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ユズリハ・4~輪生

 清水入緑地外周に生育している「ユズリハ(譲葉)」。ユズリハ科ユズリハ属の常緑高木で雌雄異株。その葉は長さ20センチほどで、枝先に螺旋状に付く。下から見上げると風車のように見えた。ユズリハは春に若葉が展開すると古い葉が落ちていくので、子に代を譲る親になぞらえ子孫繁栄を表す縁起の良い樹とされている。
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トウネズミモチ

 新型コロナウイルスに振り回された2020年があと1日でやっと終わる。今年の干支は庚子(こうし・かのえね)で“新たな芽吹きと繁栄の始まり”という意味を持っていたが、繁栄には程遠くウイルスの芽生えと繁栄の1年になってしまった。来年はワクチンや治療薬によりウイルスを追い払う1年であって欲しい。2021年の干支は辛丑(しんちゅう・かのとうし)で“痛みを伴う幕引きと新たな命の息吹き、希望”ということのようだ。コロナの痛みに幕を引き、希望が持てる年だと理解したい。
 ちなみに干支とは十干と十二支を組み合わせた60の周期になり、十干は甲(コウ)、乙(オツ)、丙(ヘイ)、丁(テイ)、戊(ボ)、己(キ)、庚(コウ)、辛(シン)、壬(ジン)、癸(キ)で、十二支は子(シ)、丑(チュウ)、寅(イン)、卯(ボウ)、辰(シン)、巳(シ)、午(ゴ)、未(ビ)、申(シン)、酉(ユウ)、戌(ジュツ)、亥(ガイ)になる。
 写真はモクセイ科イボタノキ属の「トウネズミモチ(唐鼠黐)」。中国原産の常緑小高木で6~7月に白い小さな花を多数咲かせ、晩秋に果実を稔らせる。
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