前回、ミスによって判った2405用のHPFとして使っているパスコン1.5μFでの位相の反転をLTspiceXVIIを使ってシミュレーションしてみました。低域(40Hz~60Hz)で起こった位相の反転が10KHz付近のツイータ使用領域で起こるかどうかがポイントです。
■1)ミスで判明した位相反転
これは、以下の図で。
赤〇の中の赤の点線の点がパスコンの後で、赤の実線の先がパスコンの手前でその間でパルスの位相がオシロで見て反転していた。
■2)LTspiceXVIIでの結果
これは以下です。
上の回路図で、C1はパスコンで1.5μF,R1とR2は、L型の10.5Ω系のアッテネーターで、-4.5dbの減衰量です。
この結果では、教科書通りV:電圧のゲインは、13KHz辺りからー6db/Octで低下し、位相は元信号から低域では90度進んでいます。前回の実験結果は、180度分の時間分遅延する(52Hzでは)というものでした。この差の原因は色々考えられますが、この回路では負荷である2405のインピーダンスを繋いでいません。これは正確に判らないので繋げていない。等価回路はDC抵抗とf0の共振回路のコイルと容量になるのでしょうが、それが判れば繋いでシミュレーションしてみます。そもそも50Hz付近では、-50dbも減衰しているので信号が出てこないと思いますが、シミュレーションは出来ます。
見たいと思っていた高域での位相は、10KHzで30度位進んでいますが、低域の位相が合っていないのでそれを合わせないと意味がありません。
■1)ミスで判明した位相反転
これは、以下の図で。
赤〇の中の赤の点線の点がパスコンの後で、赤の実線の先がパスコンの手前でその間でパルスの位相がオシロで見て反転していた。
■2)LTspiceXVIIでの結果
これは以下です。
上の回路図で、C1はパスコンで1.5μF,R1とR2は、L型の10.5Ω系のアッテネーターで、-4.5dbの減衰量です。
この結果では、教科書通りV:電圧のゲインは、13KHz辺りからー6db/Octで低下し、位相は元信号から低域では90度進んでいます。前回の実験結果は、180度分の時間分遅延する(52Hzでは)というものでした。この差の原因は色々考えられますが、この回路では負荷である2405のインピーダンスを繋いでいません。これは正確に判らないので繋げていない。等価回路はDC抵抗とf0の共振回路のコイルと容量になるのでしょうが、それが判れば繋いでシミュレーションしてみます。そもそも50Hz付近では、-50dbも減衰しているので信号が出てこないと思いますが、シミュレーションは出来ます。
見たいと思っていた高域での位相は、10KHzで30度位進んでいますが、低域の位相が合っていないのでそれを合わせないと意味がありません。