Pa'Lante!(パランテ!)

ジャズじゃ、ロックじゃ、サルサじゃ、ソウルじゃ、ファンクじゃ、歌謡曲じゃ、ジャージャー。

ダスコ・ゴイコヴィッチで鳥肌がスタンド・アップした。

2005-12-10 11:11:05 | Jazz / Cross Over
発表します!!!
今年の新作アルバムのマイ・ベスト10!!!

とかいうのを、やろうと思ったんですが、今年発表された新作アルバムって、オレ、4枚しか聴いてない・・・。
4枚ですよ、4枚!!!
たったの4枚・・・。なんと、貴重な・・・・・・。

という、そんな貴重な4枚のうちの一枚がコレ。(何か変な言い方だな)

ダスコ・ゴイコヴィッチ(Dusko Goykovich)
「A Handful O'Soul」(2005)

ワタシは平常時にはビッグ・バンド好きですから、通常からビッグ・バンドには贔屓耳が機能しますが、それ抜きでも、これはとてもいいアルバムです。
平常時でも27カ所で鳥肌がスタンドアップします。風邪に注意。

2曲目!!!
「I Fall In Love Too Easily」でのダスコの美しいハーマン・ミュートでのラッパソロ(これだけでも鳥肌モノ)から、ソロが終わってのソリ!!!
ソロの途中から、リード・セクションを中心としたバッキングのリフがジワジワと静かに徐々に盛り上げて来るんですが、ソロが終わった瞬間に、これがブラス・セクションも巻き込んで一気に爆発!!!うぉ~ぉおおおおっっっ!!!
ここは、サイボーグのあなたでも鳥肌が立つコト請け合いの、「必殺・鳥肌ポイント」です。緊急時でもお聴き逃しなく。

全般的には落ち着いたムードの渋めの音。
ヨーロッパを中心とした人選の多国籍ビッグバンドなので「なんとかヴィッチ」さんがタクサン居るんですが、殊更ヨーロッパって感じが濃厚でもありませんし、「普通に」極めて良いビッグ・バンド・ジャズだと思います。

「渋くてカッコいい~」とか言いそうなコムスメにも勧めてしまえる分かり易さと、「オレぁ、40年もジャズ聴いてんだよ」というオジサマの鑑賞にも耐えうると思われる深さが、このアルバムにはあるって、ワタシは思います。

今年の新作って、4枚しか買わなかったのに、これ、大当たりでしたね。
いやいや~、いい一年だったのぉ。(まだ終わってナイぞ。)


ハンドフル・オブ・ソウル
ダスコ・ゴイコヴィッチ
インディペンデントレーベル

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