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ショクヨウガヤツリ

 堀之内洗馬川公園付近の大栗川畔に生育している「ショクヨウガヤツリ(食用蚊帳吊)」。カヤツリグサ科カヤツリグサ属の多年草で原産地は不明。ヨーロッパ、アフリカ。アジア、オセアニア、南北アメリカなどの熱帯~温帯に分布している。地中に出来るナッツ型の塊茎が甘く古来より食用に利用されている。私は食べたことが無いが“タイガーナッツ”の名で流通しているようだ。栽培種の塊茎に対して日本に帰化している野生種のショクヨウガヤツリの塊茎は小さく食用には向かないようだ。
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ガガイモ・6~開花2

 キョウチクトウ科(←ガガイモ科)ガガイモ属の「ガガイモ(羅摩)」。陽当たりの良い野山や河川敷などに生育しているつる性多年草で8~9月に葉腋から短い円錐花序を出し直径1センチほどの花を数個固まって咲かせる。私はここ多摩ニュータウンの南大沢に住み始めて20年以上になるが、以前は道端のあちこちでガガイモが蔓を伸ばしていた。今は開発が進み緑地や空き地が減って年々その生育場所が減ってきた。
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マルバチシャノキ

 ムラサキ科チシャノキ属の「マルバチシャノキ(丸葉萵苣の木)」。関東地方以西の山地に分布する落葉小高木で若葉がレタス(萵苣)のような味がして葉が丸いので名付けられている。5月頃に白い小さな花を咲かせ果実は秋に黄色く熟す。写真は若い果実で直径は2センチほど。どう見ても今の季節の葉は固く不味そうなので来春の若葉の味を楽しみにしよう。
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