ぶらっとJAPAN

おもに大阪、ときどき京都。
足の向くまま、気の向くまま。プチ放浪の日々。

アンチエイジングカフェのモーニング【北浜】

2017-02-12 13:30:36 | グルメ

もりだくさんのヘルシーメニューです。

 

最近ご無沙汰していたカフェのモーニングメニュー。ナイスな場所を見つけました!

北浜駅から10分ほど、川沿いにあるオシャレカワイイcafeです。

昭和アジアン&Britishテイストがミックスされた居心地のよさ。

旅愁を誘うロマンチックな窓際。

元々は長屋か何かの古い建物で、リフォームの際に壁をくりぬいて窓をつけたみたいです。昔なら、冬場に冷えそうな川側に窓をつけるなんて考えられもしなかったでしょうが、お茶を飲みながらぼやっとするにはうってつけの席ですね

 

スクールチェアがカワイイ

天井には歴史が詰まってます。

モーニングはオーガニック珈琲、パンにサラダとヨーグルトをプラスしたものをオーダー。

ゴマペーストとシナモンバターをチョイス。ほかにブルーベリージャムなどが選べます。

アンチエイジングをうたっているだけあって、野菜は美味しいし、ヨーグルトも粘りがあってものすごく栄養がありそう。パンは玄米だったでしょうか(すでに忘れました^^;)雑味がなくてあくまで軽やか、とっても美味しい!!

珈琲も刺激が少なくてとても飲みやすいです。余談ですが、最初に出てきたのもお水ではなくぬるめの白湯で、こちらも嬉しい心遣いです。

実はランチにも来たことがありますが、ゴボウや椎茸の入ったデトックススープやセロリをトッピングした寒ブリなど身体によさそうなメニュー満載で(その名も『酵素ランチ』。)こちらも大変美味しゅうございました

7時半~9時と平日は短い時間でしかやってないのですが、週末は11時まで、内容もさらに豪華なブランチタイプのモーニングをやっているそうです。

今度はぜひ、週末に来たいと思います

 

 

 

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あうーむ 【京都グルメ】

2017-01-12 22:23:35 | グルメ

女子に大人気♪

 

こんばんは。

年明け早々寒い日々が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

通常営業と言いつつ、ちょっとご無沙汰してしまいました。寒いので出足が鈍り、完全にネタ切れです^^;

が、えいやっと気合いを入れて行ってきましたよ!

祇園祭で訪れた時に見かけた大行列で気になっていた和食のお店「AWOMB」です。

行列からの眺め。

魅力的過ぎるメニュー

 

お店のある室町は、もともと呉服店が多いところで、それにちなんで「手織りずし」というメニューがあります。というか、どうやらお昼はそれ一本です。しかもサイトによれば1日40食ほどだとか。でも、祇園祭の時は早い時間に売り切れだったんです。

12時開店で、11時過ぎに訪れた時にはすでに9番目。古い町家を改装しており、隣は一般の方のお家。道路も狭く、恐らくは並ぶにも限度があるという理由から、名前を告げて整理券をもらうシステムになっています。

近くで時間をつぶして11時45分に再訪。そこでさらに番号札を渡され、後は開店までひたすら待機です(笑)。

年齢層に幅はありますが、待っている方は99%が女子 一人いた男性もカップルの片割れです。待っている間もひっきりなしに人が訪れます。

駅から少し離れているので12時過ぎにタクシーでやってきた方々がいらっしゃいましたが、その時点でたぶん20-30人待ち。その方たちが実際にお店に入れるのは2時近くだったのではないでしょうか。すごい人気です。

開店後も1組ずつ案内されるので、実際にお店に入れたのは12時15分くらい。

外側は町家ですが、中は完全リノベーション済み。まだ新しそうですね。

梁と天井には町家の風情が残ります。

整理券をもらう前にオーダーをするので、お店に入ればあとは出てくるのを待つだけです。何しろ9番目なので、お料理が出てくるのに少し時間がかかり、いただけたのは並び始めてから約1時間半後の12時30分でした

手織りずし(並)

 

きれいですねーっ

京都ならではのおばんざい(でもローズマリーを使ったりしてとてもアバンギャルド)に白みそ+酢飯&海苔です。

手前にある薬味は生姜や梅干しといったオーソドックスなものから、カッテージチーズ、高そうなお塩、ドライフルーツまでこれでもかの品ぞろえ。ははあ、これは人気あるの分かりますね。

好きなおばんざいを左手前の簀巻きでくるりと手巻きずしにするも良し、一つずつ食べるのも良し。ちなみにお醤油は小さな刷毛で塗るシステムです。

お庭もあります。

内装はもう少し町家の風情を期待していましたが、白を基調に木の清潔そうなテーブル席の居心地は悪くありません。ただ間取りが昔サイズなので、手巻作業に没頭するには少し手狭な気も。

京都のお店はこういうおばんざいスタイル、多いですね。いろいろなものを少しずつ。この後、通りがかったイタリアンのお店ですらそういうメニューでした。どういうルーツか興味あります いつか探ってみたい謎です。

京都産というこだわりはビバレッジにも現れていて、ウイスキーはもちろん山崎、あとは紫蘇やどくだみなどの野草茶がありました。

〆は白味噌プリン

 

白みそで中にあんころもちが入ったお雑煮を食べたことがあるので、甘いものと白みその相性がいいのはわかっていましたが、これは美味しかったです

粘りのある食感に、あとを引く旨味が発酵食品! て感じですね

気が付けばお腹がいっぱい。京都の食を堪能したランチでした。

 

次は天井や梁がゆっくり見られる2階で、紫蘇茶をいただいてみたいです

 

 

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平岡珈琲店

2016-12-21 21:23:41 | グルメ

創業大正十年。

 

大阪にはところどころエアポケットみたいな場所があります。華やかで近代的な御堂筋のイルミネーションや巨大なビル群の隙間にある、昭和の香りたっぷりのこじんまりとしたギャラリーカフェ・平岡珈琲店もそんな場所の一つです。

木彫りの粋な看板に、オヤジのこだわりを感じさせる幟風の布看板とのれん。ドアを開ければ縦長のカウンターに一列だけのテーブル席は、ざっかけない一膳めし屋の風情です。

落ち着いた雰囲気の木の壁には写真がずらり。

平日の4時頃で私以外の客はおらず、時間帯もエアポケットでした。はじめましての気持ちをこめて「平岡ブレンド」をオーダーです

けっこう濃い目ですが、酸味がきいていて、ダンディーな珈琲

 

のんびりと珈琲を口にしながら綺麗な滝の写真を眺めます。(ちなみにこちらの写真をハガキにしたものが置いてあって、無償でわけていただけます)

写真の外にも、古い珈琲を挽く器械、明るい緑の藻と赤いエビが印象的な水槽などが、さりげなく置いてあります。

ご夫婦でやってらっしゃるようですが、にこにこと穏やかなご主人は珈琲を淹れ終わると、お気に入りのモノたちに囲まれながら、優雅な手つきで読書に没頭。奥様は無言で街ゆく人たちを眺め、その頭上では年代物の時計が時を刻んでいます。

 

こんな風に時間の隙間に沈み込んで、ゆらゆらと楽しむのが元来の「喫茶」なのかしれませんね。

せわしないご時世、たまにはこんな過ごし方も悪くありません

 

 

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目玉以外も楽しいスマート珈琲♪

2016-11-29 22:02:03 | グルメ

2階ではランチもいただけます。

 

森見登美彦さんの『聖なる怠け者の冒険』という小説をご存知でしょうか。

ふらりと立ち寄った本屋で惹句にひかれて手に入れたのですが、祇園祭真只中の京都で、ボランティアの正義の味方を巡る愉快な物語です。舞台が京都だけに実名の店舗や場所が多く登場します。京都人が愛してやまない楽しそうなところばかりです。

その中のひとつ、『スマート珈琲』はおじさまたちのパラダイス。

その後、別の京都本でも、『平日の午前中に、新聞を読みながらくつろいでいるおじさまたちの風情がたまらない』みたいなことが書いてあったので、一度行ってみたいと思っていました。

それもできれば平日の午前中に(笑)。

本日、時間が空いてチャンス到来! と向かったのですが、その前に立ち寄った所で時間を取りすぎ(詳細は明日^^)、着いたのは当初の目論見を大きく外れて11時になろうとするころでした。

しかも満席

幸いにも直に席が空き、すぐに案内してもらえましたが、そのあとバタバタと席を後にする人が続き、どうやらおじさまたちのまったりモーニングの時間は終了してしまったようです(T_T)

寺町通沿いにあります。昭和7年創業の超老舗。

穴蔵感は薄いですね。

珈琲はドイツ製のプロバット機で毎朝焙煎しているそうで、入り口にとても立派な機械がありました。

が、ついうっかり朝、カフェオレを飲んできてしまったので紅茶とトーストをオーダー。

シンプルだけどハイクオリティ

たぶんですけど、ティーバッグではないと思います。味がしっかりして美味しかったです トーストも分厚くてふかふか。丁寧にバターが塗ってあって、うーん、ご主人いい仕事してます

フォークソングとか似合いそうです。

 

この間行ったフランソア喫茶室は洋画やクラシック音楽などハイソな空気でしたが、こちらは気取らなくて、でもすべてが上質で、おじさまたちに人気があるのもうなずけます。土曜の朝とか、ここでまったりしたくなっちゃいますね。とても居心地よかったです。

実はここ、ふかふかのタマゴサンドが名物。珈琲とタマゴサンド、お店の二大名物をどちらもスルーしてしまったからには再訪必至です

 

興味ある方はこちらもどうぞ『穴蔵のノスタルジー【フランソア喫茶室】』

 

 

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The Court で昭和初期の大阪へタイムスリップ【芝川ビル】

2016-11-11 22:20:58 | グルメ

レトロビルでまったり。

 

市営地下鉄・淀屋橋近くにあるレトロビル・芝川ビル1階にある『The Court』に行ってきました。

このビルを建てた芝川又四郎はニッカ創業の際の出資者の一人。10年ほど前にはこのビルの地下金庫から古いウイスキーの箱が出てきたと聞いたことがあります。

昭和レトロなバーカウンター。

この『The Court』自体は2009年のオープンで実はそれほど古いお店ではありませんが、そういったご縁から店内はニッカウヰスキーだらけ。

琥珀色の輝きは気になりますが(笑)、時間が早いのでカフェオレをオーダーです^^;

樽をかたどった椅子がカワイイ。

 

窓際でくつろぎながら、サイドテーブルに置いてあったニッカ創業者竹鶴政孝氏の『ウイスキーと私』を拾い読み。

子供のころに鼻をケガして以来、匂いに敏感になったこと、いろんな幸運が重なってウイスキー醸造という生涯の仕事に出会えたことなど竹鶴氏の人となりがうかがえて興味深く、巻末にはウイスキーを愛した著名人の逸話が紹介されていて、夏目漱石から池波正太郎まで「酒をたしなむ」ことが教養の一つであった時代の豊かさが垣間見えます。

今よりずっとシンプルだった時代、一つ一つの出逢いが新鮮で、全身全霊をかけてウイスキーに打ち込んだ生涯は少しばかり羨ましいです。

大阪という土壌がまたそれを可能にしたのではないでしょうか。何でもありの自由な空気と、新しいことを面白がって手を差しのべてくれる人たちがいるから、自分の夢に躊躇なく飛び込んでいける。

明日に向かって走り出したくなるような活気ある大阪がリアルに想像できて面白かったです

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