my BEAT

エンジンをオーバーホールしてからのブログです♪
小生は 1992年10月~ 新車時より お付き合い中♪♪

油膜切れヘッドとカム

2005-11-06 21:09:02 | 手遅れ情報
昨日、レストアショップで、油膜切れによる、基本的に再生不能の
ヘッドを撮影しました。(10万Km未満)

右の写真では、カム部が接触している部分に、キズと段差が出来るほどの
消耗が見られます。

左の写真では、カム部の接触部分に、凄まじいキズが見られます。

このユーザーは、ホンダではない、他社の純正オイルを5千Kmごとに交換しており、
乗り方は、高回転をキープしていたそうです。
せめて、ホンダ純正を使用していればここまでにはならなかったと考えられます。

しかし、いくらホンダ純正オイルでも、高回転を多用したらプロテクトは困難です。

BEAT君はホンダのチューニングが入っているとは言え、『軽』です。
更に、高圧・高負荷がかかるエンジンなので、当たり前のように、油温は
通常の軽の非ではありません。
(レストアショップの話(経験)ですと夏場では、街中走行でも、125度以上になるそうです)
140度付近で、エンジンブローになりやすいことを考えると、ギリギリのところです。

従って、好みはありますが、やはり、多少固めで、酸化に強いロングライフの高く
且つコストパフォーマンスの高い化学合成油をお薦めでしょうか?(2千円以内/リッター)
財布に余裕のある場合は、3千円以上/リットルをおごってあげましょう。

オイルメーカーは、欧州車指定になっている、TOTAL・SUNOCOや
MOTUL・NUTEC・FINA・RED LINEなど、オイルを
真剣に開発&実績のあるメーカーを選ぶことをお薦めですね。
ちなみに私は、NUTECです。
今までのオイルより、廃油の状態に格段の『差』があるので(^^;

何故、欧州車に適したオイルを進めるかというと・・・
長くなったから、気が向いたら書くわ!?

とにかくホンダ車にはホンダのオイルという定説もあるくらいだから、一番高い、
ウルトラリミテッドゴールド(5-40W)を入れておけば一般走行では大丈夫と
思います。
何故なら、このオイルは、NSX-R対応のオイルなのだから。
(○ンダディーラーメカニック談)

まさにオイルは何でも良い!?は後で高い出費を払うことになるですか