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ヒマラヤスギ・11~昭和記念公園

 マツ科ヒマラヤスギ属の「ヒマラヤスギ(喜馬拉耶杉)」。ヒマラヤ山脈原産の常緑高木で雌雄同株。雄花序は夏から育ち始め開花時には5センチほどになる。しかし雌花序は小さく開花する頃にやっとわかる。夏の終わりからあちこちのヒマラヤスギを見て回りこの日やっと長さ5ミリほどの雌花序を見つけた。これが受粉し果実が熟すと長さ10~13センチの大きな球果になる。球果の鱗片は外側から剥がれ落ち残ったものがバラの花のような形状になる。これは昭和記念公園のもの。
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スズサイコ・9~種髪

 キョウチクトウ科(←ガガイモ科)カモメヅル属の「スズサイコ(鈴柴胡)」。6~8月に直径1.5センチほどの花を咲かせ果実は細長い袋果になる。果実は長さ7~8センチでキョウチクトウガガイモと同じように種髪を飛ばす。
 ここは多摩川土手の自生地で花期には十数株が見られた。しかし夏に来た時には草刈りの真っ最中で辛うじて数株だけピンクテープで囲われて残っていた。その後、果実が裂開したこの姿を撮りまた日を置いて訪れると、残されていた株は全て刈られ、たくさん稔っていた果実は跡形も無くなってしまいピンクテープは枯れ草の中に埋もれていた。がっかり。
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