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ヒロハフウリンホオズキ・2~大栗川

 ナス科ホオズキ属の「ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴酸漿)」。熱帯アメリカ原産の一年草で世界の温帯~熱帯に広く帰化している。当地では5年前に堀之内はぐくみの森緑地で生育を確認したが、その後、度々の草刈りでその後消滅してしまった。これは堀之内洗馬川公園付近の大栗川畔で咲いたもの。ここでは数年前から整備工事が行われ遊歩道やミニ親水施設的な護岸が完成したが、その際に土手に持ち込まれた土に多くの種子が含まれておりそれらが一気に発芽した。このような方法で日本各地に外来種が拡散していくのだろう。
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ヌマトラノオ・3~小泉家屋敷

 鑓水“小泉家屋敷”の庭に咲いている「ヌマトラノオ(沼虎の尾)」。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で7~8月に茎の先に総状花序を出して直径5~6ミリの小花を多数咲かせる。同属のオカトラノオよりは花期が1ヶ月ほど遅い。ここでは6年前までは小さな群生を見ていたが、その後しばらく花を見ていなかった。それまではこの庭は湿地とまでは言わないものの常に湿った環境だったが、ここ数年は猛暑の影響か少し乾き気味だった。昨年の東京の梅雨期間の降水量は平年を大きく下回る空梅雨だったが、今年の梅雨は短かったが雨は昨年より多く関東地方の水がめ(利根川水系、荒川水系、多摩川水系、相模川水系)の貯水率は現在80%を超えている。ここの庭も以前よりは水分が増えたようだ。
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キンゴジカ・3~中山地区3

 中山地区の農道に咲いている「キンゴジカ(金午時花)」。アオイ科キンゴジカ属の一年草もしくは多年草で東南アジア原産。世界の熱帯~温帯に掛けて広く帰化している。日本では本州~九州の市街地や草地などで見られる。アオイ科のゴジカと同様、正午頃に開花するので名付けられているがここでは午前10時頃には咲いている。
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