千葉シニアアンサンブル・それいゆ(CSE) 音楽の世界

毎週月曜午後花見川区畑コミュニティセンターで練習。弦楽器、管楽器募集中

私と音楽との出会い

2012-02-09 20:54:26 | 日記

私との音楽の出会い        Vn 寺島昭夫

                                  

 

 小さいころの記憶では、家にあったハーモニカを小さいころから吹いていたようで、吹きながら小学校へ通っていたようです。3年の時でしょうか、担任の先生に「吹いてみてごらん」と薦められクラスの前で「スキー」を演奏しました。’♪山は白銀、朝日を浴び~て~’・・・の曲です。人前に出ることが恥ずかしかったですが褒められて嬉しかったです。そしてスペリオパイプという縦笛が教育に導入されるとまたそれが気に入り、毎日吹いていました。兄弟も習ったF先生という女先生が「寺島、うまい!」と盛んに褒めてくれ自信を与えてくれました。
 中学に入るとY先生が作った音楽クラブで縦笛を吹いていましたが、丁度東京オリンピックを控え、中学校に警察音楽隊が来て演奏披露してくれ僕の中学校でも吹奏楽部を作りましたがいろいろあって結局高校になってから吹奏楽部に入ることになります。
 バイオリンは、中学の予餞会で女の子が「ユーモレスク」を演奏しているのを見て、魅かれました。いいなあって思っていたのですが、あるとき家に来ていたおじさんが「僕、何かほしいものある?」と聞いてきたので、思わず「ボク、バイオリンがほしい」と言ってしまったのです。後でわかることですが、保険の外交に回っていた母の自転車に車がぶつかって母がケガをして入院してしたのです。そのお詫びというのでしょうか、そのおじさんが、千葉市にある「金丸楽器店」でスズキのバイオリンを買ってくれたのです。
   早速、習いたくて、中学校のK先生の下宿先でレッスンを受けました。お金は払えないので、長野の祖父が送ってくれた林檎とかを持っていきました。結局先生が結婚するというので一年足らずでレッスンは終わりました。それでバイオリンは終わり、千葉東高校に行くと吹奏楽に夢中になりました。僕はアルトホルンを与えられ、練習に励みました。そのうち予算が付きメロホンが届き、とてもうれしかったのを覚えています。高校2年の時は三戸知章先生が指導に来てくださり、「Pacific Wave」 「Blue Lavender」を演奏。初出場した千葉県吹奏楽コンクールでは「Pacific Wave」で第二部の第二位を受賞しました。演奏後、千葉駅ビル内のレストランで全員で祝勝会を挙げたのを鮮明に覚えています。

                                                   


 音楽との縁はその後途絶えます。大学で吹奏楽をしようと楽器を調べたらHornはAlexander が22万円もするとのことで、入部はあきらめました。ESSかバレーボールか考えましたが、ESSにも連絡が取れず、結局バレーボール同好会の部長に会いに行きました。それが運命の出会い。4年間バレーを続け、卒業後もOBチームやクラブチームで練習に励みましたが、時間の調整がつかず、結局止めました。そのうちシカゴ駐在の話が決まり、アメリカシカゴで2年半の駐在員生活を経験します。その間、アパート近くのピアノバーで歌をうたうことを覚え、ピアノと歌の指導を受けることになります。
 娘が高校生になり、その高校には有名なK先生がオーケストラの指導をしていました。PTAの役員でもあり、演奏会へも招待されるうちに、すっかりオケと音楽の虜になってしまいました。
そのうち稲毛駅前の多田やでヤマハの「大人のバイオリン教室」に入ることになります。そのとき50歳。その後10年練習することになります。眠っていたバイオリンを知己の銀座山野楽器で調整してもらい、夢中になりました。そのうち指導のS先生に紹介され、アマオケの「幕張フィル」に入れていただき、数回定期演奏会に出させていただきました。年2回の定期演奏会のための練習に明け暮れる日々でしたが、仕事との両立が難しくなり、また技術的にもレベルが高くなってきたので退団。もう一度基礎から習おうと個人教授を受けておりましたが、時間が取れず休止。その後、ある演奏会でヤマハ仲間のKさんに遭い、彼から「千葉シニアの案内資料」が送られてきたので、定年退職を機に千葉シニアの練習見学にお邪魔しました。楽しそうな雰囲気で、見学会で一緒に合奏をさせていただき、合奏の楽しさを覚えました。

以来時間を見ては練習をしようと思っていますが、「音が苦」にならないよう心にゆとりを持って音楽を楽しみたいと思っています。
バイオリンを習った時からの夢だった「老人ホーム」「介護施設」等への訪問演奏などでみんなと音楽を楽しみたいと思っています。


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1 コメント

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きっかけ (山のん)
2012-02-10 12:09:33
楽器との出会いはひょんなことから・・が多いと思います。「ボク、バイオリンがほしい」と叫んだ、寺島少年のいちずな表情が想像できます。それから沢山の楽器に出会ってまたバイオリンに戻ったそうですが、それまでの道はVNにつながっていたのですね。
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