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日記

Hajime

いんとかようとか

2012年10月19日 | Weblog

出雲にて能楽師、狂言師、チェリスト、和奏楽、ダンサーによる公演

~黄泉の通い路「古事記」と漱石の見た夢~

をしたのですが、そこで、特に、能楽と狂言の関係性について各演者の教えを聞くことができ、
大変貴重な経験となりました

人の「生」と「死」の交わり
能楽と狂言
光と影
陰と陽
静と動

やはりこれらは微妙なバランスの上に存在していて、
分かつこと、隔てることは不可能であり、
ともすれば一瞬にしてその存在が相互に入れ替わることで成立しているのかもしれない、
と感じられました

細かな話しは置いておき、
ただ体感のみでいうなら陰は正であって負であり、陽も負であり正
であるということだけ

おもしろかったです



明日は、古くからの友達で、唯一松江にいる人の結婚式
撮影を頼まれているのですが、私は今、カメラマンではありません
それをふと思った時、ブライダルの撮影などくそくらえだし、
何か私にしか写すことのできない彼と彼女のシーンがあるのではないかと思いながらカメラを持つのを楽しみにしています

私が彼ときちんと再会するのは10年近くぶりで、当時から会話の必要ない時間の過ごせる人であり、
また彼とペアになる彼女、そして明日撮影用に借りるカメラと会うのは明日の当日が初めてであるので感覚と観察のライブ感があることに非常にむらむらしているのですが、
証拠としての演出ができる写真を撮る気はほぼなく、しばらく表に出していない研いだ塊を試してみようと思っています


彼と彼女、陰と陽、光と影、
どちらもどちらの要素も携えていて、
それを少し、収めることができたら、
鈍っていない気もします

いい写真を撮ろうと思います















2012年10月17日 | Weblog


で、サカナクションのライブに行きたい

組織とは字のごとく組んで織ってある

遠くから見ていないと組んで織られてしまう

ミミズのボールみたいににくにくしている


興味深いです


サカナクション/「夜の踊り子」MUSIC VIDEO






Rajasthan

2012年10月08日 | Weblog


千葉にクシャトリヤのセターンが再び戻ってきたというメールがきた
ジャイサルメールを旅した時に仲良くなった男だ

砂漠あたりでイスラムとヒンドゥーの戦いの話しや、階級の話しに明け暮れた彼は、
今、千葉にいる  そして日本に馴染もうと努力している

クシャトリヤの末裔ならば戦士らしく灼熱の砂漠に散れ
と思うが
一方私も島根という土地に馴染もうとしていることを考えれば、まぁメールを送りたくなる気持ちも分からんでもない

しかし彼曰く、早く東京に帰ってこいという話しだが、
その前にまずお前が島根に来いという話しである
日本だって割と広いのである


今日、別のことで少しインドの砂漠の話しをすることがあって、
タール砂漠を歩いたことを思い出した


iphoneで動画を撮りながら、足下のきめ細やかな砂漠の砂を感じながら歩いたことを思い出し、
早くジャイサルメール再訪したい気持ちが高まる



タール砂漠02@ラジャスターン Thar Desert02@Rajasthan





大山

2012年10月05日 | Weblog

今日は大山に行きます

詩の人や諸々の人が集まるところの撮影をするので、
カメラバックをあさっていたのですが、奥底からぼろぼろの回転木馬のデッドヒートが出てきました
インドのバラナシで日本語活字に飢えきっていた時に偶然見つけたこの本は、インドの変な汁がついてるし、黄ばみの極みだったのですが、
どの国を旅するにしても必ず持ち歩いていたので、発見できたことの喜びは大きいです

てっきりまた別の若い旅の人にあげたか、引っ越しの時にどこかにいってしまったか、と半ばあきらめておりました

レーダーホーゼン、タクシーに乗った男、それから最後にハンティング・ナイフでおわり


カメラバックにはまだいろいろ忘れているものが入っているような気がします

今日は何かいいものを撮りたい
そう思います


写真

2012年05月08日 | Weblog

写真の表現について最近改めて考え始めています

今は映像や映画、舞台について学んでいる最中なのですが

写真というツールによって重なっていく世界というか

自分の頭の中でたたき割った一瞬一瞬の不安定さを

静かに安定させていくために私にとってその手法は他のどんな手段より非常に相性がよく

今までは仕事としてカメラを持つことが多かったのですが

ふと、画角も露出もピントでさえ自由だと思える今の状況で

静止画という手法の奥の深さを味わっている今日この頃であります












映画をみる

2012年04月14日 | Weblog

今日は不思議な日でした

明日上映の映画の試写で、
といってもプレスがいるとかいう類いのそれではなく
普段ミニシアター系映画を見ることが叶わない地方での月1回の上映会前日の試写です

私が担当なので、600席ある広いホールにて明日上映される映画をひとりぽつねんと見ました

私のところのホールはデジタル化しておらず、35mmフィルムを上映しているので、広々としたホールの灯りがゆっくりと消え
暗闇の中、ホール内の中段真ん中で映像と空間を独占し、振り向いて見上げれば映写室でフィルムを回す技術師さんの姿が見え
せかせかと字幕のピントや音などフィルムの調整をしつつ動き回る彼らの姿を時折振り返って見上げつつ
ホールでひとり映画を見るという貴重な時間を過ごしました

その後、映写室に入ってフィルム映画の音がどこから取り込まれているかや、フィルムをつなぐ話し、
映写機についてのお話をうかがい、何より感動的だったのが大きなフィルムがカタカタカタと音を立てる様子でした

薄暗い映写室でフィルムを調整する技師さんのすがたはやはりかっこよく、
灯りに照らされた彼らの横顔や深いしわの陰影がなんとも味わい深く印象的でありました


明日は小さな上映会です
毎月1回、40年間続く名画の上映会
なるべく上手に引き継いで、皆様に素敵な映画を見ていただきたいものです

そのためには映像表現についてもっと学ばなければならないし、
これまで上映会を支えてきたフィルムを愛する技師さんたちを大事にしたい、と強く思います

そんなことを思いながら素敵なフランス映画を誰もいない客席の中ぼんやりと眺めていました



ぶんかちょー

2012年04月10日 | Weblog

こんにちは

最近は映画とクラシック音楽とジャズの勉強を猛烈に開始しないといけないのにも関わらず
引っ越し後の買い物が追っ付かず街を走り回っています

映画を猛烈な勢いで見て
専門家の方にご教授いただきつつ
覚えることが多いので無意識に脳に疲れが...

はりきってがんばります