ぶーくん読書録

今まで読んできた本について、いろいろ書いてみる。
ほとんど、ネタバレ!!

ケルトの神話―女神と英雄と妖精と 井村 君江

2011年12月25日 | 小説-日本-
1990年
ちくま文庫
☆☆


わかっていそうでわからない・・
しかも、ちょっと複雑なケルト神話

この本は、まずケルト民族についての説明があり、
それから神話の説明があるので、
はじめてのケルトとして良いと思う。

思想や風習が違うので説明がちょいちょいあるのは助かります。

たとえば、
貴族などの身分のあるものは、
跡取りを他の家に預けて社会勉強(?)させるとか、
輪廻転生だとか、
基本的に、ケルト神話は生まれ変わりがキーポイントというか、
クーホリンが戦死する争いの元が
生まれ変わりの”牛”をめぐっての戦いで、
ただの牛なら争いもおこらないわけですからねw

ギリシャ神話なんかでは
女神ヘラがめっちゃ怖い女神として有名ですが、
ケルト神話の女神は基本的にすべてが烈女ですよね。

もっと知りたくなってきました。

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