復活するもの、壊れ行くもの

ここ数日、scotch_catの生活はラギオールづいている。
前回のブログで書いたラギオールの懐中時計は、とっても器用なお客様がっくんが
キレイに修理してくださいました。がっくん、感謝感謝！！

が、・・・っが！蛾～！
その修理済み懐中時計を受け取った直後。
白ワインを開けようとしたscotch_cat。もちろんラギオールのソムリエナイフで。
「とれっびあーのだぶるっつぉ」。イタリアの素敵な白ワイン。

最近のワインは、コルク不足のため、プラスチック素材？の合成コルクが多いのです。このワインもそう。これが、普通のコルクに比べてうんと堅い！
ソムリエナイフのスクリューをねじ込み、まずは開栓するのに苦労する。
んが～っ！開かない・・・　力任せじゃダメだ、てこの原理なんだから。
・・・でも開かない・・・　開いたところで、そのコルクからスクリューを抜くのに苦労する。なにしろこのワイン、合成コルクが堅いんです。コルクがスクリューをがっちり
くわえ込んでしまって、ほんとに取れない。

その「だぶるっつぉ」君を開けようとしていたscotch_cat。
まずはスクリューをコルクの真ん中に刺して・・・
くるくるくる、うん、ここまでは快調。もう一回しくらいねじ込んでから開けるか・・・
と、ナイフのスクリューをくるり、ともう一回転したそのとき。
・・・バキッ！・・・
ん？？バキッ？　バッキー木場？　ベッキー？
ふと手元のソムリエナイフを見ると。なんとスクリューが根元からバッキリ折れている！
ノ～！！！NO～！！！脳～！！！
scotch_cat、大パニック。手元にはラギオールのハンドルだけ。ワインのコルクには
根元までささったスクリューが申し訳なさそうに残されて。

ショック！大ショック！バーテンダーの仕事に就いたとき、一番最初に買ったソムリエナイフ。ちょっと奮発して、だけどずっとこの仕事するからいい道具を、と買ったナイフ。以来、約7年間ずっと使い込んできたお道具だったのに。
いやあ～！！と騒ぐscotch_catを尻目に店長I君はもくもくとペンチでスクリューの救出作業。
スクリューは取れたものの、写真のような可哀想な状態に。

ああ、切ない。使い込んでやっと手になじんでいたソムリエナイフ。
ラギオールのソムリエナイフはもう一本持っているのだけど。使い込んだこいつが愛おしいのです。
これ、修理できるかな。修理して使おう。新しいナイフなんていらない～！これがいいの～！と、駄々っ子状態。
悲しいけれど、直ったばかりのラギオールの懐中時計と壊れたばかりのソムリエナイフ、仲良く並んで記念撮影。
ぐすん・・・
修理センター調べます。

バーテンダーのお洒落（時計編）

scotch_catは仕事中は時計をしません。
「バーテンダーの腕時計」についてはバーテンダーの間でも賛否両論ですが、scotch_catはあまり良しとしません。
バーテンダーの手元というのは一番お客様の目が集まるところ。
その手元に腕時計がしてあったら・・・
ふと時間が気になってしまったりしませんか？

バーというのは、お客様に時間を忘れてゆっくりと寛いでいただく場所。
なので、店内のお客様の目に付くところには時計を置いていないバーが多いはずです。
だから、バーテンダーも腕時計をしない。お客様に時間を気にさせないように。

後は、時計も「装飾品」とみなされ、バーテンダーがアクセサリーはよろしくない、とか
シェイキングの邪魔になる、とか。
お客様よりも高価なものを身につけてはいけないから、とか。
色んな説がありますが、scotch_catが腕時計を付けない理由は前述の通り。

しかし！そうは言っても、バーテンダーがすぐに時間をチェックできないと都合が悪いこともいっぱい。
終電が迫ったお客様に「今何時！」って聞かれたり。
ラストオーダーや閉店の時間を気にしたり。ライブの開始時間まであと何分か、とか。

そこで、懐中時計が便利なのです。ベストやサロンのポケットに入れておいて、
カウンターの中でさりげなくチラリとチェック。
scotch_catもお客様からいただいたラギオールの懐中時計を使っていたのですが。
何しろ、皮ひも。磨耗して切れちゃうんです。今も皮ひもが切れたままお蔵入り状態。

ラギオールはソムリエナイフで有名なフランスのメーカー。
scotch_catはソムリエナイフもラギオールを使っていることは以前の記事にも書きましたが。
これをいただくまで、ラギオールが懐中時計まで作っているとは知らなかった！
へえ～、お洒落なもの作ってるのね。
ラギオールのトレードマークの「アブ」のマークが付いていて、懐中時計自体が
そのアブのマークの三角形をしています。木製の蓋をくるっとスライドさせると
文字盤が出てくるデザイン。なかなか渋いでしょ。

こんな素敵な懐中時計、眠らせておく手はありませんね。ちゃんとカウンターの中で活躍させてあげなければ。
・・・皮ひも修理してくれる人募集・・・

２億の星

フリスクケースを買いました。衝動買いです。
最近、流行のフリスクケース。色んなブランドが作ってますね。
一時期流行したエビアンホルダーみたいに。

scotch_catは昔はフリスク中毒でした。一日1～2ケースは必ず食べてた。
それがいつの間にやら卒業して。メントールはどうやら必要ない身体になったらしいわ♪　と思ってたのですが・・・
でもでも！見つけちゃったんだもん！スワロフスキーのフリスクケース！
ケースの全面にキラキラのスワロフスキーのクリスタルがぎっしり！
女の子はキラキラしたもの大好きです。カラスかscotch_catかってくらい　笑。
しかもスワロフスキーとなったら、そりゃあ衝動買いです。
ちなみに・・・スワロフスキーはオーストリアの名門クリスタルガラスメーカー。
ベルサイユ宮殿のシャンデリアなんかでも有名ですね。

フリスクケースにご機嫌のscotch_cat。
こういうキラキラ、やっぱり思い出すのはシャンパンだよね、と。
よく「一本のシャンパンの中には二億の星が入っている」なんていいますよね。
シャンパンから立ち上る無数の泡は、星にも例えられる美しさ。
キラキラしてキレイで華やかで、幸せな気分にしてくれる。
だからシャンパンはscotch_catの大好きなお酒の一つでもあります。

シャンパングラスのキラキラした泡とキラキラのフリスクケース。
しあわせ～。シャンパンとメントールは合わないけどね。
そして写真のドンペリの瓶は空き瓶だけどね。
まさかこの撮影のためにドンペリ開けるわけにはいきませんです・・・

世代も性別も超えて

scotch_catのお店のすぐ近くにあるスナック「ララ」さん。
そこのお店を一人で切り盛りしている「おしまさん」。
scotch_catの仲良しさんです。たまにscotchのお店にも飲みにいらっしゃいます。
性別？・・・ご想像にお任せします。

踊りとお三味線と小唄の先生です。一くさり、三味線と唄を聴かせてもらったことが
ありますが、それはそれは上手！！
いつでもきちんと着物を着て、真冬でも素足に下駄。粋です。
普段はとっても素敵なご婦人？なのです。
酔っ払っちゃうと大変だったりするけどね～・・・

たまーにscotch_catも彼女のお店に遊びに行くんです。ご本人に許可をいただき、
写真を撮らせていただきました。
「こっちから撮って！」との注文に、やっぱり一番キレイに撮られる角度を知ってるのね～、と感心。

あまりに男まさりな自分の仕草を反省。女の子らしくしなくっちゃね！

イチゴのヘルメット

またもやお客様からケーキをいただきました。
秋バージョンですね。豪華なモンブラン！＆プチショートケーキ。
こういうケーキのデコレーションって、カクテルのガーニッシュにもつながるなあ、と
いつも思うのです。食べられる素材だけで、美しく華やかなデコレーションを
作り上げているわけですから。

それにしてもこの量。scotch_catの母、妹と3人で美味しくいただきました。
まあ、ダイエット中だってたまには甘い物もいいよね～。

そしてその翌々日。またまた同じお客様がケーキの箱を持ってご来店。
・・・もしや・・・汗
いただいた箱を開けたscotch_cat、「ヘルメット！？」と思うようなでっかーい
イチゴのパイに嬉しいやら冷や汗やら。
このお客様、以前にもケーキをたくさんいただいているのですが
どうやら高野のケーキがお好きなようで・・・いつもフルーツたくさんの
色とりどりのケーキをくださいます。scotch_cat、よっぽど食い意地が張ってるように見えるのかなあ・・・

しっかし、でっかいイチゴのヘルメット。持って帰ったら、妹はもちろん
出張先から帰ってきていた父まで大喜び。
4人家族が揃っていてよかった。食べきれないもん。

これから美味しいものが増える寒い時期。
あーあ、ダイエット挫折かなぁ！？


・・・そして追記・・・
この記事を書いたその日の夜、またもや同じお客様からケーキをいただきました。
・・・コロスキカ～！・・・