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ゴンズイ・5~九兵衛坂公園

 久兵衛坂公園の林縁に生育する「ゴンズイ(権萃)」。ミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小高木で、春に淡緑色の目立たない花を咲かせ、秋にド派手な果実を稔らせる。名前は魚のゴンズイが由来とする説があり、役に立たないことを意味している。
 植物と魚介類の名前が同じ音のものは、ゴンズイのほかにサワラ(椹と鰆)、ハゼ(櫨と鯊)、ハス(蓮とはす※)、カキ(柿と牡蠣)、オヒョウ(於瓢と大鮃)などが挙げられる。全く同じではないが関連しているものとしては、タコノキ(蛸の木)・タコノアシ(蛸の足)とタコ(蛸)、クリ(栗)とハマグリ(浜栗)、カニクサ(蟹草)とカニ(蟹)、シジミバナ(蜆花)とシジミ(蜆)、タイツリソウ(鯛釣草)とタイ(鯛)などがある。由来を考えると面白い。
 ※はすの漢字は魚へんに時
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ヒメワラビ

 ヒメシダ科ヒメシダ属の「ヒメワラビ(姫蕨)」。野山や低山の林縁に生育する夏緑性シダで葉柄は50~60センチになる。ワラビに似ているが葉が薄く弱々しく見えるということで名付けられているが、シダ初心者としてはその薄さの程度がまだ良くわからない。

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