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カワラノギク・5~痩果

 キク科シオン属の「カワラノギク(河原野菊)」。関東地方の限られた河川に生育する一稔性二年草で環境省レッドデータでは絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されている。果実は痩果で長さ3ミリほど。冠毛も3ミリほどでやや赤み掛かっている。この種子は来年の春に発芽してロゼットで過ごし翌年の秋に開花する。中には発芽した年に開花するものもあるようだ(可変性二年草)。
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コシオガマ・9~熟果

 小山内裏公園の林縁に出現した「コシオガマ(小塩竈)」。ハマウツボ科(←ゴマノハグサ科)コシオガマ属の半寄生一年草で陽当たりの良い草地に生育する。花期は9~10月で果実は長さ1センチほどの蒴果になる。果実は熟すと縦に裂開し中から長さ1ミリほどの褐色の細かい種子を出す。
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