昨夜は北風が強く、新居の野川側の窓が賑やかだったが・・・木枯らし1号は未遂に終わる。多摩川側のベランダから見える今朝の富士山らしき山は、雲ひとつ無くすっきりと見えたが、未だ冠雪の気配が無い平年だと10月2日で、最も遅かったのが10月26日だ。130年の観測史上では、11月の例は無く記録を更新中である。最も早い冠雪記録は1914年の8月12日だとか・・・富士山未満のお姿である
新居から新喫茶多摩川に向かう途中の空き地で見掛けた、秋とは思えない春爛漫という感じの風景であるキク科アキノキリンソウ属の、背高泡立草である。北米が原産地で、切り花の観賞用として、明治末期に入ってきたとか。豚臭に似ている為、花粉症の疑いを掛けられたが、虫を媒介としており花粉量も少なく花粉自体が重いので、ほとんど飛ばないとか。乾燥させた茎は、簾やお茶の原料になる様だ。花の少なくなるこの時期に花を咲かせるので、養蜂業者が利用を試みたが、独特の臭みがあって、蜂蜜としては2級品の扱いとなるとか。中々美しいのだが、要注意外来生物である。色々な虫たちには・・・ご馳走らしい
雲が滲んだ晴れ空、陽射し強く風は無く、気温12〜20℃。午後3時の気温20.1℃、湿度は43%
(2・141)35.9℃(74〜115)