美しい夕焼け

美しい晩年を目指して

家族 チャーリー

2020-03-30 16:01:41 | チャーリー


チャーリーは、10才のヨークシャーテリアの男の子(子かな?)です。

以前、飼っていたミニチュアダックスフントのローリーが死んだとき、もう犬は飼わない、と決心しました。ローリーと私は心が伝わっていて、かけがえのない存在だったからです。

ローリーが死んで2年たったころ、悲しさは薄れていき、かわいかったこと、私と話ができるように思ったこと、楽しかったことばかりを思い出すようになりました。

夫に犬を飼いたいと言ったら、もう犬を飼わないんじゃなかったの、とからかわれ、そう思うんだったら、早く飼ったほうがいい、自分たちの年齢は、犬を飼う年齢のギリギリのところだから、と言ってくれました。

それで、わが家にチャーリーがやってきました。

チャーリーは、とてもかわいくて、利発で、やんちゃな男の子でした。私たちにもすぐになじんで、たくさんの幸せをくれました。

ところが、夫が6年前に倒れ、私がその1年後に病気になり、夫はあまり家にいられなくなり、私は、7か月入院してしまいました。

チャーリーにとっては(もちろん私たちにとってもですが)、晴天の霹靂、何が起こったか分からなかったと思います。

私が退院してきても、あまりそばに来ないで、母や妹にばかりくっついていました。夫が帰宅しても、全然そばに寄りませんでした。

そばに寄らなかった最初のころ、この子は賢くないんだと、腹立ちまぎれに思っていました。

でも、少しずつ私のそばに寄ってきたチャーリーを見ていると、私が勝手にいなくなったことを許せないんだと思うようになりました。きっと、夫や私に怒っているのでしょう。

今は、私が横になっていると、私の腕枕で寝ています。その様子があまりにかわいくて、チャーリーが何をしても許せるよねーと母や妹にいっている私です。




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