaughlin, Paco De Lucia
『Friday Night In San Francisco』(1980)
アコースティック・ギターだけで繰り広げる、スペイン風味、かつ、クラシッック風味ありの、一応、ジャズ。ん~、ジャズか?形だけで言えば圧倒的にフラメンコに聴こえます。とは言っても、アタシャ、フラメンコ音楽は、ほとんど知らんから、責任は持てませんが。
まぁ、ジャンルは何になるのか分かりませんが、簡単に言うと、情念と激情と哀愁と太陽のパツヨロが、凄まじいギター・バトルでイヤになるまで展開されているという、スゲぇライブ盤です。音楽性という観点からは、サンタナ師(Carlos Santana)も絡ませれば、更に面白かったかもしれません。ま、サンタナ師では、他の3人のテクには付いていけないから、チョット無理でしょうけど。
あぁ、そうなんデス。このアルバム、ギターの超絶技巧が凄いんデスね。
で、超絶技巧と言うと、そういうのを嫌うヒトもいらっしゃいますがね、ここでの超絶技巧は音楽的に必要とされない技巧ではないですからね。超絶技巧があって初めて成り立つ音楽とご理解下さい。
ま、とにかく、凄まじい速弾きが、もの凄いスリルを生んでます。
パコ・デ・ルシアの跳ぶようなステップするようなピッキング。一音ごとに加速して行く。
マクラフリンの転げるような流れるようなピッキング。こちらは、流れ全体が加速する感じ。
アル・ディメオラの打ち付けるようなピッキング。パチパチパンチみたい。(←ホメてます。ただ、2人に比べるとホンのチョット落ちると思う。)
で、ワタシは、それを聴いて、ひえ~と言う訳デス。
で、聴いてるうちに、それが頭ではなく体で聴けるようになりますが、そうすっと、最早、「ひえ~」ではナイ。「!!!」となります。こうなると、バッキングのシンコペとかが、更にく~っと効く訳ですね。例えば「Mediterranean Sundance/Rio Ancho」の8分2秒目あたり。ね。来てるっしょ、「!!!」が。
そんで、この辺で、このスリルは、ソロだけが生んでいるのではなく、バッキングとのコンビネーションで生まれていると、まぁ、当たり前のコトに思い当たる訳でもありますが、別に、そんなコト考えながら聴いている訳でもありません。
聴いてる時は、ひたすら「!!!」の連続です。
で、言い忘れてならないのは、この音楽が、激しいだけではなく、とてつもなく美しいメロディーを持っているというコト。曲自体も美しいし、激しいソロのメロも美しいッス。
さあ、41分5秒間の、美しくも激しい「!!!」な一枚。
白目ムキながら聴こうぜぃ。
←クリックお頼み申します。
『Friday Night In San Francisco』(1980)
アコースティック・ギターだけで繰り広げる、スペイン風味、かつ、クラシッック風味ありの、一応、ジャズ。ん~、ジャズか?形だけで言えば圧倒的にフラメンコに聴こえます。とは言っても、アタシャ、フラメンコ音楽は、ほとんど知らんから、責任は持てませんが。
まぁ、ジャンルは何になるのか分かりませんが、簡単に言うと、情念と激情と哀愁と太陽のパツヨロが、凄まじいギター・バトルでイヤになるまで展開されているという、スゲぇライブ盤です。音楽性という観点からは、サンタナ師(Carlos Santana)も絡ませれば、更に面白かったかもしれません。ま、サンタナ師では、他の3人のテクには付いていけないから、チョット無理でしょうけど。
あぁ、そうなんデス。このアルバム、ギターの超絶技巧が凄いんデスね。
で、超絶技巧と言うと、そういうのを嫌うヒトもいらっしゃいますがね、ここでの超絶技巧は音楽的に必要とされない技巧ではないですからね。超絶技巧があって初めて成り立つ音楽とご理解下さい。
ま、とにかく、凄まじい速弾きが、もの凄いスリルを生んでます。
パコ・デ・ルシアの跳ぶようなステップするようなピッキング。一音ごとに加速して行く。
マクラフリンの転げるような流れるようなピッキング。こちらは、流れ全体が加速する感じ。
アル・ディメオラの打ち付けるようなピッキング。パチパチパンチみたい。(←ホメてます。ただ、2人に比べるとホンのチョット落ちると思う。)
で、ワタシは、それを聴いて、ひえ~と言う訳デス。
で、聴いてるうちに、それが頭ではなく体で聴けるようになりますが、そうすっと、最早、「ひえ~」ではナイ。「!!!」となります。こうなると、バッキングのシンコペとかが、更にく~っと効く訳ですね。例えば「Mediterranean Sundance/Rio Ancho」の8分2秒目あたり。ね。来てるっしょ、「!!!」が。
そんで、この辺で、このスリルは、ソロだけが生んでいるのではなく、バッキングとのコンビネーションで生まれていると、まぁ、当たり前のコトに思い当たる訳でもありますが、別に、そんなコト考えながら聴いている訳でもありません。
聴いてる時は、ひたすら「!!!」の連続です。
で、言い忘れてならないのは、この音楽が、激しいだけではなく、とてつもなく美しいメロディーを持っているというコト。曲自体も美しいし、激しいソロのメロも美しいッス。
さあ、41分5秒間の、美しくも激しい「!!!」な一枚。
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