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コナラ・3~発芽

 今日は二十四節気の“啓蟄”。冬籠りしていた土中の虫が、大地が温まり這い出てくる頃を言う。写真は長池公園“つくいけの道”をランニング中に道端で見つけた赤いもの。これは目覚めた昆虫が大あくびをしているわけではなく、「コナラ(小楢)」のドングリが発芽したもの。コナラのドングリは乾いた土では発芽しないが、適度な湿気がある地面に落ちると根を伸ばし、このあと本葉が展開する。しかしこうして成長しても雑木林では大木の下で日差しが十分に当たらず、ほとんどの幼木は育たない。コナラはブナ科コナラ属の落葉高木。
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セントウソウ・1~咲き始め

 セリ科セントウソウ属の「セントウソウ(仙洞草)」。仙人が住むような山奥の洞に咲くという意味で名付けられている。早春に他の花に先駆けて咲くが“先頭草”ではない。最近は暖かい日があったが、寒い日もありセントウソウの花弁はまだ十分に開ききっていない。細い切れ込みのある葉がセリバオウレンに似ているために「オウレンダマシ(黄連騙し)」の別名もある。
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