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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

提灯持ち評論家や活動家の「統一教会」擁護が集団化?/奥山篤信氏~前ウクライナ大使倉井高志氏の「世界と日本を目覚めさせたウクライナの覚悟」書評

2022年08月25日 | 政治

これは「統一教会」の歴史、詳しい解説です。アメリカでもコリアゲート事件があった。その他。

旧統一教会と自民党の本当の関係・・カギを握る人物とは!?



ソース画像を表示提灯持ち自民党擁護に熱心で恫喝も含めた評論家たちや活動家の態度を問う。
・・・SNSを見ていて「これ、説得なのか恫喝なのかあ」という「迷文」があまりにも多いので驚く。

それらの文の「決まり文句」は・・・「他の宗教も」「信教の自由」、とか、「魔女狩り」、そしてお決まりの「アベガ―」「マスゴミがー」の叫び。これは「同じ言葉を一斉に叫ぶ」「逆切れ」いつもの手だ。
これではお話にならない。
さらに某議員の事務所の対応が「グッドジョップ!」などと、有名評論家から、ただのエンドレステープ的なアホッシュまでほとんど同じ内容・同じ口調で讃える。
私はその議員が苦境に立ったときに東京まで応援にもかけつけたことがある。しかし今回のその議員の事務所が雑誌社に人を喰ったような返答をした。
「御社は統一教会でないということを証明できるのか」と言ったらしい。それをアホッシュらは激賞するのだ。
事務所とはいえ、国会議員の信用や良識を考えたら、そのようなことはいうべきではない。
ケンカだったらどこかでタイマンでしてや!と私は怒った。どのような雑誌であっても、そのような対応は何も知らない読者たち、いや知っている読者であってもこれは「政治」の問題ではなくなる。実に見苦しい。

ところで数日前、私と親しくしていただいているある高名なインテリ作家が、自民党の次のトップに渇望されている女性政治家の講演を聴きに行かれた。
そこでその政治家の言葉の節々に滲む苦しい心の内を察せられたが、しかし「国葬賛同」には大拍手の中で、意志を持って拍手をしないでおられた。
その作家はそんな中でその議員の胸中を察せられ、言葉をかけられた。「民主主義より自由主義だ」と。この場合の「民主主義」というのは純粋な意味で捉えられたのではないと私はその作家の心境を察する。
鋭さを内に込めた作家の言葉の内をその女性議員も察している。しかしそこにはどこぞの事務所の「してやったり」とは全く別の言葉ではなく、本当の「意を察する」実に高度なやりとりであった。

その女性議員は私が先日書いた「高市議員」だ。
あの紀藤弁護士も彼女の良心的な(本当にどのように解決すればいいのか法案を考えているようすに)エールを送られた。

考えや主義主張が違ってもそこには日本を思う「真情」で繋がる。
高市議員は60を超えて政治家たる「真情」を見せられた。しかし周囲の政治家や評論家、支持者はどうだろうか・・・しばらく経過を見たい。

しかし残念なことにSNSには「ホシュ」と自認する人たちが紀藤弁護士や鈴木エイト氏らの活動を口汚くののしる。反日というのだ。
自民党を批判するのはすべて「反日」のようで・・・(ブログ主)



 前ウクライナ大使の倉井高志氏の著作、「月刊日本」9月号に奥山篤信氏による書評が出ました。

『世界と日本を目覚めさせたウクライナの「覚悟」』

倉井高志

PHP研究所

1,760円

〝陰謀論〟について米国の政治学者のMichael Barkunは、「ある出来事を、例外的に強力で狡猾な謀略家が、邪悪な目的を達成するために秘密裏に企てた結果として説明する信念」と定義している。

 ロシアのウクライナ侵攻にまつわる〝流行の陰謀論〟に「世界を影から操るディープ・ステートが存在し、ウクライナ侵攻にも関わっている」というものや、「ブチャの虐殺をウクライナの自作自演だと主張」するものがある。まさにオカルト信仰のレベルだ。だが驚くことに、このような陰謀論が、日本の政財界に存在する〝プーチン信仰勢力〟に多大な影響を及ぼしている。

 著者の倉井高志氏は2013年にロシア公使、2018年から2021年10月までウクライナ大使を務めた、両国の事情に精通している専門家だ。ゆえに著者の提言は、我々が〝陰謀論〟に惑わされずウクライナ問題を考える際にはとても有益なものだ。

 著者はウクライナ問題から見えてきた国家の安全保障のあり方、日本にとっての課題を考えるために重要なポイントとして次の3つを挙げる。

1 力には力で対処するしかない

2 軍事大国になるか集団防衛体制の   

  一員となるか

3 国連安保理は機能しない

 また著者は、国連の外における安全保障の枠組みの重要性を指摘する。

1 NATOの役割は増大

2 欧州とアジアの安全保障の不可分性

3 G7の役割

(146頁から171頁)

 日本と中露両国との関係について著者は、「中露いずれかを味方につけるやり方は機能しない」とし、「……決して容易なことではないが、政策的には中国とロシアのいずれにも対応する姿勢で臨まねばならない」と指摘する。(209頁) 

 プーチンは交渉において、個人的関係など単なる日本の擦り寄りや譲歩としか思わない。ゆえに、今回の岸田総理の断固とした欧米との協調は裏切りとしか、プーチンの目には映らなかったことは確かだろう。

(映画評論家 奥山篤信)




ブログのティールーム

今日はショパンのピアノソナタ第3番フィナーレを載せます。ピアノは若き日のマルタ・アルゲリッチです。
ショパンの曲はポーランドへの祖国愛に溢れており、いたるところにポーランドの舞曲や旋律を感じさせるのですが、それが世界的で普遍の名曲とされ、気品があるのはやはり真実の音楽だからでしょう。広く大きく、奥行きと気品に満ちている。

Piano Sonata No. 3 in B Minor, Op. 58: IV. Finale. Presto non tanto



上記のカップの上のレースはシュガーです。


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