明けましておめでとうございます。今年もよろしく。前回、低音用のLP2020A+の入力カップリングコンデンサを容量アップして、高調波が減ったので今回は620A(+2405)の主音用に使っているLP2020A+についてもやってみました。
■1)MUSE ES(BP)の47μFの入手
今回は、手持ちがないので、日本橋の千石電商さんに又行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/0b/0762b91ae514b892a731907c7183fa81.jpg)
前と同じ25V47μFの無極性電解コンです。@40円と他の店より少し安くなっています。
■2)47μFの追加改造
改造前は、以下ですが、前は青基板でしたが、今回は赤基板です。赤基板(3台所有で2台は娘が使用)の方がメジャーと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/f1/34db553fa66870a2fd3ed4ec60fee51c.jpg)
近景は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/45/84bbbd5f8cd29d9aca699ce236181a97.jpg)
C30、C31に追加します。半田付け後は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/86/36ba376e0b508790944f4f2e893e5c8d.jpg)
毎度下手糞です。
620Aの音圧FFTは、以下の状態で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/29/aa4f69fd44de635303207f3a7bb2a006.jpg)
最終的にアンプを入れ替えた後に現状を以下の状況で測定。■4)のデータでは写真のように右端の三脚上にマイクを置いてます。中央の三脚は620A用で■3)の①④では上記のように距離10cmで使用。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0a/1567fb06ef578e47440f532c1dab280d.jpg)
■3)改造前後のデータ
これは以下です。音圧のFFTはチャンデバCX2310(設定44Hz実効70Hzカット)経由で主音用のLP2020A+のみ駆動しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/79/a421c5dd27ac9948ebc0c6aa377b03d9.jpg)
①は、変改造前の音圧のFFTです。赤線はピークホールドで緑線は20Hzの瞬時波形です。赤〇で囲んだ所に高調波(4次、7次、9次)が少し出ています。②が変更前 8Ωセメント抵抗負荷での電気的FFTでPCのVrが30と小さいですが赤〇で囲んだ所に高調波(5次、6次、7次)が大きく出ています。③で1KHzの瞬次波も見ていまして2次高調波が38.6db出ていますが変更後もほぼ同じでした。
改造後は④以降で、④は改造後の音圧のFFTで20Hzの低域端の低下量は全く同じでほぼー20dbですが、赤〇で囲んだ所の高調波は前回とは違ってほぼ同じです。⑤が変更後 8Ωセメント抵抗負荷での電気的FFTで PC Vr=30ですが、②と比べて100Hz~200Hzで少し減少しています。また、C追加改造後にゲインは変わりませんでしたので前回4.9db下がったのは、改造中にVrを不注意で触って下げた為です。
⑥は、前回撮った低音用のLP2020A+の電気的FFTで⑤と比べますと、青〇で囲んだ所のバックグラウンドレベルが⑥で平均で-65dbと高いですが、⑤では-83db位平均ではありますので、低音用の方がダイナミックレンジが15db位優れています。
従って、高調波は今回は大きくは改善しなかったですが、ダイナミックレンジ(S/Nと言った方が良いかも)が高い低音用の方を主音用に変更した方が良いことが分かりました。
■4)アンプ入れ替え後のFFT
これは以下です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/09/bd13e12b5fa1c3fcf58367e4b6b97b06.jpg)
⑤は、低音用の方で2231AのみをチャンデバCX2310(設定44Hz、実力70Hz)で切ったものです。
⑥は、主音用のLPの方で、620A+2405のFFTです。20Hzでの低下は上の20dbに比べて半分以下の8db位になっていますが、これは、マイク距離が長くなったので反射音等が加算されているのとバスレフの音も効いているためです。①や④は604-8Gのユニットの実力をほぼ反映しているとも言えますしニアーフィールドで測ると無響室に近い特性が取れるとも言えます。
⑦は、2231A+620A+2405の全部のFFTです。20Hzから20KHzが15db位下がっていく私の理想とするスロープです。以上は、WaveGeneとWaveSpectraで撮ったもので、⑧は全部のFFTをMySpeakerで撮ったものです。これも同じく低音から高音にかけてなだらかなスロープを持った理想的なスロープです。
■5)娘の感想
大学3回生の娘がユーミンのレコードを聴きたいというので、私のオーディオでひこうき雲 やMISSLIMや14番目の月を聴かせてあげたのですが、ついでに彼女の好きなエリック・クラプトン等もYouTubeで勝手に、私が居ない間3時間位聴いていました。そこで彼女がポロっといった言葉が、”ここで聴いていると、(プレーヤーが)居てるので気持ち悪い”と言うのです。彼女は単純に気持ち悪いと言ったのですが、私は嬉しくなってしまいました。彼女は幼い頃ピアノを習ったのですが、その時に絶対音感を身に付けています。後年ギターも習い、音叉無しでチューニングできます。多分高音も20KHz位迄は聞えるはずなので私より遥かに耳はいいと思います。一応プレーヤーの再現は彼女の耳ではできているようです。
■1)MUSE ES(BP)の47μFの入手
今回は、手持ちがないので、日本橋の千石電商さんに又行ってきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/0b/0762b91ae514b892a731907c7183fa81.jpg)
前と同じ25V47μFの無極性電解コンです。@40円と他の店より少し安くなっています。
■2)47μFの追加改造
改造前は、以下ですが、前は青基板でしたが、今回は赤基板です。赤基板(3台所有で2台は娘が使用)の方がメジャーと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/f1/34db553fa66870a2fd3ed4ec60fee51c.jpg)
近景は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/45/84bbbd5f8cd29d9aca699ce236181a97.jpg)
C30、C31に追加します。半田付け後は、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/86/36ba376e0b508790944f4f2e893e5c8d.jpg)
毎度下手糞です。
620Aの音圧FFTは、以下の状態で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/29/aa4f69fd44de635303207f3a7bb2a006.jpg)
最終的にアンプを入れ替えた後に現状を以下の状況で測定。■4)のデータでは写真のように右端の三脚上にマイクを置いてます。中央の三脚は620A用で■3)の①④では上記のように距離10cmで使用。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0a/1567fb06ef578e47440f532c1dab280d.jpg)
■3)改造前後のデータ
これは以下です。音圧のFFTはチャンデバCX2310(設定44Hz実効70Hzカット)経由で主音用のLP2020A+のみ駆動しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/79/a421c5dd27ac9948ebc0c6aa377b03d9.jpg)
①は、変改造前の音圧のFFTです。赤線はピークホールドで緑線は20Hzの瞬時波形です。赤〇で囲んだ所に高調波(4次、7次、9次)が少し出ています。②が変更前 8Ωセメント抵抗負荷での電気的FFTでPCのVrが30と小さいですが赤〇で囲んだ所に高調波(5次、6次、7次)が大きく出ています。③で1KHzの瞬次波も見ていまして2次高調波が38.6db出ていますが変更後もほぼ同じでした。
改造後は④以降で、④は改造後の音圧のFFTで20Hzの低域端の低下量は全く同じでほぼー20dbですが、赤〇で囲んだ所の高調波は前回とは違ってほぼ同じです。⑤が変更後 8Ωセメント抵抗負荷での電気的FFTで PC Vr=30ですが、②と比べて100Hz~200Hzで少し減少しています。また、C追加改造後にゲインは変わりませんでしたので前回4.9db下がったのは、改造中にVrを不注意で触って下げた為です。
⑥は、前回撮った低音用のLP2020A+の電気的FFTで⑤と比べますと、青〇で囲んだ所のバックグラウンドレベルが⑥で平均で-65dbと高いですが、⑤では-83db位平均ではありますので、低音用の方がダイナミックレンジが15db位優れています。
従って、高調波は今回は大きくは改善しなかったですが、ダイナミックレンジ(S/Nと言った方が良いかも)が高い低音用の方を主音用に変更した方が良いことが分かりました。
■4)アンプ入れ替え後のFFT
これは以下です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/09/bd13e12b5fa1c3fcf58367e4b6b97b06.jpg)
⑤は、低音用の方で2231AのみをチャンデバCX2310(設定44Hz、実力70Hz)で切ったものです。
⑥は、主音用のLPの方で、620A+2405のFFTです。20Hzでの低下は上の20dbに比べて半分以下の8db位になっていますが、これは、マイク距離が長くなったので反射音等が加算されているのとバスレフの音も効いているためです。①や④は604-8Gのユニットの実力をほぼ反映しているとも言えますしニアーフィールドで測ると無響室に近い特性が取れるとも言えます。
⑦は、2231A+620A+2405の全部のFFTです。20Hzから20KHzが15db位下がっていく私の理想とするスロープです。以上は、WaveGeneとWaveSpectraで撮ったもので、⑧は全部のFFTをMySpeakerで撮ったものです。これも同じく低音から高音にかけてなだらかなスロープを持った理想的なスロープです。
■5)娘の感想
大学3回生の娘がユーミンのレコードを聴きたいというので、私のオーディオでひこうき雲 やMISSLIMや14番目の月を聴かせてあげたのですが、ついでに彼女の好きなエリック・クラプトン等もYouTubeで勝手に、私が居ない間3時間位聴いていました。そこで彼女がポロっといった言葉が、”ここで聴いていると、(プレーヤーが)居てるので気持ち悪い”と言うのです。彼女は単純に気持ち悪いと言ったのですが、私は嬉しくなってしまいました。彼女は幼い頃ピアノを習ったのですが、その時に絶対音感を身に付けています。後年ギターも習い、音叉無しでチューニングできます。多分高音も20KHz位迄は聞えるはずなので私より遥かに耳はいいと思います。一応プレーヤーの再現は彼女の耳ではできているようです。
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