オーディオ彷徨録~JBL4331AからALTEC620A~

今までのオーディオの改良や音楽の遍歴に、今後の改善も紹介。いい音に繋がる方法を色々模索したことや、好きな音楽を紹介する。

LP2020A+改造後のF特 ~その2~

2017-07-17 12:31:32 | アンプ
 7/11にアップした時に、改造後の低音量で2次の高調波が増えていた。それについては少し納得できないので、元の状態含めて確認し直した。以前にも書いていますが、この方法で正確にアンプのF特が測れるという保証はありません。簡易的に連続波でF特に近い物が得られ、比較位はできるかなという安易な考えでやっています。なんせ、8Ωの片方しかPCのマイク入力に入れておらず、フローティング状態ですので、ノイズ系には弱いですからその辺を承知して使用しています。

 ■1)実験の状態
 これは前回と同じであるので、基本的な接続は省略。C29を付け替えるのは、基板の裏側にリード線をC29の+-から出して、写真のようにクリップで繋ぎました。横から見ると、

 C29に繋いでいるのは、緑色の元の100μFです。裏側から見ると、

 このようになります。+に繋がっているのは、黄色のジャンパー線と100Ωです。こんなことをよくやっているので、たまにアンプを壊します。

 ■2)実験結果
 これは、以下をご覧ください。

 ①②は、改造後の、LP2020のVr=9時、12時です。③④が、ジャンパー線を外して同じことをしてみましたが、変化はありません。次に改造前の状態に戻しました。

C29を1000μF⇒100μFに戻しましたが、現状⑤⑥は、改造後と変化なしです。従って、改造で高調波歪は変化なしと判りました。しかし、7/10に測定した⑦⑧も、今日の⑤⑥と条件は同じですが、⑤では、2次高調波が出ているが、⑦では出ていないように見える。これは、100Hz辺りの低域を見ればよく判るが、⑦は他の場合に比べてバックグランドノイズが極端に少なく2次の高調波は同じように出ているが、バックグラウンドの差で⑦は2次が見えないと考えられる。100Hzでは⑦は、ノイズレベルが見えないが、⑤ではグラフ下限から+15dbは緑線があるので、見えない分も推定すると20dbの差はある。これは、フローティングの悪い影響と思う。LP2020A+のVrが12時まで上げると⑥⑧の差は無い。この⑥⑧の場合の低域のバックグラウンドは少し差はある(~6db)にしても、⑤⑦ほど(~20db)は、差は無いと思われる。

 【結論】
 今回の改造前後での高調波歪は、測定のやり直しの結果では、差は無い。

 ■3)夏の暑さを少しでも快適にできるグッズ
 毎晩エアコンはしていますが、余り冷やすと節々が痛くなるのでそんなに温度は下げられません。そこでヒンヤリマットが重宝していますが、最近、買い換えました。今までのは、通常のジェルタイプで数年するとジェルが減ってしまって、効果が薄れてきました。今回買ったのは、塩入りジェルを使って冷やすとか。よう判らないですが、使ってみると、結構冷たく感じますし、塩無しジェルより朝までヒンヤリ感が持続します。

 当方が入手したのは、福岡の会社(名前は何かと似ています)の”スノー・プリンセス”という商品です。3000円台で売っていますが、塩を使ったのは他にもあるようです。欠点は、5.4Kgと少し重いことです。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 620Aのエンクロージャー... | トップ | インパルス応答の理想系応答... »
最新の画像もっと見る

アンプ」カテゴリの最新記事