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ヒレタゴボウ・1~花

 アカバナ科チョウジタデ属の「ヒレタゴボウ(鰭田牛蒡)」。熱帯アメリカ原産の一年草で1955年に愛媛県で確認されその後四国一帯に拡がり今では関東地方以西で見られる。湿地に生育ししばしば水田雑草として迷惑な存在になっている。葉は披針形で先端は尖り基部に“ヒレ”のような翼がある。同属のチョウジタデがタゴボウと呼ばれるために名付けられた。「アメリカミズキンバイ(亜米利加水金梅)」の別名がある。
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アメリカキンゴジカ・2~花後

 アオイ科キンゴジカ属の「アメリカキンゴジカ(亜米利加金午時花)」。熱帯アメリカ原産の一年草でゴジカに似ており花色が黄色いために名付けられている。 “午時”は昼頃に咲くという意味だが、この日は午前9時頃に開花を見ていてその後午前11時頃にもう一度見に来ると写真のように花は閉じていた。開花時間は2~3時間でひとつの花は3~5日で終わってしまうようだ。当地で見られるキンゴジカとは生育場所が異なるので何とも言えないが、アメリカキンゴジカのほうが早く閉じてしまうように思える。
 そもそも“午時花”の名前は“午の刻(正午)”に咲くという意味だが、この株では相応しくなく“辰時花(午前8時頃)”とか“巳時花(午前10時頃)”になってしまう。これが温暖化の影響ならば深刻ではある。
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