先般の東北関東大震災で亡くなられた方々の
ご冥福をお祈りするとともに、
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
また、現地にて活動されている方々に心から感謝いたします。
先日、インドより帰国いたしました
この3月は何かの言葉で表したり、とても説明のできるものではありません
一刻も早い復興を願い、それを少しでも担えるように自分のできる事を見つめ直し、行っていきたいと思っております
3月11日、私はティルチラパッリという南インドの街を目指して朝からバスに揺られていました
正午頃ティルチラッパリのホテルに着いた途端
「この映像を見ろ!日本だぞ!」
とホテルの従業員が言うので見てみると、今まで目にしたことのない光景が飛び込んできました
その映像がまさか日本であるとは思えず、半信半疑で小さなブラウン管の画面から流れてくるそのニュースを見ました
ニュースがヒンディー語であったため、それがいつどこで起こったのか分からずうろたえるばかりでしたが、
iPhoneを持っていたので、とにかくWiFiの繋がるところを探してSkypeやViberで日本にいる友人などに連絡し、数人と連絡をとることができました
その後、新聞でもニュースでも常に日本の震災がトップで流れ、詳細な情報がほしかったのですが、被災をセンセーショナルに伝えるものが多く、
また、小さな街に滞在することが多かったので具体的な情報を得るのにとても時間がかかりました
その中で、日本から離れた場所に滞在し、今自分が何をすべきで何ができるかということを考えながら取材を続けていましたが、
街行く多くのインド人や各国の人々が、
「日本の人々に祈りを」
「愛すべき私たちの友人日本、世界中が見守り、心から復興を願う」
と手を握り、声をかけてくれました
日本、そして日本人がこれほどまでに好意的に見られているということは純粋に嬉しく思います
そして私にできることと言えば、写真を撮り続けること。復興が進みいつか誰かがインドに行きたいと思った時に、
手に取ったその本の写真にがっかりしないようきちんと写真を写すこと
日本にいてもいなくてもきっとやるべきこと、やれることがあります
それに対して自分に同情することなく淡々と行うほかないような気がします
そして東京に戻りました
私は普段通り生活しています
そして東京では4月10日に都知事選があります
11人が立候補をしました
今日ポストに入っていた選挙公報には11人中、1人しかエネルギー問題について言及していませんでした
震災に対するお見舞いは各立候補者それぞれ書いていますが、
今後東京のエネルギーの20%以上をまかなう福島原発の原子力エネルギーをどうしていくのかにはほぼ触れられていませんでした
エネルギー問題について述べていたのは原発反対派の共産党の小池氏です
その小池氏のメッセージにも自然エネルギーへの転換を目指すと書かれていましたが、自然エネルギーへの転換に対する具体的な方法は書かれていませんでした
また、23日に新宿で行われた東京都知事選挙公開討論会においての記事では、小池氏が自然エネルギーへの転換、次いで東国原氏が自然エネルギーの割合を高める、渡辺氏は原子力エネルギーへの変更は必要だが今すぐは無理、と述べていました
他の候補者は出席していなかったためどのような考えを持っているのかは今はまだ分かりません(石原都知事は原子力推進派ですが、選挙戦が始まってからその点についてはまだ語っていません)
問題なのは小池氏以外の候補者が、原子力エネルギーから自然エネルギーへの転換は難しいと思っていることと小池氏自体も具体的な方法を示していない点です
これは今なお被災地で大変な思いをされ、東京の都知事選どころではない方々の代わりに、また生き残った命として東京都民に限らずきちんと自分たちで考え選んでいかなければいけない問題であると思います
原発をまだ使い続けるのか、自然エネルギーへ変えていくのか、変えるならば具体的にどうするのか、それを本当に実行するのか、都知事選まであと2週間をきりました
今、私にできることのひとつとしてきちんと調べ、考えて判断し投票したいと思っています
