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医療制度の迷走 問題の先送りはもうたくさん

2008-05-13 06:04:21 | FP
昨日は宇都宮。
行きも帰りも、雑誌を読みながらいつの間にか爆睡。

さすがにGW明け、いきなりの連続セミナーで
カラダも休息を欲しているようです。

今日は横浜でセミナー。
明日の本厚木&水道橋のWヘッダーが終われば一段落。
あと40時間、頑張りたいと思います。

さて、後期高齢者医療制度などの医療制度で、
色々と見直し案が出てきましたね。

●従来、被扶養者であった人の保険料免除を平成22年3月まで延長?

●終末医療の医療機関への報酬を廃止?

●70歳~74歳の医療費自己負担(本来、原則2割)を
 1割に据え置く措置を平成22年3月まで延長?

などなど。

言い分はそれぞれあるのだと思いますが、
政府、役所がこれが長期的に間違いなくよい!
という制度と考えるのであれば、どっしりと構えてほしいですし、
制度について、国民のニーズにあっていないのでは?と考えるのであれば
国会で、とことん議論して欲しいモノです。

また、産婦人科、小児科医が足りないなど医師不足の中、
今年4月から、40歳から74歳の人を対象にメタボ検診が始まりました。
確かに、生活習慣病を予防することにより、
医療費増大を抑える効果があるのかもしれませんから大切なことですが、

「問題が起きる前に対策を打つ」のは少数。
人間は多くの人が問題が起こってから、あたふたする動物です。
(私も毎日、そういうことがあります)
どこまで意識改革できるか、がこの検診のカギになりますね。
(FPも、数字の対策よりも、お客さまの意識改革が最も大切だと思います)

また、メタボ検診の受診率、改善率が低いと
後期高齢者医療制度への拠出金の負担を増やすなどの対策も
ぱっと見ではよい案ですが、メタボ社員・家族が肩身の狭い思いをするのは
元メタボの私としては、チョット悲しいですが、
ただ、メタボ社員をいじめるのではなく、上手に意識改革を
促す対策を実行してほしいものです。

地球温暖化もそうですが、医療制度、年金制度も、
過去の怠慢が現在になって、問題となって吹き出していますね。
問題の先送りは「時間が問題を解決する」場合もありますが、
財政や環境問題では「時間が問題を大きくする」もの。

個人的には、
環境問題、財政改善は
「問題先送り禁止法」が必要と考えてしまいます。

(写真)なかう「坦々うどん」450円
上品でおいしいですが、量はお茶碗1杯程度で、ちと物足りないかな・・・。
コメント (2)
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