元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
アメリカキンゴジカ・1~開花
大栗川の遊歩道脇で開花した「アメリカキンゴジカ(亜米利加金午時花)」。アオイ科キンゴジカ属の一年草で熱帯アメリカ原産。1950年に群馬県で帰化が確認され今は本州~九州に拡がっている。キンゴジカの葉の基部が楔形になるのに対して本種はやや円形や心形になるので見分けられる。開花期は8~10月で直径1.2センチほどの淡黄色の花を咲かせる。
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サギソウ・3~開花
ラン科サギソウ属の「サギソウ(鷺草)」。低地の陽当たりの良い湿地に生育する多年草で7~9月に長さ3センチほどの純白の花を咲かせる。唇弁は大きく拡がり3深裂して左右の縁は細かく裂けまるで白鷺が翼を広げたような形になる。花の基部に見える黄色い部分は葯室でその下の緑色のU字型のものが雌蕊の柱頭になる。U字の中央に同じ緑色に見える丸いものがあるがここは穴になっていてポリネーターが距に入る入り口になる。
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