九州八十八湯めぐり 四十四湯目
出水市郊外の山の中に湧く『白木川内温泉山荘』へ
一軒宿かと思っていましたが、寄り添うようにもう一軒、手前にあるのが「旭屋旅館」です。
敷地内に清流の小川が流れ、鳥のさえずりだけが、耳に入るようなのどかな湯治宿です。
1号泉、2号泉とふたつの浴室を備え二件の宿が共同で利用しています。
1号泉は、「旭屋旅館」側にあります。
天然岩に貼り付くように造られた湯船
この岩の間より自然湧出している温泉です。
適温の単純硫黄泉がコンコンと湧きだしております。
微かな硫黄臭と微細な湯の花舞ういいお湯です。
湯船は、壁を隔てて、男湯と女湯が隣り合わせ。
壁の下はつながっているので、潜れば女湯に行く事も可能なんです(笑)
「旭屋旅館」側にある2号泉
1号泉より小さめの浴室&ぬるめの温度。
こちらも、潜れば女湯に行く事も出来る湯船です。
微かな硫黄臭とツルツルした肌触りのいいお湯でした。
出水市内
シャッター通りを横目に、次の温泉へ
地方は疲弊しきってますよ。 民主党さん!
九州八十八湯めぐり 四十五湯目
出水市街地から5km程の山奥にある一軒宿
『湯川内温泉 かじか荘』へ
途中、狭く入り組んだ車の離合も出来ないような道が続きます。
受付で、人に良さそうな御主人にいろいろ説明を受け
まずは、下の湯へ
脱衣所から一段下がった所に浴槽があります。
いきなり目に入ったのは、ものすごくクリアな湯!
源泉温度39度の単純硫黄泉
浴槽の底は大きな石と小さな石が敷き詰めてありその間から源泉が湧き出す足元湧出の湯
硫黄泉だけど湯の花も白濁もなくただただ透明の湯!
座る位置を決め
ただただ、ゆっくり浸かるのみ・・・ ぬるめの湯ですのでいつまでも入っていられるような温泉です。
次は上の湯
温泉神社の隣にある小さな湯小屋
こちらも、底が見えるエメラルドグリーンの極上湯です。
飲泉にも適しているようで、
皆、ポリタンクとか、ペットボトルとか持ってきて、温泉入ったついでに、飲み水として汲んでいきます。
同浴の方に聞くと、約2週間位おくことで硫黄分は抜け”アルカリ性の名水”となるそうですよ!
出水市から、2ヶ所「九州温泉道」に選出されてますが、
どちらもいいお湯でした。 近所にあったらいいのにな~
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