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ハルニレ・2~雌性期

 裏高尾の小仏川沿いに生えている「ハルニレ(春楡)」。ニレ科ニレ属の落葉高木で春に花を咲かせることから名付けられている。雄性先熟で早春に開花し雄蕊を出して花粉を飛ばした後、雌蕊の白い柱頭が目立ってくる。高木になるので花をなかなか間近で見られないが、雄性期には赤く見えていた花は雌性期には青白っぽく見える。ハルニレは日本全土に分布しているが特に北海道など寒冷地に多い。一方アキニレは南方系で本州以南に多く分布している。さて昭和38年に大ヒットしたあの歌の“ニレ”はハルニレなのか、それともアキニレなのか。

『高校三年生』
作詞:丘灯至夫 作曲:遠藤実 歌:舟木一夫 昭和38年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
コメント ( 6 ) | Trackback ( )
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コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
 
 
アキニレか?それとも・・・ (ぶちょうほう)
2025-04-04 14:22:41
多摩NTの住人様 こんにちは
アキニレは西三河でもたびたび目にする木ですが、ハルニレについては未だそれと気づいて目にしたことはありません。

「高校三年生」の作詞者丘灯至夫先生は福島県郡山市出身だそうですが、そこで見た景色をイメージして作詞されたかどうかですが、ご本人亡き後になってしまい、確認不能ですね。

この歌の場合、樹種はケヤキか紅葉する高木類がベストだったような気がしました。
 
 
 
Unknown (平家蟹)
2025-04-04 15:09:48
ハルニレは寒い地域に多くアキニレは南方系ですか
こちらではアキニレに比べてハルニレが少ないけど納得です
 
 
 
ぶちょうほう様 (多摩NTの住人)
2025-04-04 18:49:36
コメント有り難うございます。当地でもアキニレは街路樹になるほどですが、ハルニレは極めて稀です。福島県だとどちらも可能性がありますね。
 
 
 
平家蟹様 (多摩NTの住人)
2025-04-04 18:51:08
コメント有り難うございます。貴地でもアキニレのほうが多いですか。ハルニレは寒冷地に分布しているようです。
 
 
 
高校三年生 (西やん)
2025-04-04 21:08:57
高校の同級会があると最後はこの歌で締めます。
ニレの木はそれほど思い入れはありません。
高校の庭にはプラタナスがいっぱい植えられていました。
 
 
 
西やん様 (多摩NTの住人)
2025-04-05 07:54:09
コメント有り難うございます。我々の世代には懐かしい歌ですね。私の高校では桜だったような記憶です。
 
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