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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

坊っちゃん殺人事件 内田康夫 1997年6月3日 中央公論社

2015-12-14 06:34:27 | ミステリー
居候のルポライター、浅見家の「坊っちゃん」光彦は、四国松山に漱石、子規、山頭火の足跡をたどる取材に出た。途中、瀬戸大橋で出会った美女から痴漢に間違われるが、数日後、彼女は絞殺体で発見される。さらに、好奇心で覗いた句会では、主宰の老俳人が毒死した。連続殺人の渦中に立たされた浅見光彦は、事件の鍵は「俳句」にあるとにらむのだが・・・・・・。浅見光彦自身が記した危険な事件簿!
裏表紙より。
『浅見光彦自身が記した』・・・・・・
何も考えずに取ったけど、また「シリーズ異色作」の予感。
元の本は1992年11月。



プロローグ

「しかし浅見ちゃんも次から次、いろいろと考えつくもんだねえ。窮すれば通じるっていうやつかな。うちの連中にも発想のコツを教えてやってもらいたいもんだ」
うるせぇよwww
そして光彦は、四国松山へ取材に向ったのです。




第一章 松山文学散歩

 小粒とはいえサザエはサザエ。まあまあ不味くはなかったけれど、なんだか騙されたような気分になって外に出た。
いきなり現地の商人のあくどい部分を見せつけるスタイル。
※この物語はフィクションです。



 美人であることにももちろんだが、それよりもむしろ、ああいう遊覧船にたった独りで乗る女性客の心理に、ぼくは興味をおぼえ、彼女が目の前を通り過ぎてゆくのをずっと見送った。はた目には、ずいぶん間抜け面に見えたかもしれない。
こういうことをやってるから、後で困ったことになる。



 ホテルに戻ると、駐車場にあのジャガーがあった。このホテルのどこかにマドンナがいるのだ。連れの「男」とは遭遇できたのだろうか。いまごろは二人で――と、あらぬ想像をしながら毛布をひっかぶって、寝た。
浅見光彦(33歳独身)。
ここまで(15ページ)で既に情けなさがフルスロットル。
嘘みたいだろ?これ、名探偵なんだぜ?



 まあしかし、そうは言ってもスピードは出さないほうがいい。ぼくは制限速度をわずか10キロだけオーバーして、ゆっくり走ることにした。
『ネズミ捕りぐらい不愉快なものはない』――
気持ちはわからなくもないけど、偉そうに言えることじゃないからな!w
実際制限速度で走るのも危ないけど。無茶な追い越しかけるバカがいるから。



「まあ、いいでしょう。気をつけて行ってください」とそっぽを向いた。
 何がいいでしょうだ――と文句をつけたいところだったが、もとより警察相手に喧嘩を売るつもりはないから、ぼくも「ご苦労さんでした」といやみな挨拶をして車をスタートさせた。
偶然昨日の美人と向かう方向が同じで、
付け回されたと感じたらしいあちらさんが交差点にいた警察官に相談。
無駄な足止めをくらった光彦でありました。
・・・・・・他人様をじろじろ見てっからこうなる。反省しなさい。



 まったく、日本中を車で走り回っているけれど、その割に大きな事故に遭遇せずにすんでいるのは不思議なくらいだ。近頃は、こっちが安全運転していても、中央分離帯を乗り越えて突っ込んでくる威勢のいい車があるからたまったものではない。くれぐれもスピード違反など、しないようにしよう。
おまえwww
10ページ前読み返せ!w


翌日。
近くで首を絞められた女性の死体が発見されたニュースを見た光彦。
俳人の取材を進めるも、どうしても気になるらしく、警察署の様子を窺う。
(さて、どうしようかな――)
どうもしなくていい。
仕事しなさい・・・・・・ところが。




第二章 悲劇のマドンナ

 ぼくは呆然として、しばらく動くことも忘れていた。
 死んだのはどうやら、ぼくを睨みつけて「その人は何ですかな?」と言った、あの老人らしい。
『どうしようかな』のあと「句会」を見学した光彦でしたが、
なんと光彦が句会を立ち去ってすぐ、その句会で人が死んだというのです!


ニュースを見て驚いていた光彦の下には、予想外お約束の来客が。
「えっ、それじゃ、あのジャガーの彼女、殺されたのですか?」
【衝撃】昨日の絞殺死体は、光彦を痴漢と間違えた女だった!


「ほほう、自分から言うてくれるとは思わんかったなあ。それなら話が早くてわれわれも大いに助かる。そしたら、とにかく署まで来てもらいましょうか」
哀れ光彦は、『トンカツ』に連れられて警察署へ・・・・・・。


トラブルはそれだけで終わらない。
 間の悪いことというのは、往々にして重なるものである。しかし、ふんどしかつぎがぼくを指さしたことの意味を、ぼくは不覚にも一瞬、摑みかねた。
「句会」で死んだ老人に、大きな声を出したことで睨まれていた光彦は、
そちらの事件でも容疑者として扱われる羽目に。
日頃の行いって大切ですね(´・ω・)



 それはともかく、警察にあらぬ疑いをかけられたのは面白くないが、思いがけなく捜査当局の真っ只中に入り込めたのは望外であった。多少の不愉快さえ我慢すれば、尋問を通じて、いろいろなことが分かってくる。先方もぼくについて分かったことが多いだろうけど、ぼくのほうも、それ以上に状況が飲み込めた。
『兄の名誉を守るため』『愚弟なりに』『気を遣っている』と言ってすぐこれ
反省の色無し・・・・・・有罪(ギルティ)!ドギューン

しかしまぁ、毎度のことながらどっちが尋問してんだかって話だよ!



「トンカツ!」
※この物語はフィクションです。




第三章 山嵐対赤シャツ

 しかしまあ、そういう浮かれムードが冷え冷えと消えて、シャネルもジバンシーもグッチもサッチもいかなくなって、世の中が少し落ちついてきたのは何よりだ。
バカ言ってる場合か!w
◎今の状況
取り調べを受けた翌日、光彦の意見に耳を傾けた刑事『山嵐』と共に、
句会で死んだ老人の遺体を調べようとした結果・・・・・・
遺族に迷惑行為として通報されて、またも警察の厄介に。

「浅見さんにお願いしたのは、あくまでも自分であります。心ならずもあのような結果を招きまして、ご迷惑をおかけしましたが、それはすべて自分の責任でありまして、浅見さんには何の罪もありません」
『山嵐』・・・・・・(´;ω;`)ブワッ
そんな『侠気』を、『あほやな』で片づけた『赤シャツ』はくたばれ。


事件の『重要証拠品』が遺体に残っているはずだったのに――
このままでは遺体は出棺、おまけに協力してくれた『山嵐』は処分・・・・・・
しょんぼりしていた光彦の下に、救いの女神が!
「ありました。浅見さんがおっしゃった場所かどうか、ちょっと違うかもしれませんが、この辺りのところに・・・・・・」
 真理子は「お尻」とは言えずに、臀部を大事そうにそっと触った。いや、誰だって彼女のお尻なら大事に扱いたくなるだろう。
サイテーだな光彦・・・・・・。
33歳は、もう十分「オッサン」なんだなぁ。



 やはりぼくにはマドンナよりナデシコのほうが相応しい――と勝手に決めた。大和撫子というと何だか強そうだが、ナデシコは可憐な花である。花言葉は――そんなものは知らないけれど、きっと「優しい愛」だとか「あなたのおそばに」なんていうやつだと思う。いや、そうに違いない。
黙れ!そしてしね!




第四章 バッタと撫子

 水沼真理子はスーツの上だけを白いセーターに着替えていた。唇にわずかに差した紅の色がまさにナデシコの可憐さを思わせる。痩せ型の彼女には、セーターも良く似合う。細い首や腰の辺りのくびれが強調されて、思わず支えてあげたくなるほどだ。いいなあ、いいなあ――と胸がときめいたが、十三も年齢差のあるおじさんを、彼女がどう見ているか考えたとたん、気分が萎えた。
愛に年齢差は関係無いんじゃよ?
まぁ・・・・・・おまえは・・・・・・ダメだけど(´・ω・)(・ω・`)ネー

警察が見逃していた証拠を発見した光彦オッサンのことを、
被害者の孫娘である水沼真理子・・・・・・『ナデシコ』はスッカリ信用した模様。
「捜査のメドがつくまでは、松山に滞在できると思いますよ」
「ほんとですか」
 たちまち喜色がナデシコの頬を薄紅色に染め上げた。これを見たいばっかりに、ぼくはまたしても泥沼に足を踏み入れることになる。
「身の破滅 呼ぶは己の 下心」なんつって。



「それはあなた、人は見かけによらんというでしょうが」
「いえ、人は見かけによりますよ。うわべだけの笑顔や、おいしい言葉なんかに誤魔化されなければ、どこかにその人物の資質は表れるものです。逆に、どんな粗末な身なりをしていても、豊かな精神の持ち主からは、魅力が発散するものではないでしょうか」
現場の状況やら動機やらで犯人を特定した「つもり」の警察を後目に、
光彦が解き明かす事件の真相とは・・・・・・?



なんだか他の作品より光彦がオッサン臭い気がする。
それと同時にワガママ坊っちゃん感もする。
『自作解説』で著者が『特筆すべき異色作』と言うだけあ・・・・・・
あれっ、これシリーズに「問題作」と「異色作」しかないみたいじゃない?
今度は「普通の浅見光彦」について書こう。

自作解説

 こんな風に自分の作品を「面白い」とベタ褒めすると、アホじゃないかと顰蹙を買うかもしれませんが、作家は誰でも本心ではそう思っているものなのです。そう思わずに小説を書き、売っているとしたら、それは読者を欺瞞するにひとしい。ただし、それをこんな具合に吹聴するのは、正直で単純でお人好しな僕ぐらいなものであることはたしかです。
やかましいわ!w

機動戦士Vガンダム ③マリア・リーディング 富野由悠季 1994年1月1日 角川書店

2015-12-13 08:04:45 | ガンダム
※12月30日タイトル修正。「⓷」→「③」

ジブラルタルの激しい攻防を経て、ウッソたちは戦艦リーンフォーJrで宇宙へと翔びたった。標的はザンスカール急先鋒、タシロ・ヴァゴ大佐率いるカイラスギリー艦隊。そこには脅威の破壊力を秘めたビッグ・キャノンが配備されていた! 恐るべき大艦隊の奇策を以って挑むリガ・ミリティア。だが、そのさなかシャクティがクロノクルに攫われてしまう。ウッソはシャクティ救出のために、ザンスカール本国へと潜入するが・・・・・・。緊迫の第3弾!
裏表紙より。
3巻から中身の紹介文が裏表紙へ、著者の紹介文が前袖へ。
つまり「本」のデザイン変更の瞬間を目の当たりにしたのだ!
※「!」つけるほどのことじゃない。
なお本編では一貫してリーンホースなので注意されたし。





 ウッソは、大人たちの感覚とか思考とかいうものをなぞる癖がついていた。
 大人というものは、目の前の事態に対処する器用さをもちながら、いつも保身を考え、その反動で、いつもどこかで、ほかの人にとんでもない夢とか理想的な行動を期待しているようにかんじられた。
何をするにしても、まず「毎日3回ご飯食べたいお・・・・・・」という
「現実」に縛られるのが『大人』なのかもしれない。



1 ラゲーンの初動

『作戦行動中にも、こういうことができるという自分は、大人になったものだ・・・・・・』
 いってしまえば、そういう満足感があった。
リガ・ミリティア(=ウッソたち)を追ってジブラルタル行きが決まったクロノクル。
ジブラルタルからなら宇宙へ翔べるということで、
治療のためにカテジナをザンスカール本国へ送る手筈を整えるの巻。
感謝されなかったことで不貞腐れず、やれることはやってやろうという姿勢。
クロノクル、10ポインツ!



2 シュラク隊 オルテガ隊

「じゃ、行きます」
 マーベットは、オリファーに、二機をまかせてくれることについての感謝の敬礼をしてみせた。規律を重んじている小隊長といった姿を、部下のふたりにみせたかったのだ。
 しかし、マーベットの軽い敬礼の挙動は、コニーとミリエラからみれば、愛人同士がちょっとしたお別れ、また後で寝ましょうね、というような合図にしかみえなかったが、そのことで、ふたりは笑うことはしなかった。
マーベットとシュラク隊の面々の溝は、まだまだ埋まっていない模様。
世の上司がオリファーの立場になったら胃が痛くなるに違いない。



3 フライパンの下

 マンデラ・スーンは、まだうら若い士官が、会議室にあらわれたときには、さすがに、裏切られたとかんじた。
※マンデラは宇宙へシャトルを飛ばしている「宇宙引越公社」の偉い人。

『うら若い士官』ことクロノクル、交渉内容は「シャトル貸してくれお」。
『政治的には絶対中立の立場をとっている』組織を動かせるか!?
「それだけというが、それこそ、宇宙引越公社の主権をおびやかすことになる」
「理解しているからこそ、まげてお願いしたい、と申しております」
 マンデラは、やさ男のクロノクルの率直な物言いに、骨があるとかんじた。ギロチンをふりかざしてみせたザンスカール帝国にも、それなりの人物はいる、と認めるのである。
おおー、クロノクルやるじゃん!
『認めるのである』ってことはシャトル貸してくれそうだね!
クロノクル、10ポイン


「しかし、まげられませんな」
だが断る
「このマンデラ・スーンの最も好きな事のひとつは」
「自分で大人になったと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ・・・」

武力行使も辞さないことを伝えるも・・・・・・
「まず、可能性はありますまい。わたしは、ここで焼かれてもよい。職員のすべても、そう考えていましょう」
職員一同「えっ」

交渉の続きは、クロノクルの上司であるファラ待ちとなりました。




6 交渉決裂

 その瞬間に、時間との競争が始まった。
ご覧の通り、決裂です。
リガ・ミリティアとベスパの戦いが始まる・・・・・・!


「それができなければ、ここに置いていくだけだ。ニュータイプだろう! やってみせい!」
メチャクチャじゃないっスか(;゜д゜)
ま、やってみせるのがウッソな訳だけど。
わーウソみたーい。




7 ともに速攻

 一番元気の良いものが、まず撃墜されるという伝説は、ここでも証明された。
「臆病なくらいでちょうどいい」のはいつの時代も変わらないようであります!




8 ウッソの参戦

 四機が、ビクトリー一機にたいして、ビームサーベル戦をしかけようとするのだ。
ウッソ、ピンチ!
他の機体は何やってんの!援護はよ!


 一方的な勝利である。
あ・・・ありのまま今起こったことを話すぜ!
「4機で1機を集中攻撃したと思ったら味方が2機やられていた」
な・・・何を言って(以下略)
わーウソみたーい。(2回目)




9 戦場の命の音

 その張りつめたメッチェの返答に、クロノクルは、彼を愛した年増女を宇宙にいかせてあげたいと切実にかんがえているとかんじた。
そこは「愛した女」でいいだろwww

しかしまぁ、「宇宙に飛び立とうとしているシャトル(『時速七百キロ以上』)」に
ファラ(とクロノクル)を乗り移らせたメッチェは有能なんてレベルじゃないね。


 まさかそれが、人の名を呼んでいるとはおもわなかった。
・・・・・・(´・ω・)




10 リーンホース Jr

「わたしも、ウッソ君は、カサレリアにもどったほうがいいとおもう。そうでなければ、またモビルスーツにのせられるぞ。それで、ウッソ君がいいとはおもえないな」
連邦軍との連携が進み、どうにかリガ・ミリティアにも余裕が出てきたかな?
そういうことなら、そろそろ家に帰・・・・・・れないんだな、これが。

ピピニーデン率いる部隊が再び現れた結果、
ウッソ他子供たちは戦艦リーンホースJrから降りられず、そのまま宇宙へ・・・・・・。




13 ハイランドのジン

『すごく呼吸があっている!』
 男というものは、突然、出現した少女たちに、ふたりして一目惚れをすると、こういう能力が発揮される動物なのだろう、とウッソはひどく感心した。
そういうウッソは同年代の『少女たち』、エリシャとマルチナの姉妹を完全スルー
・・・・・・そんなに大人のお姉さんが好きかー!



『・・・・・・大人には裏と表があって、右と左をつかいわけるから、ちっとも肝心なところにたどりつかないんだ・・・・・・』
 ウッソは、腹はたたなかったけれども、ひどく悔しく無念なことだとかんじた。
リガ・ミリティアの指導者『ジン・ジャハナム』を名乗っている1人(要は影武者)と会って。
ウッソの両親の行方は未だわからず。

『表』と呼ぶべきものがあるなら、『裏』はついてくるものだかんね・・・・・・。




14 最後の晩餐

『・・・・・・なぜこうも潔く、タシロ・ヴァゴの私的な決定にしたがうことができるのだ?・・・・・・ふたりの関係がふかいばかりに、このような裁決にも、柔順でいられるのか?』
無事宇宙に上がったクロノクルとファラ。
しかしカイラスギリ―艦隊を指揮するタシロ大佐は、
リガ・ミリティアの始末に失敗したファラを『宇宙漂流』の刑に処す。
(わずかな食糧だけ持たせて宇宙にポイ)

『ふたり』の間では後で助けることで話はついてるんだけど、
『愛人関係』故のそういうプレイだとはクロノクルに想像できようはずもない。


 だいたい、イエロージャケット部隊をひきいて、地球侵攻作戦の指揮をとるという、自分の能力以上のことをさせられることも、ファラにとっては、かなり被虐的な行動なのだ。
 しかし、タシロがやってみせろといえば、やってみせるのである。
 できなければできないほど、タシロには、おもしろかったのであろう。
わー・・・・・・(ドン引き)
そういうプレイに巻き込まれた部下が哀れでならない。




15 パイロット・ウッソ

『とんでもないところに、ぼくは位置づけされている・・・・・・』
【悲報】ウッソ、先鋒に位置づけ
『ニュータイプ』っておだてとけば許されると思うなよ!
まったく!まったくなー!




16 対艦隊戦

「この宇宙から、地球の街をあっという間にぶっこわしちゃうことができるすげー兵器は、叩かないとな」
とてもわかりやすい今回の作戦の説明。
正確には、護衛の艦隊だけ潰してビッグ・キャノンは頂こうという『ふてぶてしい作戦』。
ズーズーしい連中だよ!




17 宇宙の白兵戦

「二隻目の戦艦の撃沈か。よせあつめの軍艦でつくった艦隊など、これでおじけづいて後退するだろう」
「いや、そうでもありますまい」
 スクイード1の艦長は、タシロの楽観論を否定した。
敵軍・・・・・・『ゲリラ』の性質を理解している名無し艦長。有能。
自分の『美学』が敵軍にも通用すると思っているタシロ。無能。

最終的にカイラスギリー艦隊は壊滅、ビッグ・キャノンは奪われましたとさ。
m9(^Д^)プギャーwwwwww


リガ・ミリティア並び連邦軍の完全勝利かと思いきや・・・・・・
18 歌にひかれて

「クロノクル・アシャーです。お母さまと会いたくありませんか?」
戦闘の最中、敵戦艦に堂々と侵入して少女誘拐・・・・・・!
子供にモビルスーツを奪われた男と同一人物だなんて信じられない。
その成長ぶりには涙すら出てくる。




20 子供たちの作戦

 その少年少女たちの率直な好奇心は、フロンティア精神といってもよいだろう。
攫われたシャクティを捜すため、ザンスカールに潜入する作戦を考える子供たち。

もっとも、大人たちもバカじゃない。
子供たちの動きに気がつかないワケはないんだけど・・・・・・
「やらせりゃいいじゃないの。そのぐらい元気でなくちゃ、ニュータイプじゃない」
「冗談じゃない。ウッソがそんなことを考えているとすれば、ビクトリーの一機や二機はもっていくぞ」
「いいじゃないですか。どのみち、空襲するんでしょ」
次はザンスカール本国を攻める予定らしいよ。


「ともかく気をつけさせよう。ウッソにビクトリーをもっていかれちゃこまるからな」
 そういうオリファーも、ウッソならそれくらいのことはやってみせるだろう、つまり、そのために、メカニックマンたちに警戒させるなどという無粋なことをさせるつもりはないのだ。
オリファーは空気が読めるメガネ。10ポインツ!


そして実行する子供たち。もちろんビクトリーも持って行きます^^
ザンスカール本国で、子供たちが見たものは・・・・・・?
そんな感じで3巻終了。

飲んではいけない飲みもの飲んでもいい飲みもの 渡辺雄二 2011年3月15日 大和書房

2015-12-12 06:03:29 | 健康
お茶飲料、紅茶飲料、コーヒー、炭酸飲料、栄養ドリンク、
野菜・果汁ジュース、スポーツドリンク、トクホ、乳飲料、
ゼリー飲料、ミネラルウォーター、アルコール・・・・・・。
あらゆるジャンルの飲みものを徹底リサーチ!
「香料が添加されたお茶」「添加物が大量に入ったダイエット飲料」
「実は身体に悪い豆乳」など、本当はお勧めできないものが多い。
その一方で、安心して飲める良品も少なくない――。
これで問題なし! 飲みものパーフェクト・ガイド!
裏表紙より。
『パーフェクト・ガイド』って言葉をゲームの攻略本以外で見るとは思わなんだ。



プロローグ

▶体内で「異物」となる合成甘味料

 これらの合成甘味料をふくむ飲みものを飲んだ人からは「まずい」「苦甘い」という声をしばしば耳にします。「スクラロースが入ったヨーグルトを食べたら吐いてしまった」という人さえいます。
そういう客がいっぱいいるんなら、商品は市場から駆逐されるんじゃないの?



第1章「飲んではいけない」飲みもの

コカ・コーラ
●コカ・コーラ カスタマーマーケティング
コカが香料に使われているかも?
『コカ』・・・・・・『麻薬(コカイン)の原料となる植物』
ええーマジでー

 そこで、日本コカ・コーラに問い合わせると「香料の内容については教えられない。天然香料をいくつもブレンドして使っている」といいます。ということは、コカを香料に使っている可能性もあり得るということです。そして、仮に使っていたとしても、制度上は問題ないのです。リストに載っているのですから。それにしても・・・・・・。
『リスト』・・・・・・『厚生労働省が出している天然添加物のリスト』
「マクドナルドは猫の肉」並の屁理屈だと感じるのは俺だけ・・・・・・?

で、コカ・コーラを調べたらこういうの出てきた→tokoharu
注目は「project」の特集3「コカ・コーラの本性に迫る!」
現在でもコカ・コーラ社は、この風味剤の成分と調合法は2人の重役しか知らないと公言していますが、
残念ながらその正体は割れています。現在のコカコーラの主成分は、砂糖・カラメル・カフェイン・リン酸
(酸味料として記述してある)・ライム・バニラ(成分表示には香料となっている)です。
ちなみにコカの葉はすぐに処方から落ち、コーラナッツの抽出物の代わりに高純度のカフェインを用い、
酸味料は当初クエン酸でしたが、やがてずっと安価なリン酸に変わりました。
・・・・・・こちらのHP、最終更新が2003年なんですけど
つまりこの本が出版される8年前には、こういう情報を入手できたということ。

ネットで拾える情報はどれも「今は入ってない」だし、
そもそも「コカ」自体は「コカ茶」なるものがあるくらい。
もちろんコカインにするための処理はしないのでフツーの飲みもの
「コカ茶」でググると飲んだことある人のブログが何件も出てくるから、
その人たちが全員麻薬的に(゜∀゜)アヒャっているかは自分の目で確かめてね!

要は「薬も過ぎれば~」ってことでしょうよ。
いわゆるカゼ薬だって「眠気が云々~車の運転やめろ」って注意書きがある訳で。



さて、この本に話を戻すと・・・・・・
・「コカ」とはコカインの原料である
・日本における「コカ」の添加物としての使用は法的に禁止されていない
・コカ・コーラには「コカ」が入っているかも?
・ドン引きだね~

こういう主張な訳よ・・・・・・なんだこれ。
まとめてみたらこの本にドン引きなんですけどー!


で、まだコカ・コーラへの非難は終わっていない。
 酸味料は、リン酸が使われています。リン酸をとりすぎるとカルシウムや鉄の吸収が悪くなることがわかっています。このほか、神経を刺激するカフェインが添加され、糖分は1本(500ml)あたり約56gふくまれます。
とりすぎると』・・・・・・便利な言葉だとは思いませんか。
なんだってとりすぎればよくないんですから。
糖分は数値を示している(これは確かに多い)のに、
リン酸は数値を示さないのがまた・・・・・・姑息だと思う!



主張の内容はこの様だし、「本の構成」も変なんだよな。

第1章 「飲んではいけない」飲みもの←言いたいことはわかる
第3章 「飲んでもいい」飲みもの←言いたいことはわかる
第4章 安全な飲みものの知識を知っておこう←言いたいことはわかる



第2章「飲んではいけない」と「飲んでもいい」の中間の飲みもの←は?




あらゆる『飲みもの』を名指しで「これはトンデモナイ飲みものだ!」と主張する割に、
その内容は「かもしれない」という可能性の話が多すぎる
「かもしれない」でボロクソに書いてんだけど大丈夫なのこれ。

著者が親の仇のごとく添加物を嫌っているのはわかった。
じゃー誉める方はどうかというと、『とにかくおいしい』て。
ただの感想じゃねーか!
「ペットボトルの材質」を誉めたケースも意味がわからない。
そういう情報は期待してねーよ!

食品に関心を持つのは大事なことだと思うけど、
この本は内容がトンデモで参考にならない
そういう本を何冊も書いてる人みたいだけど、全部スルー決定だわこれ。

武装錬金 5a friend of everybody 和月伸宏 2004年11月9日

2015-12-11 04:37:57 | 武装錬金
園を守るべく駆けつけたカズキと斗貴子。しかし、校庭に蠢く化物の恐怖に脅える生徒達には、化物を倒す二人も異形に映る。まきちらされた悪意に不信は広がり、カズキ達は生徒達の敵意の中、戦うことに・・・。
裏表紙より。
金曜日イズ武装錬金!
『私はカズキに何をした?』な第5巻!




第37話 同類項

カズキ「斗貴子さんこの霧――!!」
斗貴子「キミも気づいたか気をつけろ」
 「ようく目をこらすと中に金属の粒子が混じっている」
 「何の武装かはわからないが」
 これは武装錬金だ!
人の方向感覚、さらに電子機器をも狂わせる『チャフの武装錬金』・・・・・・!
地味だけど、こういうのが敵にいるとメンドクサイ。

学園に辿り着けるかも怪しい・・・・・・?と思いきや、御前様の案内で突破。
御前様は有能だなぁ。


生徒達?!?
 うわあぁぁああッ!!!
バタフライの自信作、『人型ホムンクルス調整体』の大群が生徒達に迫る・・・・・・!
もーダメじゃー死ぬんじゃー


カズキ、斗貴子 武装錬金!!
フゥーフゥー!

いやー間に合って良かったっスなー。
調整体、なんか数だけで弱っちいし、これで学園は大丈夫だね!
生徒達「・・・あんな化物と」
 「戦えるなんて」
 「あの二人」
 「人間か?」
えっ

そこに校内放送が・・・・・・
????「皆さん落ちついて聞いて下さい」
 「こちらは生徒会書記兼会長代理を務めています」
震洋「鈴木震洋です」
震洋「みんなの力で」
 「学校を守りましょう!」
震洋、いいこと言った!
プラス10ポイン・・・・・・

震洋「外で戦っているあの」
 「化物を!」
 「校舎に近づけてはなりません!!」
カズキ、斗貴子 !!
ぶち殺すぞ(´・ω・`)

『化物』・・・・・・
『悪意』は生徒達に感染していく・・・・・・!
岡倉「バカヤロウが!
六枡「岡倉!
 「大浜!
大浜「わかってる!
岡倉よし行くぞ!
 放送室だッ!!
走れ、三馬鹿!





第38話 a friend of everybody

御前様「!?」
 「カズキン!」
「落とす」ならともかく、「投げる」って出来るもんなの?学校の机。

バタフライ「まだ黄色い嘴のヒヨッコには」
 「この四面楚歌は沁みるだろう」
生徒達は完全にカズキと斗貴子さんを敵扱い・・・・・・(´・ω・)

大浜死にさらせッ
三馬鹿、放送室に到着!

しかし、殴り飛ばしても震洋の『化物共』発言は止まらない。
震洋「・・・何であれ素性の知れない者達には違いない」
 「それをこちら側の存在として認めるワケにはいかない」
※一般人に正体がバレては困るので、2人は顔を隠すようにしている。
ぬぬぬ・・・・・・!


岡倉「素性ならわかってる!」
斗貴子「え・・・」
岡倉あの二人は
 俺達の友達だ
岡倉戦っているのは俺達の友達!
 俺達みんなの味方だ!!
断言。
岡倉、いや三馬鹿それぞれに50ポインツ!

外の2人は敵か味方か?
生徒達が迷う中、調整体が1匹校舎内に侵入!
逃げ遅れたまひろ達が・・・・・・・!
まひろ「大丈夫だよ」
まひろ 私達みんなを!!
 守ってくれるッ!!!
イヤッッッフゥーーーーー!!!




第39話 湧きたつ力

バタフライ「オマエはもう用済みだ」
 「生徒と一緒に食糧になるがいい」
m9(^Д^)プギャーwwwwww

三馬鹿の言葉で気力を取り戻したカズキと斗貴子さん。
調整体をちぎっては投げちぎっては投げ・・・・・・
バタフライ「予想以上に戦士が強いのか」
 「それとも」
 私の調整体が予想以上に弱いのか
んー・・・・・・両方かな!


それでも数の力は怖ろしい。
調整体が2人の隙を突いた・・・・・・かに見えたその時!
机の直撃を受けて、攻撃は失敗に終わる。
岡倉「もう誰も間違えねェ!」
 「お前達が〝俺達みんなの味方〟なら
 「俺達みんなが〝お前達の味方〟だぜ!
ワーワーフゥーフゥー!!!!
「L・X・E」編、「陽」の名場面。

もちろん面白くないのはー
バタフライ人間風情が!
 食糧の分際で!
 図に乗るんじゃあない!!
自信作の調整体、机に怯んじゃったからなぁ。
『戦力としてだけならかなりのモノに仕上がった』んですっけ?(笑)

ここで調整体の切り札を発動!
まひろたち「合体して巨大化したァ!!」
この描写は・・・・・・どう見てもチ○ポコです。
『ライナーノート』を見るに、ギャグのつもりじゃなかったらしい。

なお『ホムンクルス〝蝶・成体〟』の戦闘力はお察し下さい。
「最後の手段に巨大化した悪者は絶対に勝てないよ!」


バタフライ「この力・・・
 「この強さ・・・
 まるで――・・・
(。´・ω・)?


パピヨン「見違えるほど強くなったな武藤カズキ」
 「だがほら俺もこの通り!!
このタイミングでパピヨン参戦!





第40話 死の胎動

ナレーション さかのぼること約一時間前
L・X・Eのアジトにて、ブラボー対ムーンフェイス。


ムーンフェイス「月齢は0~29」
 「その数に合わせて30の形態に〝増殖〟する」
 「これかこの月牙の武装錬金」
 サテライト30の特性
だってばよ的な能力。
頭の無い新月が1番強そう。

ムーンフェイス「30対1!
 「持久戦になるけど勝てるかな?」
ブラボー「1対30!
 「一体二分で斃せば一時間で済む!」
 行くぞ!!
短く見積もっても「1時間はかかる」って時点でもう術中だよね。

そして1時間経過――
宣言通りあと1人だ!
ムーンフェイス御覧の通り!
ムーンフェイス「ゴールは
 「キミの死!
これは・・・・・・\(^o^)/

しかしブラボーはブラボーだった!
ブラボー W―――
 武装錬金!!
 シルバースキン
 A・T!!
果たして『無敵防御対無限増殖』の結末は・・・・・・!?

残念ながら場面は学園に戻る。
パピヨン 黒色火薬の
 武装錬金!!
 我ながら
 強いよコレは
パピヨンの『ニアデスハピネス』でもう1匹の蝶・成体も消し飛び、
これにてバタフライの自信作は全滅。
えーと、『戦力としてだけなら』・・・・・・なんでしたっけ?

パピヨンの予定
・バタフライに『御礼』をする
・学校を『綺麗さっぱり燃や』す
・カズキと決着

カズキの予定
・バタフライを倒す
・パピヨンと決着
(学校は最後まで守る)


バタフライ「揃いも揃って」
 「このD・バタフライを前座扱いか?」
うん


バタフライここからが真の戦いだ!!
バタフライが吠えたところで、修復フラスコの中の人(?)が・・・・・・!





第41話 パピヨンVS.バタフライ(前編)

御前様生きたまま
 喰い殺されちまう!!
フラスコの『彼』は、周囲の生命体から生命力を奪い取る・・・・・・!
『食事』はよく噛まないと健康に悪影響が出るよ?


パピヨン「俺に保護が必要かどうか
 是非ともその命で試してみろ!
バタフライ「造反決定」
 「つまり」
 「死亡決定だ」
「脂肪決定打」って出てしにたくなった。
パピヨン対バタフライ、ファイッ!

バタフライ 見さらせ!我が武装錬金の真の力―!!
パピヨン「これは・・・」
バタフライお前は心身ともに弱いのだよ攻爵
『アリス・インワンダーランド』による恐るべき精神攻撃!

を・・・・・・
パピヨン 俺の名は
 パピ!ヨン!
打ち破る!
この手の幻覚の打ち破り方としては、スマートというか、無理がない展開。
まさにパピ!ヨン!


パピヨン来い 御先祖様!現実も幻覚も次はまとめて吹き飛ばしてやる!
キャーパピヨーン!





第42話 パピヨンVS.バタフライ(後編)

パピヨン「手の内はバレているんだよ」
 「俺は病に伏せる前は天才の名を欲しいままにしていたんだ」
1回受けただけで『ワンダーランド』の性質を理解・対処。
さすがはパピ!ヨン!
もうなんかパピ!ヨン!
御先祖様を吹き飛ばせ!

パピヨン「!?」
バタフライ「どうした天才?」
 「何を驚いている?」
なにィィィ!?


バタフライやはり貴様は一人では高くも遠くも翔べなかった
パピ/(^o^)\ヨン\(^o^)/
『蝶・天才』発言、ハッタリではない・・・・・・!


バタフライ ホムンクルスの王たる男がホムンクルスと同じはずがなかろう
 〝彼〟は人間でもホムンクルスでもない第三の存在だよ
勝利を確信してペラペラと喋っている間に・・・・・・

パピヨン貴様もいっぺん死に臨んでみろ!
 意外と恍惚で病みつきだぞ!?
決死の一手。
格が違うんだよ!


パピヨン決めたぞ
 オレはこの未完成の体を脱ぎ捨てて
 更なる高みを目指して翔ぶ!!
このパピ!ヨン!には正しいと信じる夢がある!





第43話 キミは誰だ?

バタフライ今から起こるであろう〝彼〟と少年戦士の
 戦いを見逃すな
『蛾』から『蝶』に送る言葉。


カズキ!?!
????おはよう・・・
 キミは誰だ?
『彼』、登場。
キミは誰だい?ボクはカズキ!
ボクは誰だい?キミはカズキ!





第44話 鼓動 昂る

バタフライおはよう
 ヴィクター
パキィン
ボシュウ・・・
ヴィクター「・・・おやすみバタフライ」
その男、ヴィクター。

えーと、ワタクシは高校2年の武藤カズキと申しま・・・・・・
ヴィクター錬金の戦士は
 全て殺す
やだこの人、寝起き蝶・悪いんだけど!?


斗貴子裏切りの戦士・・・
 ヴィクタァァァアッ!!
で、あっさりバルスカを4本全て素手で破壊されてブッ飛ばされる。
「ヴィクター凄い」より「バルスカ・・・・・・」な印象が強い。
というか「斗貴子サン・・・・・・」ないんsy「ブチ撒けろ!


ヴィクター 武装
 錬金!!
斗貴子 !!
お?なんか黒いよ。





第45話 二ヵ月前の春の夜

カズキ「傷を負わせられない相手じゃないんだ!
 「少しずつでも削り取っていく!!
ヴィクターを倒さないと皆の命が危ない――
その焦りの代償は・・・・・・

パキィン
ボゴン


ドシャ・・・
・・・・・・嘘だッ!



ヴィクター「戦士になった者にとって」
 「戦いの果ての死は 当然の覚悟のはず」
斗貴子違う!
 カズキは違うんだ!
斗貴子さん、哭く。


その姿は、呼び覚ます。
斗貴子「カズ・・・
カズキ戦う
【祝】カズキ、復活!
ヾ(*´∀`*)ノ
わーい・・・・・・?


カズキ戦う!
 戦う!
 戦う!
 戦う!
 「戦え!!」
斗貴子「カズキッ!?」
カ、カズキくん・・・・・・?


斗貴子 月前の春の夜・・・
 私はカズキに何をした?
 何をしてしまった・・・・・・!?

カズキ逝くのはオマエ独りだ!
 ヴィクター!!
オレはおこったぞーーーー!!!!!
ヴィクターーーッ!!!!!


ヴィクター「・・・そうか」
 「キミはオレと同じ・・・」
 〝黒い核鉄〟を命に変えた者だったか
「黒い核鉄」の秘密とは・・・・・・!?で5巻終了。

みっともない老い方 60歳からの「生き直し」のすすめ 川北義則 2011年6月29日 PHP研究所

2015-12-10 05:51:52 | 108円
死に物狂いで働いて、ようやく手にした第二の人生。誰もが豊かな老後を送りたい。ところが、現役世代にがんばった人ほど、過去の栄光にしがみつき、会社の肩書や人間関係をそのまま引きずってしまう。いつまでも他人と比べて一喜一憂し、思いどおりにいかないとキレる・・・・・・。
そんな、みっともない老い方をしていませんか?
リタイアすれば「ただの人」。60歳になったら「昔はよかった」はやめて、「素」の自分で現在を愉しもう。人生80年。「死ぬときは死ぬがよろしく候」の境地で最期を迎えるために大切にしたいこと。
前袖より。
・・・・・・僕自身は違うからね!?
『死ぬときは』~は、例のドヤァ坊主の言葉だけど、さて・・・・・・。



第1章 こんな年寄りは嫌われる

第二の人生は延長戦ではない

「おれを誰だと・・・・・・」という場面でいばりたい人は、このくらいのことができなければいけない。
Q.俺を誰だと思ってんだよ!
A.あんたはじじい。
『このくらいのこと』→レストランで入店を断れたら、店そのものを買い取って食事。
ロックフェラーは・・・・・・もう白旗振るしかないっス。


 第二の人生は、第一の人生の延長戦にあらず。まったく新しい人生なのだ、と肝に銘じよう。そうでないと人格を疑われるか、大恥をかいてバカにされるのがオチだ。第二の人生は、肩書も何もない、「素」のままの人間なのである。
「昔は偉かった人だけど、今は・・・・・・ね」と軽蔑される人生でいいのですか・・・・・・?




「昔はよかった」と言うな

 過去というのは都合よく粉飾されて現れる。思い出が美しいのはそのせいだ。現在を充実させたいなら、できるだけ過去は振り返らないにかぎる。「昔はよかった」という文句は言ってはいけないのである。
 もし、いまがよくなかったら、よくなるように努める。そうすれば思い出している暇がない。過去を思い出すことは、寝ている子を起こすようなものなのだ。「昔はよかった」と感じるようになったら、心身ともに弱っている証拠だ。
ワハハハハ!
過去の記憶など朽ち果てた石ころほどの意味もないのだ!(黒歴史的な意味で)




再就職先は選り好みしない

 事情を問わず、リタイア後もなお働こうとする姿勢を、私は買う。どんなかたちであれ、男は死ぬまで働くべきだと思っている。生活に余裕があっても、働くことをおすすめする。だが一方で、若者と張り合うようになっては、ちょっと大人げないとも思う。後進に道を譲るという気持ちももってほしい。
ジュドーでなくてもこう言いたくなる。降りなさいよ!

そもそも「人生80年」ってのが困りものだよね。
この50年で、10年以上余計に生きる、即ち余生を過ごす期間が長く・・・・・・
国民年金、あれは「皆が80歳以上」を想定した制度なのかな。
寄生的な意味ではない「年金暮らしの親子」とか、
下手すっと「年金暮らしの3世帯住宅」とか起こり得るんじゃ?





第2章 60歳からの老いる作法

生活をダウンサイジングせよ

 山登りをするときは、年齢や体力などによってリュックサックの重さを調節する。年をとってきたら、生活にもこの発想を取り入れることが大切だ。
「ごめんあさーせ」
「わたくし三ツ星のお肉以外はちょっと・・・・・・」
ビジネス本が「ちょっと上の習慣」を煽るから!

『「年金生活だけでは苦しい」などの悲鳴』が、
「ライフラインの維持すら厳しい」って意味には思えないんだよね。
まず金のかかる遊びをやめなさいよ
財布の中身くらい計算しろ。





第3章 まだ枯れるには早すぎる

夫婦の絆を長続きさせるには

 彼女はその電報を破り捨てて家に残った。逃げ出したいほどつらい境遇でも、ただ一点、「夫を尊敬できる」ということだけで、夫婦の絆は切れなかったのだ。
「歩くATM」と思われてたら、そりゃ入金が無くなった時点で用済みだね(´・ω・)

「仕事してくれてるから」で中和していたところが、
「もう仕事してないのに・・・・・・!」に変わると詰みかナ。
だから『夫のほうが変わるべき』なんだろうねー。





第5章 死ぬときは死ぬがよろしく候

「お一人さま」の覚悟はあるか

「こんなはずじゃなかった」という声が多いのだという。口の悪い人は、「老人ホームの現状は、昔の北朝鮮の帰国事業と同じ」と言う。北朝鮮では、「天国のような国」という触れ込みでみんなだまされた。それとよく似ているというのだ。
(。´・ω・)?
「赤の他人が大勢押し込められた箱の中」が楽しい訳ないじゃん?
入って後悔ってのは・・・・・・夢見過ぎ。
「自分に都合のいい人がいっぱいいる世界」なんて、どこにもねーお。





老人(ジジイ)向けの本。
読み進めていける御老人は、
これを読まなくても「わかっている」「できている」んじゃないでしょうか。
逆に読んで考える必要がある老害は最後まで読まない感がする。