Bar Scotch Cat ~女性バーテンダー日記~

Bar Scotch Catへご来店ありがとうございます。
女性バーテンダーScotch Catの独り言&与太話です。

鮭の魚 酒の肴

2009-09-30 16:07:57 | おいしいモノ・お店


お客様のジンベエザメさんが毎年送ってくださる秋鮭。
scotch_catのお店でいくらを浸けるので、毎年楽しみにしているのです。
今年も来ました!おなかにたっぷり筋子を持った立派な鮭!!ジンベエザメさんありがとう!
どどーーんとでっかい丸々一匹ですから、いつもは姉妹店の居酒屋さんにお願いしておろしてもらってます。
が、今年は送られてきた日がたまたま居酒屋さんの定休日。
うーん、どうするか・・・と考えたあげく、居酒屋さんからまな板と出刃をお借りして
I君がさばくことに。I君は昔、お寿司屋さん(といっても、回る、ですが)にいたことがあるので、大きいサイズの魚も何とかおろせるのです。
見て!この立派な筋子。たまらん~。今年も美味しいいくらが浸けられそうです。
身の方は、scotch_catが味噌漬けに。去年も大好評だった味噌漬け鮭のクリームパスタの具にします。

と、おや、冷蔵庫の中に何か・・・お、鮭のすき身だ。シメシメ。こりゃあ鮭の魚・・・違った、酒の肴になるぞ。
「・・・よく見つけたね、隠しといたのに・・・」とI君。酒と肴には鼻が利くもんで。
ねぎ・大葉・生姜・味噌などなどとあわせて鮭のなめろうを作ることにしました。
どうよ。割とおいしそうでしょ。

はっ!そうだ~♪いただいた日本酒があったんだ~♪
長野土産の天領誉大吟醸。金賞受賞だって。ボトルもお洒落。美味しそう。
こりゃあもう今日はお店が終わったら酒盛りに決定ですな。
ちょうどお客様Eさんからいただいた筋子もあるし。なんだか今日は鮭(酒)な日!

日本酒・なめろう・筋子の黄金飲み会セット。宴のスタート!
日本酒はぺろりと空いて、ビール、ワイン、焼酎・・・
朝宴会に久々に付き合わされるI君はげんなり。またもやscotch_catを置いてさっさと帰宅。ヒドイ・・・

えー、朝っぱらからscotch_catたちに迷惑かけられた皆様、申し訳ありませんでした。詳しくは語らずにおきます・・・許してちょ。

秋鮭のクリームパスタは10月のお勧めメニューにします。お楽しみに。ああ、幸せ。秋の味覚。そりゃ痩せられないわ。
ポークジンジャーも残りわずかですがまだありますよ!




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~Kitty~ 小さいscotch_cat

2009-09-25 16:11:00 | to the bar


scotch_catには妹がいる。
もう結婚してしまって家を出たので、今は一緒には住んでいないが
小さいころからscotch_catの後ろにいつもひっついて追っかけてくる、おねえちゃん大好き!な子だった。

scotch_catがアルコール耐性の遺伝子を全部持っていってしまったのか、
妹はからきし酒が弱かった。
20歳を超えてからも仲良しscotch姉妹はちょくちょく一緒に食事に行ったり飲みに行ったりしていたが、妹はなにしろ飲めない。
日本酒一合でへべれけうるさい酔っ払いになられて参ったことがある。

そんな妹に昨年、ちょっぴり辛いことが起きた。久しぶりに会った妹は、痩せていた。
大人になって、あまりお互いのこと話す機会も無くなって、なんだか照れくさかったscotch_catは、なんて声をかけたらいいか分からなくて。
出勤準備していたscotch_catは、思わず妹に声をかけた。
「一緒に行く?お店。」
意外な返事が返ってきた。「・・・うん、行く!」
酒が弱い妹は、一人でバーなど行ったことはない。何度かscotch_catのバーに旦那さんや友達と飲みに来たことはあるけれど。
その妹が、すんなりとscotch_catの提案に乗った。

お店に向かう車の中で、scotchたちはくだらない世間話で大笑いしていた。
ほんとは、妹に起こった事について色々聞きたいのに、できなかった。
妹もそれを感じていたみたいだった。でも、二人で世間話して笑って、それでscotchたち姉妹の間には十分だったのだ。

scotch_catの店のカウンターに一人座った妹は、なんだか小さく見えた。
昔はあんなに弱かったのに、いつの間にかすっかりお酒が飲めるようになっていた。
カクテルをすいすい飲み込んでいく妹をscotch_catはハラハラしながら見ていたが、どうやら大丈夫なようだと解ると頼もしくもなった。
いろんなこと乗り越えて、いつの間にか酒も飲めるようになって。
scotch_catの後ろを追っかけていた妹はすっかり大人になっていた。

今はその辛いことも解決し、すっかり幸せそうに元気になった妹。
この間会ったら、すっかりふくよかに戻っていたww。
よかった。面と向かっては言わないけどね。

scotch_catの妹、小さいscotch_catだから、さしずめ子猫。キティ(子猫)ってとこか。
キティは赤ワインをジンジャーエールで割ったカクテル。
飲めない女性でもジュース感覚で飲めてしまう。
うちのキティはジンジャーエールで割らなくても赤ワインそのままで飲めるようになったようだけど。

scotch_cat姉妹、やっぱり血は争えない。
酒も飲めば気も強い!
がんばるんだぞ、キティよ。姉はちょっぴり離れてるけどカウンターの中から見守っている。
辛くなったらまた一人でBar scotch_catのカウンターに座ればよいのだ。




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もれなくグラスもらえます

2009-09-17 10:30:23 | to the bar


以前からおなじみ「横浜モルトラリー」。サントリーさんの企画です。
それのブレンデッドウイスキーバージョン、「横浜ブレンデッドラリー」始まりました!
「響12年」の発売記念企画。
響12年を含むサントリー製品のブレンデッドウイスキー一杯につきスタンプ一個押しまっせ!4つスタンプためるともれなくプレゼントもらえちゃいます。

今回の景品は「響フレグランスグラス」なる、テイスティンググラス1客&響12年のミニチュアボトルセット。
ウイスキー飲んでしかもプレゼントもらえちゃう。いかがでしょ。しかも今回は4杯というチャレンジしやすい杯数。このさい一人で5客くらい集めてみちゃってください。

つまみも企画しちゃいます。対象商品のウイスキーのハイボールと、それに合わせた期間限定フードメニュー。
「響12年ハイボール」には、キノコ入りオムレツ富士山風ww(仮称)。
富士山のごとくそびえたつボリューム満点オムレツです。
scotch_catが昔勤めていたバーのレシピ継承しました(パクリって言わない!ww)。
響12年の甘くてふくよかなお味に優しいオムレツがぴったり。

と、「バランタイン12年ハイボール」にはキノコとスモークサーモンのマリネ。
すっきり飲みやすいキレのバランタインにはキリリとしたマリネ。これもいけてます。

もちろん、ちょっと前にお知らせした期間限定メニュー、ポークジンジャーもまだ食べられますよ。
どうだ!飲みたくなってきたでしょ!食べたくなってきたでしょ!
バーもいいけど、小料理屋もできちゃいそうだな、scotch_cat!自画自賛。





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神様ナイスフォロー!

2009-09-15 15:48:21 | 日々の徒然


落ち込んでる場合ではありません。いつもどおりのscotch_catの仕事をしなければいけません。
癒しにちょっとそこまで出かけました。海を眺めに行きました。

そこの神社でひいたおみくじ。「中吉」。うん、まずまずいいこと書いてある。

しかし!この裏側の「教え」を読んで嬉しくて!
『世の中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事を持つことである。』

おおー!神様!なんてタイムリーな。よく分かってくれてるじゃん~、やる~。
こういう仕事で悩んで躓いたときにすごくタイムリーな神様からのフォロー。

今のscotch_catにぴったりなお言葉。
よし、そろそろ寄り道終わり。ふたたび前を向いて歩き出します。
見てろ~、神様!

そして応援してくれたたくさんの方たち、本当にありがとう!
ずっとバーテンダーを続けることが、素敵なバーテンダーになることが、
励ましてくださったみなさんへの恩返しになりますように・・・

今回、オチ無し!つまらなくてスマン!





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女性であるということ

2009-09-09 15:18:54 | to the bar


女性であるということ。女性バーテンダーであるということ。
これはどうひっくりかえっても変えられない事実。

scotch_catがこの仕事を始めたとき、早速躓いた事実。
そう、バーテンダーという仕事をするのに「女性である」ということは、
もちろんいいことだってあるけれど、どちらかというと、いや、
8割方は大変に苦労する悪条件の方に入る。

それでもこの仕事に出会ったとき、本当に嬉しかった。一生続けたいと思った。
そのためならどんなに苦労したって、乗り越えてみせると思っていた。
いや、今だって、今だからこそますますその思いを強くしているけれど。

それでもたまにくじけそうになる。
理不尽な苦労、悩み、中傷・・・
女性でなかったら。女性バーテンダーでなかったら、こんなとこで悩まなかった、と思うこともたびたび。

「バー」という空間の「バーテンダー」という職業が女性であるということは、
もうそれだけで無条件にアウトなのではないかと思ったこともある。
その人の腕やパーソナリティーは関係なしに、だ。
どんなに腕が良くても女性の寿司職人がなかなか受け入れられないように。
だけど、「女性だから」駄目なこともあるだろうけど、「女性だからこそ」できることだってたくさんあるはずだと思い直した。

scotch_catはもう若くはないけれどww
バーという酒場で人生と酒の修行を積んできたおじさま方に言わせれば
scotch_catは「ナマイキなコムスメ」なのだ。
そうか、ならばいいではないか、そのナマイキなコムスメで。それがscotch_catの今の性別、年齢、という与えられたステージ。

性別は変えられない。持って生まれた宿命だ。だからどうした!
乗り越えてみせる。scotch_catが出会ったこの仕事も宿命なのだから。
もう少し歳をとれば。こんな風に悩まなくなるかもしれない。

プロであろう。いや、プロになりたい。
まだまだこれからです。

これからも悩み、寄り道しながら進んでいきます。

どうか「女性バーテンダー」scotch_catを見守っていてくださいますように・・・





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