迷狂私酔の日々(再)

明鏡止水とはあまりに遠いこの日々。

[オキナワを歩く]その34・基地の隣で(c161)

2007年05月26日 | 旅する。
5月26日

ルートを普天間方向に取り、佐喜眞美術館に行く。

ここで丸木位里・俊夫妻の「沖縄戦の図」を観る。

観るのも辛いが、描くこと、語ることはもっとしんどかったはずだ。

屋上の6段と23段の階段を上がると、視界いっぱいに普天間基地がある。すぐ近くの沖縄国際大学構内にヘリが墜落しても、沖縄県警は現場検証すらできなかった。

この美術館は、基地のすぐ隣に存在することに、メッセージを託している。

さらに南へ。沖縄国際大学近くのキングタコス長田店にてタコライスチーズ野菜600円を食べる。噂に違わぬ豪快な盛りである。



[オキナワを歩く]その32・またまた自転車(c159)

2007年05月26日 | 旅する。
5月26日

ごーやー荘には、いいマウンテンバイクがある。昨年は海中道路を経て伊計島まで往復したが、今回は南へと向かう。

中村家住宅が最初の目的地なんだが、このあたりはグスクがあるだけあって、結構な上り坂がつづく。

着いた時には汗みどろで、まずは手と顔を洗い、汗を拭いて小休止。

本題の中村家住宅は古く、かなり大きい家で、地頭職も勤め、役人が泊まる離れもあるような格式を持ちつつ、農家の特徴も合わせもつ面白い建築構造だった。

帰るときにおみやげ売り場に立ち寄ると、冷たいさんぴん茶があったので、ひたすらお代わりしていたら、黒糖を出してくれた。

自転車なんで汗かいてしまいまして、と言い訳したら、クーラー入れますか? と尋ねられた。

クーラーは体が冷えるので遠慮したが、いろいろいい話も聞けたし、小1時間ほど休憩できたし、いいところだった。