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時事問題を中心にブログを書く日々です。
イタリアオペラのソプラノで趣味は読書(歴女のハシクレ)です。日本が大好き。

クライン孝子氏が語るアフガンと米の密約/タリバンの最高指導者/奥山篤信氏「東京五輪の感動」5,いよいよ核心へ

2021年08月31日 | 政治

 今、届いたばかりのクライン孝子女史の「言いたい放談」です。
重要なお話をされています。必聴です!!

【言いたい放談】アフガニスタン崩壊、密約と現場の蹉跌[桜R3/8/26]




2021.8.30【アフガニスタン】8.31脱出できない外国人がでたら、バイデンアメリカの国際的信用は奈落の底へ…‼️【及川幸久−BREAKING−】




バイデン米大統領の「支持率」がこの一か月で50パーセントを切り、今は40数パーセント。
こんな短期間に不人気になったのは「アフガン問題」であり、アフガンから退避できず残された人たちのこと。
8月31日という期限はタリバンがいうのをバイデンが利いたということ。
「タリバンにお願いしている」というのはアメリカにとって屈辱的、8月31日以降、アフガンのインテリである協力者たちは高い確率でタリバンの標的になる。英軍と米軍の現場司令官の口論、実際に空港に安全に送るのを遂行しているのは英軍。
イギリスは8月31日は無理、と言ってもバイデンはきかず。英国のボリス・ジョンソン首相が特別に電話をしたが一日以上、電話に出ない。
他の国の首相からの電話も出ない。カナダのトルドー首相もバイデンに電話を舌が出てくれない。そこでヒラリーに電話したそうだ。
どうみてもアメリカのバイデン政権のやりかたはどう見てもおかしい。これは長い「アフガニスタン戦争」、これはアメリカでの9,11からずっと続いた戦争である。この後の動きを見ていきたい。(走り書き)

 なせケリーが この時に訪中するのか?【第251回】



表向きは「火力発電」の問題で、今の時期にこれを理由の訪中はおかしい。
8月27日には中国へ行く前に日本を訪問する、と言っている。日本に来るのはほとんど意味はない。
今回の訪中は、実は「中共がアフガンに圧力をかけろ」ということもあるだろう。

自由な出国「タリバンから確約」 米国や日本が共同声明 (msn.com)

上記の報道があった。
そこで宮崎正弘氏のメールマガジンを見た。

 濃霧のなかから顔を現してきたタリバンの最高指導者

  ハイバトゥラ・アクンザダ師(法学者)は何者か?

オマル師が死んだあと、二代目も不在となり、2016年からタリバンの最高指導者として秘かに指令を発しているのが法学者のハイバトゥラ・アクンザダ師といわれる。表舞台で発言しているバラダルは、ナンバー2だろう。

 バラダルは2010年にパキスタンで拘束され、18年に釈放、いつの間にかカンダハルに移動していた。

アクンザダ師はカンダハルに潜み、初代オマル師に付き添った側近だった。イスラムの法解釈で世界を俯瞰するからアメリカは敵となる。アルカイーダのザワヒリは、嘗て「アクンザダ師は『忠誠の首長』だ」と比喩したことがある。

 パキスタン情報では、アクンザダ師の消息は不明で、死亡説、コロナ罹患説も跳びだしている。それほど動静が分からない謎の指導者というイメージは、初代オマル師と似ている。

さて、タリバンの分派、反主流派は、地方軍閥と民族集団が基軸だから、次に政権を構築するとなると、軍閥各派の連立となる。だから旧政権のアブドラ(副大統領)やカルザイ初代大統領が出現し、タリバンと話し合いを続けるという奇妙な風景がカブールで展開されている。軍はオマル師の息子ヤグブが飾りとしてトップにいる。

遅れてはならじ、と逃亡先から、かのドスタム将軍が帰国した。ドスタムはウズベク人のマイノリティ集団を率いる軍閥のボス。この列に加えてハリド・ノール(元バルー県知事の息子)も還ってきた。

これで「昔の名前」で出てきたボスやら新顔やらで、連立工作はややこしくなる。ヘラートで拘束されたイスマイリ・カーンのその後の動静は不明だ。

タリバンはアフガニスタン政府軍からろかくした軍用車両およそ2000両と航空機40機の戦力を誇るが肝心のパイロットが不在である。

タリバンはもともと「力しか信じない」集団で、海外でテロ活動を行意、自爆テロを各地で指令するハカニ集団はタリバンと距離を置いている。しかしながらハカニはIS─Kのようにタリバン主流派と正面から対立はしていない。

カブールの市民生活はインフレ、銀行閉鎖、職場閉鎖など、IMFが融資中断、ウェスタンユニオンなどが海外からの送金中断などで、経済的機能も痲痺しており、暗い影が拡がっている。

    ☆▽□☆◎み☆◎□☆や□▽◎☆ざ▽◎□☆き◎☆◎▽

日本国内では・・・

菅首相、二階幹事長交代で調整=衆院選へ自民刷新アピール (msn.com)

【桜無門関】馬渕睦夫×水島総 第31回「ディープステートが歓迎する中国的世界、
弱いリーダーとアフガンの不安定化は当然の戦略」[桜R3/8/26]




 マスコミは中共やディープステートが喜ぶ「弱いリーダー」をいかにも能力があるかのように報道、これを通してきた。今は河野太郎や小泉進次郎、石破などがそうである。・・・という話も上記の馬淵・水島両氏は同意している。

★ ブログ主より・・・最近運動不足もあるが、根気がなくなってきた。すぐ眠たくなる。やるべきことは山のようにあるのに気力がついていかない。「コロナ」もラムダ株が9月から中心になるという怖い話も読んだりする。
従来のコロナの10倍も強いとか・・・。私たちは手洗い・うがい・三密を避ける・・・などの他にバランスのとれた食事・十分な睡眠が必要と思うが、私の場合「睡眠」だけはどこでもすぐに眠ってしまうことができる、例えばこのブログを書きながらもついウトウトしてしまう。本当にやるべきことが出来ていない。反省ばかりの日々です。




作家・評論家の奥山篤信氏のシリーズ「東京五輪の感動」5・・・これから奥山氏のエッセイの後半になります。
白熱のエッセイが続きます。これからのエッセイは五輪への「警鐘」です。

◎東京五輪の感動5 <多様性と調和>が五輪の理念だと?!

〜<多様性と調和>という言葉こそ、一見公平に見えながら、最も逆差別の空気を作り出す反自由主義となることを注目すべきだ。〜

綺麗事の偽善と欺瞞に満ちた造語にはつねに警戒心を持つことをお勧めする。つまり多様性とか調和はいかにも表面は、誰もが反対しようのない、多様性には寛容が、調和には尊重という意味合いの<偽善の衣の鎧>があるのだ。

絶対的自由主義とは人間社会で最も崇高な権利だというのが僕の思想だ!

何か抑制や制限を作った時、それは常に自由に反する権力側が、自由な勢力を縛り付け、結果はジョージ・オーウエルの国家の管理社会を必ず生むのである。

まずそんな問題意識のうえで議論したいのだ。

そもそも五輪憲章はその5章にて「広告、デモンストレーション、宣伝」という項目の中で「オリンピックの開催場所、会場、他のオリンピック・エリアにおいて、いかなる種類の示威行動または、政治的、宗教的、人種的な宣伝行動も認められない。」とある。近代五輪の最初から、五輪から政治性を排除する基本理念があった。

しかしその後ベルリン大会をヒトラーがアーリア民族の優生遺伝を宣伝したドイツ国威の高揚にて悪用した。
共産主義諸国がいまだにこのグロテスクな国威というものを利用しているのは、この東京五輪でも繰り返された。
ご承知かどうかしらないが、五輪憲章にはメダル争いを精神として禁じることも謳っており、五輪が政治宣伝の場に化することを当初から抑えてきたのだ。
同様、世界にはオカルト宗教を含め無数の宗教やオカルト集団がある、これらに一切五輪を利用させないことは当然のことである。さらに人種問題に介入することも避けたのも賢明な知恵であった。

ところが前段で述べたように近年、少数者のマイノリティの権利が五輪の場を悪用することで極めて五輪精神に反する事態となっている。
頭上で「X」ポーズ 五輪表彰式で抗議行動 同性愛公表の米選手 - 産経 ...

イギリスの女子サッカー選手が、黒人差別反対のジェスチャーと取ったと思えば、日本の女子まで同じスタイルで真似をしたのも写真の通り。さらにトランス・ジェンダーの権利を叫ぶ陸上競技の金メダリストの大袈裟な交差点を意味するXのジェスチャー、マイノリティの権利を認める国もあれば絶対に認めない国もある。宗教上の問題もあるのだろう。
そんなことを、ある<自称先進国と自惚れる国民>が一方的に主張する場が五輪ならそもそも、世界の異文化が集まる場としての五輪の基本が失われるのだ。

いまこそ五輪から<政治性、宗教性、人種問題>を排除して、これらの問題に一切触れずスポーツとして<より早く、より高く、より強く>種目を競おうではないか?
それこそが五輪に与えられた現代的価値であり近代五輪からの趣旨であるはずだ。


ブログのティールーム

 奥山篤信氏の述べられた「警鐘」は、まさにオペラの変な「演出」についても、私も深く同意します。
特にドイツ語圏でのヴァーグナーやモーツアルトのオペラの「ある意図」を含んだ演出は、音楽そのものと何の関係もないにかかわらず、何か特別な「訴え」を第一にしている感があり、音楽を愛する者にとって憂慮すべきことです。
これを言うのも実は勇気が必要でした・・・。
では本日はヴァーグナーの「マイスタージンガー」から【優勝の歌】
真正のヘルデン・テノールのマックス・ローレンツが歌います。戦前の録音です。

Die Meistersinger von Nürnberg: Morgenlich leuchtend







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