2002年
新潮文庫
☆☆
最後の一冊、
最終巻だけあって、スピード感がすごいです。で、一気に読み切ってしまった。
何かがおかしいと、村の人々は気が付いてくる
そこで、大がかりな虫送りを行って、災厄をはらうことにした。
尾崎は屍鬼に恭順する態度を見せて、
お祭り会場へ誘い出し、そこで屍鬼の正体を白日の下にさらすことに成功する。
そして、仲間をつのり反撃を始める。
村中の死鬼を探し出し、杭を打ちつけていく
静信は自ら、屍鬼の首領の元へ行く。
そこで、屍鬼の苦悩を知る。
尾崎たちが、屍鬼の首領の居所を突き止めたとき静信の取った行動は
屍鬼を逃がすことだった。
夏野は起き上がることはなかった。
夏野を襲った徹は、襲わなければ飢えてしまう、
しかし襲って人を殺すことに罪悪感を感じ続ける
看護師だった律子は人を襲うことを拒否して本当の死を望む。
恵は生まれ変わったことを嬉々として受け入れ、
最後まで、生き延びるすべを探し続けるが
死ぬとはなんなのか、生きるとはどういうことなのか、
また、人間は生きるために他の動物を殺す
屍鬼もまた、生きるために人間を殺さねばならない。
それならば、屍鬼を悪と決めつけてよいのだろうか
”正義”とは、
とらえる側で180度かわってしまう。
新潮文庫
☆☆
最後の一冊、
最終巻だけあって、スピード感がすごいです。で、一気に読み切ってしまった。
何かがおかしいと、村の人々は気が付いてくる
そこで、大がかりな虫送りを行って、災厄をはらうことにした。
尾崎は屍鬼に恭順する態度を見せて、
お祭り会場へ誘い出し、そこで屍鬼の正体を白日の下にさらすことに成功する。
そして、仲間をつのり反撃を始める。
村中の死鬼を探し出し、杭を打ちつけていく
静信は自ら、屍鬼の首領の元へ行く。
そこで、屍鬼の苦悩を知る。
尾崎たちが、屍鬼の首領の居所を突き止めたとき静信の取った行動は
屍鬼を逃がすことだった。
夏野は起き上がることはなかった。
夏野を襲った徹は、襲わなければ飢えてしまう、
しかし襲って人を殺すことに罪悪感を感じ続ける
看護師だった律子は人を襲うことを拒否して本当の死を望む。
恵は生まれ変わったことを嬉々として受け入れ、
最後まで、生き延びるすべを探し続けるが
死ぬとはなんなのか、生きるとはどういうことなのか、
また、人間は生きるために他の動物を殺す
屍鬼もまた、生きるために人間を殺さねばならない。
それならば、屍鬼を悪と決めつけてよいのだろうか
”正義”とは、
とらえる側で180度かわってしまう。