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日記

Hajime

どうして旅に出なかったんだ

2013年02月26日 | Weblog

と、言い放ってやりたい場面もここにいたら感じることは少なくない




先日、松江に友部正人さんが来られてライブをしていた
それを聴きにいった

少しずつ染み入る友部さんの唄は
良いとか悪いとかそういうものではなく
ただ染み入るという唄があるのだと感覚で受け取らせてもらえるものだった


一番印象深かったのは「どうして旅にでなかったんだ」という曲
ずっと外へ旅をしてきたけど
私は生まれ育った場所に近いところに戻って来て数ヶ月、呻きに似たいらだちを抱え続けた時ばかりだったけれども
この街で初めて感動する場面に出会い
戻って来たという短い言葉では言い尽くせないような、戻ってくるというこれまでの様々な経験からくる決心自体が間違いではなかったような気がしたライブだった

この街自体はどうしてもまだ好きになれそうにないけれど
それでもしばらくはここでやっていこうと思う
今までの経験は全て無駄ではない、旅に出ていたことは決して無駄ではないと思わせてくれるような
もう一度ここから出て助走をつけて飛び立つ力をくれるような素敵な曲と夜だった

友部正人 どうして旅に出なかったんだ




風の旅人が復刊していた

2013年02月04日 | Weblog

イヤなことを言われて心がズタズタに傷つく時は必ず来る。
だけど、そこからもう一度戻ってこられるかどうかが勝負。
絵を続けるための動機は、絵をはじめた時の動機よりも、ずっと大事 -Takashi Murakami



特に村上隆を敬愛しているわけではないけど、
確かにそうなんだよなぁ

なんで写真を撮り始めたのかなんて既に大した問題ではなくて
撮り続けるうちになぜ続けるのか、と問う、そしてまた撮る、
という積み重ねの繰り返しの中で研いだり柔らかくなったりすることの中にある非人情的な感覚の方がすごく大切だし、
何よりその感覚がとても好きだと思う


かぜ

2013年02月02日 | Weblog

公共というけれども
公共公共というのですが

公共とはなんだと考えると

公共であるならば

公共であればこそ

攻めろしかけろ、と思います

波をたてろ

やりたいことをやれ

でなければついてくるものもついてこない

周りの雑音は気にするな

公共だからこそ

おごらずにやりたいことをやれ

ここで負けるな

めがねー

2012年12月22日 | Weblog


仕事の話しをすると、

私が今しているのは、本当に文化や芸術に近づくような、
その瞬間だけにあるはかなさや、狂気や、嘆きや、怒りや、優しさのひとこまに焦がれ到達するような類いのものではなく、

どちらかというと地域振興であり地域活性化へと結びつけるための作業にかかることが主であります
今後の武器にするには悪くないいくつかの作業を発見できたのは幸運だったので身に付けていこうと思うのですが、
やはりそれを生業としてし続けるというわけにはいかないので、助成のしくみやそれをどう利用するかのしくみを早く早くマスターして次のステップに進みたくも思うのですが、
まだ一年も経っていない島根
皆良い人たちではあるし、もう少し落ち着いて冷静な判断をしなければいけません

しかし、写真を撮り始めた
楽をしない方法で撮り始めているので、素敵なことだと思う




つきしま

2012年12月02日 | Weblog


とても駆け足で東京に行ってきました

やりたいことも見たいものも
行きたい場所も会いたい人も沢山いたのに

予想通りにほんの少しのことしか叶わず
朝一番の飛行機で着いてがらがらとスーツケースを引っ張って歩き回ったのに
何もかもが足りませんでした
それでもどこか緩んだねじが締まっていく感覚があり、東京の空気は決して奇麗ではないのですが美味しかったです

美術館もほぼ回れず、結局行けたのはオペラシティの篠山紀信展「写真力」だけでした
それでもとてもこの展示は素晴らしく、他のものを見ずに篠山氏の写真だけで充分だったと思います


「写真家は時の死の立ち会い人である」

展示の中にこんな言葉がありました
ぐうの音もでないほどその通りなのですが、その言葉と彼の写真についてあれこれと思索しつつ
森下へ行き、夏に仲良くなったコンテンポラリーダンスカンパニーの稽古を見学しました
写真が時の死の立ち会い人であるならば、ダンスは、特に前衛的でこれまでの形を踏襲して新しく前に突き進むような現代的な生の表現は、どちらかというと静の表現である写真とは果たす役割が違い、その違いについてあれこれ考えつつ踊る彼らを眺めていました

時や重力という抗えないものに抗って今踊る彼らは、抗いたいから踊るというのと、踊りたいから踊るという入り交じったエネルギーが体中からほとばしっているし、私はその彼らの今を感じながらにやにやと見ているし、その中で何が興味深かったかというと、その空間を一緒に過ごし、気持ちよく皆とバイバイといい、さも当たり前のように時を共有していたなごりなどがあり、言葉にならないような今があったというのをはたと思ったということであります


まあ、いよいよ具体的に写真を撮りたいと思うようになったという話しです

もっと沢山のひとに会いに行きたかったけれど、
時間がなさすぎてとても残念だったのでそう遠くないうちに今回会えなかった人たちに会いに突発的に東京に行こうと思います



奇跡 くるり LIVE




くちば

2012年11月10日 | Weblog

最近の眠たさはなんだ

島根に少し疲れているのかもしれない

しかし長い目で見るとじっくりやっていいわけだが、

かつて18年も暮らしていたわけだし

海外や東京にいて故郷を美化したからといって

そうそう変わるわけでもなく

私もそうそう変化しないわけで

少し島根に疲れている

ちょっと息抜きが必要な感じではある