『ヨコハマ』～赤い靴履いてた女の子～

おニューの靴買ったぞな！
何を血迷ったか赤いエナメルパンプス。
ダメージ加工の穴あきジーンズでカジュアルダウン。
scotchママには「イイトシしてボロボロのジーンズはくな！ホームレスか！」とつっこまれながらもくじけない。

靴擦れして両足絆創膏はご愛嬌ｗｗ　さっそく石畳にヒールはまってかたっぽヒールずり剥けたけどくじけないｗｗ
赤い靴～♪　は～いてた～♪　女の子～♪

ひ～爺さんに・・・　異人さんに～つ～れられ～て　い～っちゃ～った～♪

BGMは「赤い靴」ｗｗ
「赤い靴」の歌、発祥は横浜ですね。横浜の波止場から異人さんに連れられていっちゃった赤い靴の女の子・・・
scotch_catは誰が連れてってくれるのでしょうか・・・

というわけで（どんなワケだ）今日のカクテルは「ヨコハマ」。
ヨコハマ生まれのこのカクテル、ジンとウォッカ両方入る、強めのカクテル。
色は、女の子の靴と一緒、綺麗な赤。

そして、ハーブリキュールの癖のある味。強いけれど、なんだか。なんだか切ない味がします。
赤い靴のあの子は元気なのでしょうか・・・

誰も連れてってくれないｗｗ　scotch_catは、明け方の千切れそうに冷たい空気の中を
赤い靴を鳴らして　一人肩をすぼめて歩きました
一人って寂しいけれど　一人って楽しい　「一人」だけど「独り」じゃないから　さ

・・・・・・なんてカッコつけても、穴あきのジーンズって、やっぱさみぃ・・・・・・



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手を合わせる・感謝する

お店に神棚を祀りました。
バーに神棚・・・どうしようかな、と思ったのですが、もともと和洋折衷な店内？、目立たない場所だし、いいかな、と。
商売繁盛の祈願に行っていただいたお札、その辺にほったらかしにしておくのは良くないだろう、と。

神棚を祀るにあたって、お店の氏神様、平塚八幡宮へお札を授かりに行きました。
朝8時の神社、お札やお守りを売ってくれる売店？はまだ開いてなくて、ご本殿へ上がる社務所へ。

その入り口のガラスドアの前に、一匹の三毛猫が。
ドアの前にお行儀よく脚をそろえて座り、開けてくれといわんばかりに中を見つめる三毛猫。
おや、と手を出すscotch_cat。逃げずに撫でさせてくれる。
三毛猫は、scotch_catを見上げて一声短く「ニャー」と鳴きました。
scotch_catの開けたドアをすり抜けて、一緒に中に入る三毛猫。
おいおい！と焦るscotchを余所に、三毛猫はすいすいと社務所の奥に消えて行った。
どうやら、ここの子らしい。

なんだか　Bar　Scotch Catのお札を授かりに行くのに
素晴らしいタイミングで三毛猫ちゃんに会えて嬉しくて。
三毛猫のおうちに　どーぞ！　って迎え入れてもらったみたいで。
Bar Scotch Catだけに縁起がいい。
新しくやってきた絵といい、どうもBar Scotch Catは三毛猫に縁がある。

無事お札も安置、毎日営業前、営業後に神棚に手を合わせます。
scotch_catは、日本人のご多分に漏れず、無宗教・無信仰。
神様のことって、よく知らないｗｗ　どんな有難い神様なのか、わかってない。

だけど、だけど、いいもんだな、って思うんです。こういうの。
毎日、神棚に手を合わせる。神様に、お客様に、全てのものに感謝して、敬意を持って、
今日もお願いします、今日もありがとうございました、って手を合わせる。
おばあちゃんが、道端のお地蔵様とか道祖神に、毎日お供えをして手をあわせるみたいに。
それがどんな神様だか、ちゃんと理解していないのだけど。
こういうことを大切に思う気持ち。日本人のDNAに刷り込まれた、美しき心構え。
信仰心がどうこう、ではなく、その毎日に感謝する心構えが、毎日の仕事に反映すると思うのです。

今日も神様に・お客様に・全ての物に感謝して。
scotch_catはカウンターの中でお待ちしております。

おなか痛い！とか、宿題やってない！とか、昔から困ったときだけ神頼み、だったもんなあｗｗ
大人になったのだから、そして自分で商売を始めたのだし、こういうこと大切にしよう、と思った次第です、ハイ。

神棚の下にお賽銭箱置くか～。お釣りの小銭入れられるようにｗｗ
え？お賽銭の使い道？・・・へへへ・・・



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静かな 静かな 静かな夜

おとといの土曜日。Bar Scotch Catはものすご～く静かだった。
あまりの寒さに、酔っ払い猫たちも今夜は猫集会中止なのかしら。
土曜だというのに、Bar Scotch Cat始まって以来のワースト記録。
今にも雪でも降り出しそうな空を眺めながら、ひとりぼんやりscotch_cat。

こういうときは、ひたすら掃除！もしくは仕込み！
ロック用の丸氷のストックを　ひたすら　ひたすら　ひたすら　削るscotch_cat。
初めて丸氷で召し上がるお客様は、これがアナログ手作業に依る物、と言っても、なかなか信じてくださらなかったりします　笑。

一貫目の氷から、立方体に氷を割って、そこからアイスピックで球を削りだしていく。
仕上げはブレッドナイフで表面をつるりと。
写真は、アイスピックで球を削りだした、まだ仕上げ前の丸氷。

カツ　カツ　カツ　アイスピックを一振りするごとに、発掘されるかの様に姿を現す球。
一振り　また一振り
心に付いた贅肉を削ぎ落とす様に　心の無駄な部分　醜い部分を削ぎ落とす様に
まあるく　まあるくなあれ
お客様もいない。ただひたすら氷に向き合う。こういう時のscotch_catは一心不乱に氷を削りながら、色んなことを思い出している。
それこそ　心に付いた要らない物を　思い出さなくても良いものを　削ぎ落とすように
思い出しては　振り払い　思い出しては　削り落とし
そうこうしてるうちに　綺麗な丸氷が姿を表すのです。

つい
涙が落ちそうになって顔をあげた
お客様の笑顔が　目の前にあったような　そんな気がした。

また
明日から頑張ろう。

つよく　つよくなあれ



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凍てつく夜の火遊び

寒い日が続いていますね。風邪などひいていないでしょうか。
こんなさむ～い日は、心も身体も温まるホットカクテルなど・・・
今、Bar Scotch Catのイチオシホットカクテルは、「アイリッシュコーヒー」。
アイリッシュコーヒー専用ランプを使ってお作りします。

グラスにコーヒーシュガーとアイリッシュウイスキーを入れてランプで回しながら温めます。

温まったグラスをちょっと傾けると・・・きれいな青い炎がつくのです！
見た目にも楽しめちゃうカクテルですね。火遊び大好き！むふふ・・・


温かいコーヒーを注いで炎を消火・・・
仕上げに、ホイップクリームをフロートします。


はい、出来上がり！ウイスキーと温かいコーヒーで、身体の芯から温まります。

帰りがけに　寒い夜空を見上げながら　何だか寂しいなあ、ひとりぼっちだなあ、なんて思ったら
あたたかいアイリッシュコーヒー飲みに、ふらりとBar Scotch　Catの階段を昇ってみてください
きっと　心も身体も　ほっこりあたたか
ほっとして　よく眠れるはずです

ただし飲みすぎ注意！なんたってそこは「コーヒー」ですからね！眠れなくなっちゃう・・・？



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猫に鰹節 scotch_catに小判？

Bar Scotch Catに新入り猫が来ました。
Tさんからいただいた、熊谷守一の木版画。眠り猫の絵です。
縁起良さそうな三毛猫の絵、Scotch Catの漆喰のキャンバスに住処を移して、酔っ払いたちを見守っています。
買ったものの、しばらくしまい込んで飾ってなかったというこの絵。Bar Scotch Catでみんなに見てもらったほうが幸せだろうと、譲ってくださったのです。
「猫は夜行性だからなあ・・・ここに飾ってもらえば、眠り猫も目を覚ますかもしらんなあ・・・」
と、オシャレなこと言うTさん。

「こないだ、うちの猫を貰ってもらったから、これも一緒に。」と、すごく立派な鰹節も一本いただきましたｗｗ
昔は、自分の家で産まれた猫をよその家に貰ってもらうとき、エサに、と
一本鰹節を付けて渡したそうです。シャレの利いたことするなあ。
「猫にかつお節あげといてね」って言われるのですが、なにしろ鰹節のかんなが無くて、まだあげてません。ごめんなさいｗｗ


・・・そして昨晩、深夜のBar Scotch Cat・・・
うちのまねき猫と散々たわむれた挙句、握り締めたままカウンターで眠りこけるM氏。
こらっ！カウンターで寝ちゃダメでしょ！
掲載のお許しが出たので、遠慮なくupさせていただきました。
「猫と遊び足りない・・・」と言い残して帰ったM氏。こころなしか、まねき猫の顔が迷惑そう・・・

Bar Scotch Catの猫たちは　こうして夜毎の酔っ払い猫集会を　見守り続けるのです
今夜もScotch Catの夜が更ける　あなたも猫集会に参加しないと！


↓寒い夜はあったかいカクテルでも飲んでぬくぬくしましょう♪というわけで次回はホットカクテルの話でも。クリックよろしく♪