「The Conga Kings」(2000)
まん中のヒトが妖怪人間ベムです。
左側のヒトが成長してチョット太ったベロです。
と、思いましたが間違いでした。あい済みません。
真ん中の人はキャンディド(Candido)。
左の人はジョバンニ・イダルゴ(Giovanni Hidalgo)。
右の人はカルロス・パタート・バルデス(Carlos Patato Valdes)。
タイトルからすると、コンガの王様三名でございます。タイトルは正しいです。間違いございません。
キャンディドとパタートは、1950年頃からキューバン・ミュージックとジャズの橋渡しを続けてきた偉人です。
パタートは、一人のプレイヤーが複数のコンガを操るスタイルを産み出した歴史的偉人でもあります。ジャズのヒトには、ケニー・ドーハムの「Afro-Cuban」(1955)でコンガ叩いていたヒトって言った方が分かりやすいですかね。(あそこでのクレジットは何故か「Patato」が「Potato」になってますが。)
キャンディドもアチコチのジャズのアルバムで名前を見る事ができる人ですね。その上、70年代~80年代には、サルソウル方面でも活躍しまして、今になってみるとクラブ系にも橋渡ししてしまったヒトです。
そして、ジョバンニ・イダルゴは、テクニック的には、おそらく現在世界最高のコンガ・プレイヤー。もちろん、そのテクニックはバンドサウンド全体をグルーヴさせる為に正しく使用されております。
というコトで、ラテンジャズ界において、あまりにも有名なコノ3名の王様が集結したこの企画モノ、派手なパーカッション・バトルをフィーチャーしたスーパー・ラテン・ジャズ・アルバムかと思ったらサニアラズ。
とてもシブ~イ、侘び寂びのラテンになってゴザイマス。
どれくらいシブイかと言うと、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(Buena Vista Social Club)から、ホーンとピアノとベースを抜いて、その上、歌謡曲的なゴラク性も抜いた音、と言えば大体近い。
要するに、声と、打楽器と、トレスというギター族の楽器(アルペジオに終始する)だけでほぼ出来ている。(たまにフエの音が聴こえますが。)
おおよそ、ワタシは娯楽性の無い音楽には耐性がないので、基本的にはこのスタイルはすぐ飽きるのですが、コレは、たまに無性に聴きたくなります。どこに惹かれるのかは未だに分かりません。ラテン・リズムの麻薬性というヤツかもしれません。そして、グルーヴは確実に存在しております、ムキ出しの骨格で。
渋いのが好きな方は、是非どうぞ。
(言ってオキマスガ、コンガプレイヤーとして、王様達の研究をするにはモッテコイのアルバムです。)
まん中のヒトが妖怪人間ベムです。
左側のヒトが成長してチョット太ったベロです。
と、思いましたが間違いでした。あい済みません。
真ん中の人はキャンディド(Candido)。
左の人はジョバンニ・イダルゴ(Giovanni Hidalgo)。
右の人はカルロス・パタート・バルデス(Carlos Patato Valdes)。
タイトルからすると、コンガの王様三名でございます。タイトルは正しいです。間違いございません。
キャンディドとパタートは、1950年頃からキューバン・ミュージックとジャズの橋渡しを続けてきた偉人です。
パタートは、一人のプレイヤーが複数のコンガを操るスタイルを産み出した歴史的偉人でもあります。ジャズのヒトには、ケニー・ドーハムの「Afro-Cuban」(1955)でコンガ叩いていたヒトって言った方が分かりやすいですかね。(あそこでのクレジットは何故か「Patato」が「Potato」になってますが。)
キャンディドもアチコチのジャズのアルバムで名前を見る事ができる人ですね。その上、70年代~80年代には、サルソウル方面でも活躍しまして、今になってみるとクラブ系にも橋渡ししてしまったヒトです。
そして、ジョバンニ・イダルゴは、テクニック的には、おそらく現在世界最高のコンガ・プレイヤー。もちろん、そのテクニックはバンドサウンド全体をグルーヴさせる為に正しく使用されております。
というコトで、ラテンジャズ界において、あまりにも有名なコノ3名の王様が集結したこの企画モノ、派手なパーカッション・バトルをフィーチャーしたスーパー・ラテン・ジャズ・アルバムかと思ったらサニアラズ。
とてもシブ~イ、侘び寂びのラテンになってゴザイマス。
どれくらいシブイかと言うと、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ(Buena Vista Social Club)から、ホーンとピアノとベースを抜いて、その上、歌謡曲的なゴラク性も抜いた音、と言えば大体近い。
要するに、声と、打楽器と、トレスというギター族の楽器(アルペジオに終始する)だけでほぼ出来ている。(たまにフエの音が聴こえますが。)
おおよそ、ワタシは娯楽性の無い音楽には耐性がないので、基本的にはこのスタイルはすぐ飽きるのですが、コレは、たまに無性に聴きたくなります。どこに惹かれるのかは未だに分かりません。ラテン・リズムの麻薬性というヤツかもしれません。そして、グルーヴは確実に存在しております、ムキ出しの骨格で。
渋いのが好きな方は、是非どうぞ。
(言ってオキマスガ、コンガプレイヤーとして、王様達の研究をするにはモッテコイのアルバムです。)
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