7/10に京都国立近代美術館のトルコ至宝展に妻と行ってきました。以前BS日テレでやっていたオスマントルコ外伝(Part1/Part2)を興味深く見ていましたのでスレイマン大帝がらみが出ているということで、もしかしたら彼の妻のヒュッレムや大宰相イブラヒムの関係物があればと思い行ってきました。8/1青字追加
■1)会場へ行くまで
会場の左手の壁に案内板が やはり3つのエメラルドが目を引きます

会場前は

チケット売り場は

■2)パンフレット トプカプ宮殿博物館蔵品がほとんど
表側は

左下には、上の案内板の右にも大きく写っていた《玉座用吊るし飾り》(18世紀後半)があります。3つ共巨大。直径で言うと6cm位あるエメラルドです。値段が付けられないでしょうね。玉座もありましたが、飾りの方に目が!
裏側

左上には《スルタン・メフメト4世の宝飾短剣》(1664年頃) があります。取っ手の部分は大きなエメラルドです。
下の中央は、《ターバン飾り》(17世紀)です。精細です。
左の中段は、《七宝焼のバラ水入れ》(19世紀)です。 預言者ムハンマドの肌の香りが. バラの香りであるという伝承から. バラ水を振りかける伝統が大切にされたようです。
上の中央は、《スレイマン大帝の儀式用カフタン》(16世紀)です。トルコといえば、チューリップ柄ですね。この展示物にも多数のチューリップ柄がありました。チューリップはトルコ語で「ラ一レ(lâle)」と言います。オスマン・トルコ語の表記に使用されていたアラビア文字で、ラ一レの綴りの文字配列を変えると、イスラム教の神のアッラーという言葉に。そのような事情から、チューリップは花として愛されただけでなく、宗教的、国家的な象徴としても崇められたということです。トプカプ宮殿が、チューリップの宮殿と呼ばれたのは、もっともなことなのです。
とにかく宝石飾りや陶器磁器類も含め、とても色鮮やかでした。
そういえば、TVのオスマントルコ外伝のスレイマンも宝石細工を趣味として、妻のヒュッレムや海賊に捕らわれたのを金で買い取って愛人にしようとしたカスティーリャ王国の王女イサベラにも自分の作った宝石細工品をプレゼントしていました。ヒュッレムはそのことに嫉妬しイサベラ から宝石を奪還します。そしてイザベラを放逐または抹殺しようとしますが、ドラマでは最後にイザベラがどうなったか判らず、彼女はフェードアウトしました。何だかスッキリしませんでした。このフォルトゥナ・イサベラ というカスティリャ王国の王女は実在かフィクションかがネットでも議論されていますね。結論ではフィクションが多いようです。ポーランドの王家に生まれ1539年ハンガリー王に嫁いだ王女イサベラ(イザベラ・ヤギェロンカ)は実在したようです。1541年、ハンガリーの首都ブダがオスマン帝国に占領されると、イザベラはスレイマン大帝の命令でトランシルヴァニアに赴き、まだ幼児の息子と共に同地域の支配者となった。このイサベラが海賊に捕まってスレイマンに引き取られたというのは考えにくいのでフィクションですかね。
帰りに妻がカラフルな鍋敷きを買って帰りました。

もちろん、チューチップ柄も入っています。
■3)帰りしな
出て左手に、昔懐かしい市電が展示というか設置されていました。

子供の頃、京都市内で乗った記憶が。内部は観光案内が

昔の市電の中に掲示されていたものをコピーした系統図も

私が乗った系統もありますね。料金が25円と書いていますがそんなに安かったのかと思います。物価も安かったのでしょうね。
7/10は市電にも会えて懐かしい思い出も蘇った一日でした。
■1)会場へ行くまで
会場の左手の壁に案内板が やはり3つのエメラルドが目を引きます

会場前は

チケット売り場は

■2)パンフレット トプカプ宮殿博物館蔵品がほとんど
表側は

左下には、上の案内板の右にも大きく写っていた《玉座用吊るし飾り》(18世紀後半)があります。3つ共巨大。直径で言うと6cm位あるエメラルドです。値段が付けられないでしょうね。玉座もありましたが、飾りの方に目が!
裏側

左上には《スルタン・メフメト4世の宝飾短剣》(1664年頃) があります。取っ手の部分は大きなエメラルドです。
下の中央は、《ターバン飾り》(17世紀)です。精細です。
左の中段は、《七宝焼のバラ水入れ》(19世紀)です。 預言者ムハンマドの肌の香りが. バラの香りであるという伝承から. バラ水を振りかける伝統が大切にされたようです。
上の中央は、《スレイマン大帝の儀式用カフタン》(16世紀)です。トルコといえば、チューリップ柄ですね。この展示物にも多数のチューリップ柄がありました。チューリップはトルコ語で「ラ一レ(lâle)」と言います。オスマン・トルコ語の表記に使用されていたアラビア文字で、ラ一レの綴りの文字配列を変えると、イスラム教の神のアッラーという言葉に。そのような事情から、チューリップは花として愛されただけでなく、宗教的、国家的な象徴としても崇められたということです。トプカプ宮殿が、チューリップの宮殿と呼ばれたのは、もっともなことなのです。
とにかく宝石飾りや陶器磁器類も含め、とても色鮮やかでした。
そういえば、TVのオスマントルコ外伝のスレイマンも宝石細工を趣味として、妻のヒュッレムや海賊に捕らわれたのを金で買い取って愛人にしようとしたカスティーリャ王国の王女イサベラにも自分の作った宝石細工品をプレゼントしていました。ヒュッレムはそのことに嫉妬しイサベラ から宝石を奪還します。そしてイザベラを放逐または抹殺しようとしますが、ドラマでは最後にイザベラがどうなったか判らず、彼女はフェードアウトしました。何だかスッキリしませんでした。このフォルトゥナ・イサベラ というカスティリャ王国の王女は実在かフィクションかがネットでも議論されていますね。結論ではフィクションが多いようです。ポーランドの王家に生まれ1539年ハンガリー王に嫁いだ王女イサベラ(イザベラ・ヤギェロンカ)は実在したようです。1541年、ハンガリーの首都ブダがオスマン帝国に占領されると、イザベラはスレイマン大帝の命令でトランシルヴァニアに赴き、まだ幼児の息子と共に同地域の支配者となった。このイサベラが海賊に捕まってスレイマンに引き取られたというのは考えにくいのでフィクションですかね。
帰りに妻がカラフルな鍋敷きを買って帰りました。

もちろん、チューチップ柄も入っています。
■3)帰りしな
出て左手に、昔懐かしい市電が展示というか設置されていました。

子供の頃、京都市内で乗った記憶が。内部は観光案内が

昔の市電の中に掲示されていたものをコピーした系統図も

私が乗った系統もありますね。料金が25円と書いていますがそんなに安かったのかと思います。物価も安かったのでしょうね。
7/10は市電にも会えて懐かしい思い出も蘇った一日でした。