日記

Hajime

細菌

2010年07月02日 | Weblog

うーん、インドを書こうと思っていたのだけど、
がっつり忙しくて無理でした
でもまた少しずつ書いてこう

9月に新しく出版される雑誌の取材などが忙しく、
ばたばたとしています

山形のさくらんぼマラソンの撮影に行き、
先週は千葉の富里スイカマラソンの撮影でした

マラソンの流行りぐあいはすさまじく、
ものすごい参加人数でした

何より感じるのは参加者と主催者側の一体感
本気ランナーあり、コスプレランナーあり、
子どもあり、高齢者あり、
障害者ランナーそして伴走者、
みんなかなりいい表情です
撮ってる私も思わず笑顔になって元気になります
マラソンのいいところは無理せず自分のペースで、
走るコースを楽しみながら、それを参加者たちがたとえ見ず知らずの人たちでも分かち合えるところにあるように思います
さくらんぼマラソンもスイカマラソンも本当に楽しんでいる雰囲気が伝わってきました

とはいえ、撮影をしていると、
スタート地点 → 沿道の声援 →
給水ポイント → コースの特徴的なスポット →
ランナーたち → ゴール
と、機材を持ってかなり走りまわり、
さくらんぼマラソンでもスイカマラソンでも
5kmのコースをがっつりランナーなみに走って、
沿道からも声援を受けます
「カメラマンもがんばれー!」と

これはかなりうれしい
汗びちょびちょだけどうれしい


気付くのはコスプレランナーの多いこと
サービス精神も旺盛でカメラを向けるといい表情、
いいポーズで近づいてきてくれます
きっとタイムよりも楽しむことが優先で、
これも盛り上がる要素のひとつ

主催者側もものすごく力を入れていて、
皆さん笑顔で盛り上げています

私が撮影してるのはいずれも地方の大会で、
それぞれの地域の特性を活かしたこのマラソンイベントは、
地方のエネルギーと、そこにまだまだ地方の魅力を見いだせる要素が詰まっているとも感じます

地元島根の空港マラソンの方とも連絡をとりました
地方の苦しい現状を少しうかがいました
でも、まだまだやれるぞ島根
公共事業に依存する時代はとっくにすぎて、
でも小さなネットワークやサークルレベルだときついので、行政頼りじゃなく、行政を利用してやるくらいの勢いで他県のモデルを参考にすれば息を吹き返せるはず
あらゆるネットワークを活かして自力と底力でがんばれ!
大げさかもしれないですが、島根がんばれよと思うほど、自立してかつ独自性のある地方の活力を山形や千葉のマラソンイベントで感じました
遠くからの応援で申し訳ないです
直接携わらないなら何もいうな、という話ですが今年の空港マラソンの成功願っております




そして今月18日は長野の小布施マラソンです
これは撮影でなく、実際にハーフを走ります

最近1週間でだいたい40~60kmくらい走っていて、
1ヶ月だと総距離150kmくらい
こないだハーフの距離を東京で走ってみたけど、
これがかなりきつい
西荻の家を出て、新宿のアルタ前まで行って、
アルタの柱にべちっとタッチして復路

人のごった返す休日の新宿を汗まみれで走ったのだけど、
もう後半は絶望的に足にきている

後半にペースを上げるネガティブランに挑戦しようと、
15kmからペース上げを想定していても、
逆に落ちてしまう
19kmから20kmは勝手にふくらはぎがつってしまう
オーバーペースがたたる

心肺機能ももちろん重要なんだけど、
距離を走る足作りと、その日にいい走りができるためのコンディション作りが難しいです
まったり走ってる分には走り続けられるのだけど、
足に負荷をかけて、ペースを上げたり下げたりする練習をした次のランは確実に足がついてこない
そして疲れてアゴが上がる、すると姿勢が崩れて左右のどちらかに体重がかかる
私は右に体重がかかるので右ひざにくる
ひざにくると次は腰にくる

やっぱりストレッチと靴選びをしっかりして、
コンディションと足作り、
それからペースの計算...
やることは結構沢山ある

走り始めたころは、何も考えずに走ってたんだけど徐々に体に負担が出るのを痛感したので、やっぱりしっかりとした調整や長期的なトレーニングは必要なんだと思います

ハーフ2時間きりたいなぁ

でも初マラソンなので無理せず、ゴールできることを目標にしておきます


そしてマラソン走った3日後から1人でアラスカへ1ヶ月
東南アラスカの島々を巡り、ネイティブ文化であるトーテムポール(星野道夫さんのトーテムポールが立つ島シトカへも行きます)や野生動物を撮って、
北上、北極圏を目指します

東南アラスカのアーキペラーゴ(多島海)ではインディアンであるクリンギットやハイダ、ティムシャンなどの文化に触れることができればなと思っています
彼らの作ってきたトーテムポールや文化を感じたいなぁ

できれば北極圏に暮らすエスキモーであるイヌピアットやユピック、内陸インディアンのアサバスカン、アラスカ半島に住むアリュート族にも会ってみたいけれどコース的には難しそうです
アラスカは白夜の時期、明るい時間が長いのでいろいろと撮影をしようと企てています


アラスカに想像を膨らませる前にまずマラソンでした
日曜は東京で1000人規模のランニングサークルをふたつ撮影
なんかいっつもひとりで走ってるし(それが性に合うのだけど)、
これを機にランニングサークルとか入ってみよーかなー