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ヒロハホウキギク・1~花

 多摩ニュータウン通り横の大田橋で見掛けた「ヒロハホウキギク(広葉箒菊)」。キク科シオン属の一年草で北アメリカ原産。1960年代に北九州で確認され今は関東地方以西に広く分布している。同属のホウキギクの花径が5~6ミリなのに対して本種は7~9ミリと少し大きい。当地では同属のホウキギクは過去に見られたようだが、今はこのヒロハホウキギクしか見られない。全国各地でもホウキギクが衰退し本種が勢力を拡げているようだ。
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クサボタン・9~日影林道

 キンポウゲ科センニンソウ属の「クサボタン(草牡丹)」。葉はボタンのように浅く3裂し茎は直立し70~80センチになる。草本のように見えるが茎は木質化し落葉低木になる。奥高尾では一丁平付近の巻き道で雌雄の株を見ていたが今年は雄株が一株しか見られない。見逃したのだろうか。そこから小仏城山を経て日影林道を下り始める辺りでも去年まであった道端の株が草刈りされたのか見当たらない。残念に思いながら林道を下っていてつづら折れ付近で漸く見つけた雌株。まだ若い果実だが熟すと痩果は褐色になり冠毛は綿毛のように拡がる
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