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ヒマラヤスギ・14~受粉

 神代植物公園の遊歩道脇で低く枝を伸ばしている「ヒマラヤスギ(喜馬拉耶杉)」。マツ科ヒマラヤスギ属の常緑高木で花期は11月頃。写真は雌花序で長さ1ミリほどの"への字”形の鱗片の中に見える長さ0.2~0.3ミリの褐色の扇形のものが雌蕊だろう。先日、昭和記念公園で見た雌花序では雌蕊はまだ緑色だったので、こちらは受粉して少し成長した姿だ。直径5ミリほどのほぼ球体に見えていた形は少し伸びて1.5センチほどになっている。この後、冬の間は大きさはほとんど変わらず春になると一気に大きくなる。またこの間に枯死するものも多いようだ。
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ツメレンゲ・5~若芽

 ベンケイソウ科イワレンゲ属の「ツメレンゲ(爪蓮華)」。関東地方以西の陽当たりの良い岩場などに生育する多年草で、発芽してから3年目に花を咲かせその後枯死する。しかし微細な種子が散布されておりその周りには毎年新しい新芽が成長している。写真はおそらく2年目の芽と思われその直径はわずか7~8ミリ。
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