まあ例によって、「何のこっちゃ」というタイトルです。
午前中少しオカリナを吹きにいつもの公園へ行ってました。
柔らかく暖かい音色を出したい、といつも思っていることは以前に書きましたし、そのために「風雅くん(風雅オカリーナ)」を手に入れたわけですけど。
いつもね、公園の木々や草花たちに聞いてもらうつもりで心を込めて吹いているんです。
で、ときどき自分でも「あれ?」って言う位いい音(というかメロディ)がでる時があるんです。
なんなんだろー、と思いながらその時の吹き方を再現しようと試行錯誤(というほど大げさではない、所詮趣味の領域)してたんですが、今日一つわかりました。
音の立ち上がりのスピードですな。
例えればエレキギターとバイオリンといえばわかりやすいかなあ。
ギターはピックで弦を弾く(はじく)ので、ガツンというかコンというかピーンというか音の頭が強いですよね(基本的に)。
一方バイオリンは弦を弦で擦って音を出す。なのでジワッと音が出てくる。ブワ~ンみたいな(わかりにくいか…)。
とにかくその違い。
これまでのびっきぃの吹き方はエレキギター系。コンコンと音の頭が速い。
一方、柔らかく優しく吹けた時ってのはバイオリン系。ジワッと音が出てくる。
で、後者の音を出すためにはタンギングのやり方を変えればいい、と気付きました。
…って、気付いただけです(苦笑)。
タンギングをゆっくり優しくしてやればいい、って。
でもやろうと思うと、タンギングのコントロールってまた難しいわ。
それにジワッだけでは曲にならないしね。コンコンとジワッとを一つの曲の中で自在に使い分けられるようになれたら、表現力が向上するだろうな。
のんびりと頑張ろっと。
で、休憩中の話。
目の前は草むらや木が植わっているんだけど、その草むらからガサゴソと音がします。
風での草ずれ?の音とは明らかに違う。
草むらの端から2m以内の辺りで音がする。
大きさ的には子犬程度の大きさのような音。 …って、そんな感じ、ってことね。びっきぃの耳には潜水艦のソナーが付いているわけじゃないから(笑)。
「タヌキかな?」と思い、そーっと草むらに近づいてのぞいてみる。
音はすれども姿は見えない。
仕方が無いので声を掛けてみました(笑)。
「タヌキさんかい? おじさんのオカリナ聞きに来てくれたの? 出ておいで、おじさん悪さしないから。」
って。 ま、結局出てきてくれなかったんですが。 で帰ったんですけど、帰りの車の中でハッと気付きました。
「俺、自分で自分のことを”おじさん”って言っちゃってた…。」
あぁぁ…。
でもまたあのタヌキ(決め付けてるよ、笑)、聞きに来てくれるかな。
って、それも「聞きに来た」って決め付けてるよ。笑。
今度はお友達も連れてきてね。