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社会保険はシンプルに制度は一本化すべき

2008-05-22 08:40:04 | マイライフ
昨日はハウスメーカーの研修会。
全6回、大変お世話になりました。
頑張ってください。

今日は、神経麻酔注射&雑誌の打ち合わせ。
その後、区役所&銀行&接骨院。
できれば、狂犬病の注射も・・・。

色々と多々ありますが、
スピーディーに動き回りたいと思います。

さて、後期高齢者医療制度。
色々と問題が出てきてますが、
感じるのは、個別のニーズに対応する社会保険も必要だと思いますが、
制度である以上、複雑化すると
保険会社の不払いのように問題がおきやすい。

だから、できるだけシンプルに!というのが私の持論。
できることなら、年金も1つに、医療保険も1つに。

また、年金から医療保険や介護保険、後期高齢者医療の保険料を天引きするのは
徴収しやすくすることも目的ですが、
所得税・住民税を減らすことも目的だと言えるのです
(多くの人は言われれば「そうか!」と気付きますが、ほとんど気付いてません)

???
つまり、社会保険料控除は
支払った人の所得から控除できる制度なので、
所得が1番高い人が負担したほうが、最も税負担は軽くなります。
しかし、年金から天引きした場合、
所得が低い人の年金から引いても、所得税・住民税の軽減効果は小さい!

一方、世帯の中で一番所得が高い人が支払えば、
その分、所得控除額が多くなり、所得税・住民税の軽減効果が大きいのです。

年金天引きも1つの方法として必要だと思います。
しかし、できれば

世帯の中で支払う人を選ぶことができる、
たとえば、
●世帯主の給与からの天引き
●別途個別納付
●世帯主の年金から天引き
などの方法を選択できるようにしてほしいものです。

最近の制度改正は、
あまり目立たないものの、
税負担をコソコソ増やすものが多いですね。

●公的年金等控除の縮小               ⇒所得税・住民税アップ
●老年者控除の廃止                 ⇒同上
●65歳以降の遺族厚生年金の受給方法の変更     ⇒同上
●年金からの介護保険、後期高齢者医療の保険料天引き ⇒同上
●住民税一律10%⇒国民健康保険、介護保険のアップ(来年度から本格的影響)

何となく、淋しい限りです・・・。

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