札幌・北海道のレトロ建物大好きおぢさん日記

札幌(北海道)のレトロでモダンな建物を見たり撮影するのを趣味としています。

木造校舎・閉校 月形町の閉校

2022-09-18 14:14:37 | 木造校舎・廃校

月形町は西側が当別町と併せて「道民の森」があり山岳地帯であり、東側は国道275号線沿いに
平地があり町が出来、学校も出来た
面積の割りに学校が少ないのは当別町のように山岳地区に学校を作らなかったからか?

今までに国道沿いくらいしか行ったことはないが、のどかな町である。

 

小学校の閉校 赤字が今回訪問

  • 月形町立紅葉谷小学校(1953年月形小学校紅葉谷分校から独立、1963年廃校)
  • 月形町立雁里小学校(1968年)
  • 月形町立中野小学校(1974年)
  • 月形町立昭栄小学校(1956年月形小学校篠津分校から独立、2004年月形町立月形小学校へ統合)
  • 月形町立知来乙小学校(2006年月形小へ統合)
  • 月形町立中和小学校(同上)
  • 月形町立札比内小学校(2012年月形小へ統合)

中学校の閉校

※wikipediaより

 

 

「旧月形町立昭栄小学校」 現 昭栄の里

開校:昭和26(1951)年
閉校:平成16(2004)年
校舎:昭和40(1965)年増改築

月形町昭栄1714-1

 

今回は国道275号線沿いを中心に月形町から新十津川町まで北上し
石狩川を渡って国道12号線を南下して帰るルートで計画した。

旧昭栄小学校は国道から外れているが、建物が残っているとの情報を得て
行って見た。

残念ながら他の方の過去ブログとは大分趣が変わっていた
まず、校門には校名プレートと旧校舎の姿と沿革を記載されたプレートが付けられていたが
養生シートでがっちりと巻かれていて中が見えない。

また校舎に続き体育館が道路側まで伸びていたが、解体されていた。

平成16年まで使用していた校舎は昭和40年の建築のもの
この部分はきれいに補修されていた。

野の中にポツンとある学校であった。

 

 

 

 

 


2022年8月撮影

 

 

 

「旧月形町立知来乙小学校」 現 ツキガタアートヴィレッジ

開校:明治36(1903)年
閉校:平成18(2006)年
校舎:平成6(1998)年竣工

月形町知来乙22-6

 

知来乙小学校も国道から外れているが校舎が現存している
月形町史では昭和31年に新築後、平成6年に新築したとある。

閉校後、ごく普通の校舎であったが現在使用しているツキガタアートヴィレッジがこのような
外壁塗装にしたのだろうか 自然の多い中で非常に目立つ。

だが校名プレートこそ外されているが沿革を書いたプレートはそのままに残っており
学校の名残りである。

校庭だったと思われる芝生の奥にある遊具は小学校時代のものだろう。

 

 

 

 

 


2022年8月撮影

 

 

 

「旧月形町立中和小学校」 現 就労支援センター オプス

開校:明治35(1902)年
閉校:平成18(2006)年
校舎:平成8(1996)年改築

月形町月ヶ岡370

 

当別町から国道275号線を北上し月形町に入ると一番最初に出会う閉校である
その旧校舎は国道に面しており旧校舎もよく見える。

向かって左側が旧校舎で右側は地区会館が併設されている
ここは後から建てたのかも知れない。

国道から旧校舎までが校庭であろう
タイヤが半分埋め込まれた遊具が残っていた

現在は就労支援センターとして活用されているようだ
何にせよ現存している施設を再活用するのは卒業生にも嬉しいだろう。

 

 

 

 

 

 

 


2022年8月撮影

 

 

 

「旧月形町立札比内小中学校」

開校:大正11(1922)年 中学は昭和22(1947)年
閉校:平成24(2012)年 中学は平成13(2001)年
校舎:平成元(1989)年大規模改修

月形町新富1008-4

 

札比内は月形町の北東地区で、少し進めばすぐ浦臼町に着く場所にある
この学校は入り口が国道275号線に面しており、奥に校舎がある。

中学校も併設されていた学校であり地区の住民には大事な学校だったであろう。

校門にあるプレートには校舎の姿があるが、現在の建物とは違う旧校舎で
平成元年に改築された。

校庭があった場所に自然石が整然と並んでいた
石と木々の真後ろに旧校舎があったように見える。

 

 

 

 

 

 

 


2022年8月撮影