とう骨神経麻痺で左手が動かなくなって今日で丁度一週間。
手首の状態はというと・・・ほとんど変わらず。多少ですが、指が伸びるようになってきたかな。
鍼に一回行ってみましたが、お医者さんによっては、決して勧めない、て方もいるので・・・
悩んだ結果、それから行ってないww
一生懸命指を動かすのは良い、暇さえあれば、野球のボールを握ってろ、と言われたものの・・・野球ボールなんか無い・・・
ので、お客様から以前いただいた「ひこにゃん」のやわらかマスコットをずっとグニグニ。
こんなんで治るのかね・・・ww
お客様たちはみんなあたたかくて・・・
たくさんの励ましのメール、コメント、ありがとうございます。
残ってた片付けをしにお店に行ったら、FAXが一通・・・
お客様のNさんからでした。ブログを見てscotch_catの故障を知ったNさん、
以前、ご自分も原因不明の両手のしびれに悩まされたそうで。
そのときにやってあっという間に治った!というエクササイズのコピーを送ってくださってました。
みんな、みんなありがとう!なんて優しいの~!こんなときだから甘やかされてぬくぬくしてますが!
そして、暇に任せてここぞとばかりに普段お邪魔できないお店にご挨拶に(ただ単に飲みに?)うろついてますが。
一日も早く復帰しなきゃ!
カウンターに立たなくなって一週間。
・・・・・・し、仕事してえぇぇぇ~!!!・・・・・・・
↓scotch_catの場合、仕事がストレス発散法。仕事できないって・・・ストレスたまる!!!
scotch_catの左手が動かなくなってから4日。
あいかわらず左手首から先はだらりと垂れ下がったまんま。
ここからの回復具合は、新しく「闘病日記」のカテゴリーを設けて、記録することにします。
意外と経験者の多いこの病気、不安でたまらなくてネットで情報を収集している人のためにも。
何かの参考になれば幸いです。
左手首は、写真のような状態でこれ以上上に上がりません。相変わらずパーもできないし指もそらすことはできないのでやっぱりこの記事も右手のみで入力です。
手が動かなくなって、改めて不自由だな~と感じたこと。
鼻をかむこと。
ブラジャーのホックをとめること。(誰だ!ブラいらんやろ、て言ったヤツ!!)
髪を結うこと。
シャワーを使うこと。
右手の爪を切ること。
どれも人には手伝ってもらいづらいことなので、参ります。いつもの3倍時間がかかる もしくはできない。
そして、この病気にかかった方なら皆戦わなければならないことかもしれませんが、押し寄せる不安感、どんどん欝になる気持ちとの戦い。
ある朝起きたら突然障害者なみに手が動かないのですから。そして、いつ治るのかもわからない。
必ず治るとは思っていても、この不安、苛立ちとの戦いはかなり苦痛です。
今、scotch_catも必死に戦っています。
そんな中、素敵なこともいくつか。
平塚駅のバス乗り場。時刻表を見るscotch_catの腕を、杖をついたおじいさんがツンツン。
マスクをしたおじいさん、どうやら喉の手術をしたらしく、喋れない様子。ジェスチャーから判断すると、目も悪くて行きたい乗り場も、時刻表も見えないみたい。
喋れない彼に、scotchはボールペンを差し出した。手のひらに、行き先を書く彼。
ははあ、〇〇のあたりへ行きたいのね?scotch、走って近くのバス運転手さんに聞いてみた。
なんだ、scotchの乗るバスと一緒。おじいさんはニコニコ頭を下げながらバス停へ。
scotchは買い物してから同じバス停の後ろへ並んだ。
出発したバスの中、scotchがいるのを見つけると、おじいさん嬉しそうに「なんだ!同じバス!」とばかりにscotchを指差した。
しばらくして、小さく手を打つ彼に気付いてふと見ると、自分の手首にはまった水晶のブレスレットを指さして、そしてscotchの手首も指差して・・・
どうやら、「おそろい!」と言いたかったみたい。scotch嬉しくなって、ニコニコと頷きました。
バスを降りるとき、おじいさんはscotchに何度も何度も頭を下げて。
そしてもうひとつ。
昨日、幼馴染の女の子から電話をもらいました。電話に出られなかったのだけど、留守電が入っていて。
彼女はscotchのブログを読んで今の状況を知ったらしく、心配して電話をかけてきてくれたのでした。
彼女も難しい病気と戦っていて、そんな彼女に気を使わせるまいとこのことは黙っていたのだけど・・・
私より大変だろうに、長い間病気と戦っている彼女は、泣きながらメッセージを残してくれてました。
scotch_catなんかより、大変な人、辛い人がいくらだっている。被災地で頑張っているひとたちもそう。
なのに彼らはこんなにも優しい。強い。
scotch_cat、弱音を吐いてる場合ではないんですね。
ああ、どうか神様、早くこの手を治して!そしてみんなが笑顔になれるように!
scotch_catにできることはバーテンダーだけなのだから。
そして、手を奪われたバーテンダーは羽をもがれた鳥のようなものなのだから・・・
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3月25日発売の「Whisky World」 2011 April号。
マニアックなウイスキー専門誌ですが・・・
バーめぐり特集、今回は「今宵は、湘南バー巡り」と題しまして、ここ平塚も含めた湘南エリアのバー特集です。
なんと!
ご縁ありまして、Bar Scotch Catも載せていただくことができました。
刷り上った誌面を見ると、どどーんとscotch_catのアップ。恥
・・・タウンニュースのときも言ったけど・・・
・・・もうちょっとカワイク撮れた写真がよかった・・・(ry
いや、これが実物よりだいぶマシに撮れたものということでしょう。汗
ご興味ある方はぜひ。アマゾンとかで買えるはず。
しばらくカウンター立てないので、scotch_catの笑顔はこちらでどうぞ!爆
scoctch_catが独立前にお世話になっていたお店や、近隣の先輩バーテンダーたちのお店も載っています。
せっかく載せてもらったのに、発売前日からscotch_catはお店を開けることすら出来ていない。
・・・ああ、もどかしい。悔しい。
早く、早く治さなきゃ。
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突然ではありますが、誠に勝手ながら、3/24からしばらくの間、Bar Scotch Catはお休みをいただきます。
左手の手首から先が動かなくなってしまったのです。
「とう骨神経麻痺」という病気で、腕の圧迫によって発症します。
腕枕なんかで発症することが多いので、別名ハネムーン症候群 とか腕枕症候群 て呼ばれたりします。
ま、scotch_catはハネムーンでもないし、腕枕もしてない・されてないがな!ふん。
情けないことに、原因はうたた寝です・・・
仕事が終わって、疲れ果ててカウンターで2、3時間、左腕を枕にしたまま眠ってしまったのです。
目が覚めたら、もう左手は動かなくなっていました。
肘は曲がるのですが、手首を上に曲げることが一切できず、手をパーに開くことも指を曲げることもほとんどできません。左手首から先がだらりと垂れ下がった状態です。
この記事も、右手だけでキーボードを打っています。
シェイクはできなくても、せめてボトルを持つことが出来れば、キャップを外すことができれば・・・
意地でもカウンターに立ってやろうと思ったのですが。
できないんです。それすらできない。今scotch_catの左手は、グラスを持つことすらできません。
こんな状態で無理矢理お店をあけても、お客様にご迷惑をおかけする。
ものすごく悔しいし、何日もお店を閉めることはものすごく不安で。
だけど、どうしようもなくて。
長期臨時休業を決断しました。
必ず治る病気ですが、どのくらい時間がかかるかは分かりません。
もしかしたら1週間かもしれないし、一ヶ月かもしれない。何ヶ月もかかるかも。
どのくらい、と約束できないのが心苦しいのですが。でも必ずscotch_catは帰ってきます。
だから、それまで待っていてください。お願いします。
これから益々元気で頑張らなきゃ、こんなときだからBarの灯を消しちゃいけない、こんなときなのに。
ものすごく悔しい。ものすごく不安。だけど泣いてばかりいられません。
一日も早くまたカウンターの中に立てるように努力します。
ご迷惑・ご心配をおかけしますが、どうか どうか待っていてください。
みなさんに愛を込めて
2011年3月25日 Bar Scotch Cat 店主
連休明けの昨夜。街中は人影も車もまばら。冷たい雨が降り、それも手伝ってか、節電モードの駅前はなんだか薄暗く見える。
Bar Scotch Catは、平日はどちらかといえば早い時間が忙しい。夕方6時の開店と同時にお客様がいらっしゃることもよくある。
逆に言えば、平日は早い時間が忙しくなければ、その日は暇、と決まったようなものだ。
開店と共に、少しやり残していた仕込みを慌てて始めた。お客様が見える前に片付けてしまいたい。ひとしきり仕込みを終えたが、まだ扉を押す人影は無い。片付けやら掃除やらをしてみるが、窓から見下ろす街は、どうも今夜これからの人出を期待させるものではなかった。
こんな日は、お客様がいらっしゃるまで、ゆっくり読書と決め込んでみるのも悪くない。
お客様にいただいたまま、読みかけになっていた伊集院静のエッセイ集。
・・・お供は・・・「サンテロ ピノシャルドネ スプマンテ」。それのクォーターボトル。
辛口のイタリアのスパークリングワイン。
シャンパンベースのカクテルを作るのに使うのだが、使い残した分は処分してしまう。
気が抜けるのを嫌ってそうするのだが、クォーターサイズの小さなボトルは、それをしても比較的ロスが小さい。
scotch_catの場合、使い残しても捨てちゃうことなんてそうそう無いわけで・・・
scotch_catの胃袋に吸い込まれることになるからだ。
昨夜も、冷蔵庫を覗くと、半分ほど使い残したスプマンテを発見。
しめしめ、とばかりに、伊集院静のお供となった訳だ。
言い訳するが・・・
決して、ただ呑みたい訳ではない。ジンクスがあるのだ。以前働いていたお店の頃からのジンクス。
暇で誰もお客様がみえない日は、バーテンダーがお酒を飲み始めると、お客様がやってくる。(あくまで、酔っ払わない程度に!)
いわゆる「呼び水」というヤツだ。
このジンクスが本当によく効く。たいていの場合、自分のための一杯目を作って、口をつけてすぐのところでお客様が見える。
今夜もそのジンクスにあやかろうと、スプマンテのボトルに手を伸ばしたのだ。
スプマンテにちびりちびり口をつけながら、読み進める。一編あたり3ページほどのエッセイをもう7、8話ほど読んだだろうか。まだ誰も扉を開ける気配はない。
こうなると、いよいよ皆に嫌われているような気分になってくるから、人間とは勝手で弱いものだ。呼び水も効かないとは、神様にまで嫌われたか、と、神棚をやや恨めしげに眺めてみる。
はたと、酒なんか飲んで、趣味の本なんか読んで、こうやって遊んでるからバチが当たったのか、と、くだらんことを思いついて、発注しわすれていた物のリストアップなどを始めた。
・・・と、一人目のお客様。
昨夜は呼び水の効果が遅れてきたようで、遅い時間にカウンターが賑わうこととなった。ありがたい。
こうやって、暇なときのバーテンダーは、意外とくだらないことをやったり考えたりしているのかもしれない。scotch_catだけだろうか。今度他のバーテンダーたちに聞いてみることにしよう。
さて、今夜もまた夕方6時半ごろから停電の予定。
闇夜の黒猫集会第2弾、と洒落込もうではないか。
・・・真っ暗な中、ロウソクを灯しながら、店に一人ぼっちのscotch_catを想像してみた。
・・・・・・停電の夜は、呼び水がすぐに効いてくれることを願いたい・・・・・・
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