迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

034[沖縄越年]はじける。

2009年01月02日 | 旅する。
1月2日 今帰仁

夕食は隊長はじめ厳選されたメンバーで〈海の幸〉へ。

結家では「牡蠣が来る!」はずが「子どもが熱を出した」ために幻に終わり、結局はナス尽くしの夕食会だったらしい。

〈海の幸〉ではもずく、ミーバイの煮付け、牛肉炒め、アーサ汁に山羊刺身と希望者には山羊汁。

贅沢に満腹したら、唄三線が始まった。

八重山で修業したミサッチの
「鷲の鳥節」
で座開きし、
ワタクシがコザでリクエストされて回避した
「鳩間の港」
をやり、
ユニコが
「涙そうそう」(三線はワタクシ)
を歌い、
いしいちゃんが
「安波節」
を三線と唄で披露し、
パーラーは
「二見情話」(唄は僭越ながらワタクシ)、
えーじは
「安里屋ユンタ」(唄は全員)
を三線で弾いて盛り上がったところでカチャーシーに突入。

「チョンチョンキジムナー」「豊年音頭」「唐船ドーイ」とノンストップで弾き歌い踊りまくる。

それから酔っ払ってハイになったり、酔いが醒めて謝りつづけたりしたヒトがいたことは、書かないでおこう。

033[沖縄越年]マングローブよりもユニクロ。

2009年01月02日 | 旅する。
1月2日 (今帰仁)~高江~名護~今帰仁

さらに東海岸を南下し、〈ヒロ・コーヒーファーム〉へ。

ここのコーヒーゼリーはおいしい。

が、ひとの頼んだコーヒーゼリーを撮影させてもらって自分は温かいコーヒーを頼む。コーヒーはポットごと出てくるから余裕で2~3杯は楽しめる。

訓練はさらに慶佐次のマングローブ林に行くのだが、そこは何回も行っているので回避して、名護ジャスコでお買い物チームに加わって別行動する。

昨年12月30日の訓練でマフラーを紛失したのでユニクロで補充し、結家に帰還。

032[沖縄越年]勇気か無謀か。

2009年01月02日 | 旅する。
1月2日 (今帰仁)~安波~

普久川ダムを経てタナガーグムイ(手長海老のいる滝壺)に到着。

ここは学術的に貴重な植物群落があるので観光ポイントにもなっているのだが、米兵と大多数のウチナーにとっては暑い時にターザンごっこをして涼むポイントでしかない。

急坂をロープを頼りに降りていく。早くもユニコ隊員が転倒する。なにしろ上からのぞくと垂直にしか見えない上に、赤土が露出していて滑りやすい。

滝壺に到着し、岩場を渡河して一周するルートに入るが、足が濡れるため装備不十分及び風邪気味の隊員は待機する。ま、ほとんどの隊員はクツを脱いで渡ったんだが。

ちなみにワタクシはマリンシューズを最初から履いている。付き合いが長いからね。階級も軍曹をもらってるし。

さて、夏なら気持ちいい飛び込みも冷える今には誰もやりたがらない。

しかしアル隊長は果敢にターザンロープを引っ張り上げてついに飛び込んだ。海ならまだしも川の水は凍えるだろ~に。

いやはや、お疲れさまでした。

写真は個人情報に配慮して飛び込んだ直後の水面です。

031[沖縄越年]史上最大の作戦………だが。

2009年01月02日 | 旅する。
1月2日 今帰仁~辺土名~辺戸岬~

寒い朝、三線を浜で練習して凍える。シャワーを浴びて朝食をとって早立ちする人々を見送ってお茶なんか飲んでいたら、アル隊長がやって来た。

今年最初のツアー、もとい、訓練はコザでリクルートした隊員にもとぶゲストハウスからの参加者も含めてクルマ4台に14人という史上最大の規模で実施されることになった。

最初の補給活動は〈前田食堂〉も〈笑味の店〉もお休みで本島最北のファミリーマートで補給して隣の〈道の駅 ゆいゆい国頭〉でヤンバルクイナの剥製を見ながら小休止。

次のターゲットは茅打ちバンタ。雨と寒さのため、やる気のない隊員たちはサッサとクルマに戻り、非常に速いペースで作戦が進む。

辺戸岬では風が厳しいため、周遊するルートを向かい風にとったチームはリタイア同然に逃げ帰る。

天候も隊員の志気も今後が危ぶまれるが、メインターゲットはこれからなのである。