元サラリーマンの植物ウォッチング第6弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part6
ナガバノコウヤボウキ・4~大平林道
奥高尾“大平林道”で咲き始めた「ナガバノコウヤボウキ(長葉高野箒)」。キク科コウヤボウキ属の落葉小低木で東北地方以南の山地に分布している。同属のコウヤボウキの花期は晩秋だが本種は8~10月に開花する。一年枝の葉は卵形になり互生するが二年枝には細長い葉が輪生状に付きその中心に頭花が付く。花は両性の筒状花が5~7個あり白い花冠は5深裂し線形の裂片が捩じれる。
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アイナエ・4~中山地区4
中山地区の農道で咲き始めた「アイナエ(藍苗)」。マチン科アイナエ属の一年草で草丈は5~6センチ。8~9月に直径2~3ミリの白い花を咲かせる。科名のマチン(馬銭)とはインド原産の常緑高木で、その種子を漢方では馬銭子(まちんし)と呼び苦味健胃薬になる。ストリキニーネ(strychnine)も主にマチンの種子から抽出する。名前の由来は不明で藍とは無関係のようだ。
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