徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


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鳥インフルエンザ対策で靴底消毒へ

 また新たな脅威ですね。

一昨年の新型肺炎SARS騒ぎのときも、サーモグラフィで到着旅客の体温監視をしたり、客室乗務員はマスクを着用して乗務したりと大変でしたが、あのときは対象地域が今回ほどは多くなかったように記憶しています。

今回は対象国が多岐にわたっているので、(非対象国からの)到着便が重なったりすると、旅客の区別が難しそうです。

スポット繰りを工夫して、旅客動線を分離させるのでしょうか。

当該路線を運航した機材と乗務員に対するケアも早急に必要になると思われます。

中国(香港含む)であれば、乗務パターンを工夫して現地宿泊を回避することも可能ですが[2-8.5-13の枠からはみ出すのはよろしくないので、広州線のように KIX を組み合わせる等の工夫は必用]、他の対象地域は日帰りパターンは組めませんから、現地滞在時への配慮も必要ですね。

日本航空が「 鳥インフルエンザに関するお知らせ 」を出していたので、何かと思ったら、“機内食に鶏肉使ってません”っていう内容でした。


空港で靴底消毒 範囲拡大へ 鳥インフルエンザで農水省 (朝日新聞) - goo ニュース
 農林水産省は22日、強毒性の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)が05年に発生したか、現在発生しているおそれの高い国から入国する人を対象に、国際空港で靴底消毒への協力を呼びかけ始めた。従来は対象を「発生国・地域で養鶏関係施設に立ち寄った帰国者」に限定していたが、新型インフルエンザに対する危機感の高まりを受けて、範囲を拡大することになった。

 空港は、成田▽中部▽関西▽福岡の4空港。対象国は、ロシア▽中国▽インドネシア▽モンゴル▽ベトナム▽ラオス▽カンボジア▽タイ▽カザフスタン▽トルコ▽ルーマニアとなっている。

 空港内の検疫ブースで、ウイルスを死滅させる薬剤をしみこませたマットの上を歩いてもらう。感染拡大の一因になる鶏ふんが靴底に付着して、国内に持ち込まれるのを防ぐのが狙いだ。

2005年11月22日 (火) 17:50
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