もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

3つの 「せる」

2014年04月25日 | 健康

昨夜、ご飯をバクバク食べながら見ていた番組で、な~るほどと感じたことです。

その話題は、認知症。

とてもとても辛い病気です。

私もこのところ、やたらと気になりだしています。

認知症とは、お年寄りだけの病気ではありません。

若年性アルツハイマーと言う病気があるからです。

と言うことは、51歳の私も、50歳の奥さんもひょっとして発症することがあるのです。

私の近所にも認知症の症状が出てから、どんどん症状が進行しておられるおばさんがいます。

子供時からとてもよく知っているため、だんだんと分からないこと、忘れてしまうことが増えていく状況は、お気の毒で仕方ありません。

そこで、認知症が発症しにくい人と言う医学的ではなく統計的な数値に基づくことです。

それは、夫婦と言うこと。

もちろん家庭内別居・仮面夫婦ではなく、仲の良い夫婦が条件です。

もちろん我が家は、当てはまると自負しておりますが・・・。

反対に発症しやすい人となると、別れたなどで独り身になった人らしいです。

それも、確率が6倍に跳ね上がります。

まぁ、あくまでも統計上の数字ですので・・・。

その番組内にある夫婦が取り上げられていました。

奥さんが66歳。

すでに認知症を発症してから7年が経過しています。

その間、旦那さんが早期退職して、奥さんの介護に携わって来られています。

当初は、ものすごいストレスが溜まったようです。

ただ、その御主人は、とてもとても献身的に心をこめて奥さんのためにがんばっておられました。

番組でご主人が紹介されていた自分が日々努めておられるルールです。

それは、認知症を遅らせる3つのルール。

 

◆3つの 「せる」

1. 楽しませる

2. 笑わせる

3. 歌わせる

この3つを奥さんに努めておられました。

なるほどです。

 

好きな桜を一緒に見に行き、楽しませる。

冗談をお互いに言い合いながら、笑わせる。

大好きな音楽を聴かせながら、歌を歌わせる。

 

根底には、ご主人の奥さんへの愛情の大きさがあります。

私も、この心掛けは見習いたいと思いました。

そこで、我が奥さんに「介護したるからな。」と伝えたところ、「そんなことはしなくていいから、施設へ入れて。」とのこと。

なんと・・・。

水臭いと思いましたが、奥さんとしては、私のことが誰だか分からない、子供のことも忘れてしまった、そして、自分のことも忘れた。そんな姿を見せたくないから、そんな理由のようです。

しかし、私は奥さんのおむつを替える覚悟は持っておる次第。

がんばりまっせぇ~。

そう言っていると、奥さんから一言。

「お父さんがなることもあるんやしなぁ~。」

その通り。

自分はボケず、奥さんがボケるという発想しかしていなかった安易な私。

確かにこのところ人の名前が思い出せなくなった自分にちょっと焦り気味。

心配です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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