周防大島にある陸奥記念館へ
記念館前にあるのは沈没した陸奥の右舷錨と錨鎖
1943年(昭和18年)6月8日、周防大島沖合の柱島水道に警泊中、謎の大爆発を起こし沈没した戦艦陸奥
戦後1947年(昭和22年)に初の引き揚げが試みられたが、海底42mでの作業は困難を極め、間もなく中止。
そして1970年(昭和45年)6月遺族や生存者らの20年越しの熱意が実り、引き揚げ作業が再会。
8年間にも及ぶ作業の末、乗組員の遺骨・遺品・主砲など艦体の75%が引き揚げられた。
陸奥記念館はこの引き揚げによって回収された物品をはじめ、全国から寄せられた遺品・資料を展示しています。
国内には多くの旧海軍関連の資料館がありますが・・・
ひとつの艦をテーマにした資料館でこれほどの規模のものは、呉の「大和ミュージアム」以来ですね。
見応えありです。
陸奥記念館 入館料430円/9:00~16:30/年中無休
記念館すぐ横の丘には、引き揚げられた戦艦陸奥の副砲・スクリュー・艦首が野外展示されています。
野外展示場の一角には、戦艦陸奥の慰霊碑が建っています。
爆発当時1474名が乗艦していましたが、救助されたのは353名で1121名が犠牲となり
死者のほとんどが溺死ではなく爆死だったのが爆発の大きさを物語っています。
此の先、4,5kmの地点が戦艦陸奥の爆沈地点
爆沈現場を目視できます。
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