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ヒメキンミズヒキ

 奥高尾の山道に多く生育している「ヒメキンミズヒキ(姫金水引)」。バラ科キンミズヒキ属の多年草で全国の山地の谷沿いなどやや湿った場所に分布している。草丈は10~30センチで8~9月に直径5ミリほどの5弁花を数個付ける。同属のキンミズヒキの花は雄蕊が10本以上あるが本種は5~6本と少ない。
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キツネノカミソリ・3~日影林道

 奥高尾“日影林道”の道端で咲き始めた「キツネノカミソリ(狐の剃刀)」。ヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で細長い葉をキツネの剃刀に見立てている。花被片は6枚で雌蕊と6本の雄蕊は花冠の外には出ない。同属のオオキツネノカミソリの雄蕊は花冠の外に突き出るが、私はまだ見たことが無い。分布域は関東地方以西のようだがキツネノカミソリよりは標高の高い場所に自生しているようだ。
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オニルリソウ・6~草姿

 ムラサキ科オオルリソウ属の「オニルリソウ(鬼瑠璃草)」。全国の山地の林内や草地に分布する多年草で茎は直立し上部が斜上して良く分枝し草丈は50~100センチになる。花期は6~8月で巻散花序に直径3~4ミリの花を咲かせ果実は長さ3~4ミリの分果になる。写真はその草姿で草丈は60センチほど。
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