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BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

BOWMORE 12YEARS 700ml,43%

2014年10月31日 | ボウモア

 「ボウモア12年・旧瓶(2007年前後流通)」

   開栓日:2014年10月30日 ワンショット価格:1,200円

 

 ボウモア12年は2007年4月に新ラベルが発売され、しばらくは酒販店で新・旧

 両瓶が併売されていましたが、こちらはその頃に購入したボトルで、逆算すると

 1990年代前半から半ばに蒸留された原酒が使用されていると思われます。

 色合いは現行品よりもやや赤みがかったように見えます。アタックでは思っていた

 以上にピート、オークの香りを強く感じ、その奥にはオレンジピールやマーマレード

 の爽やかな甘さもあります。ボディはややオイリーで、最初はメープルシロップや

 アプリコットのドライフルーツなどの甘みが強く、段々とピーティな味わいが広がっ

 てきてそのままフィニッシュへ・・・。

 つい最近テイスティングした同じラベルの12年は、シルクプリントから紙ラベルに

 移行した2003年頃のボトルで、パフューミーなフレーヴァーをはっきりと感じました。

 そう考えると、この紙ラベル12年は流通時期によってかなり味わいが変わることに

 なりそうですね。


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DUNCAN TAYLOR Peerless / BOWMORA38YEARS(05.1966/07.2004) 700ml,42.8%

2014年07月04日 | ボウモア

Peerlessbowmore38y1966 「ダンカンテイラー・ピアレスコレクション
 /ボウモア38年(1966年5月/2004年7月)」

開栓日:2014年7月4日 ワンショット価格:6,000円


 もはや伝説と化した1966のボウモアを、ボトリングから10年の時を経て、

 いよいよ開封しちゃいます☆

 ここ数年で価格が異常なまでに高騰し、10万、20万が当たり前の時代に

 突入してしまったこともあり、未だ飲んだことが無いという方も多いのではな

 いでしょうか?

 今回当店も決して飲みやすい価格ではありませんが、それでもこのチャンス

 を逃すとますます飲む機会は減っていくことと思われます。ハーフショットも

 OKですので伝説の味わいを是非お楽しみ下さい!!

 アタックからゾクゾクとするような熟れたパパイヤの香りが鼻腔を満たし、体が震える想いです。

 だんだんとクリーミーな甘さも出てきてトロトロに過熟したアップルマンゴーも出てきます。穏やかな酸味を伴っ

 た優しい口当たりでアプリコットジャムのような甘みの後にトロピカルフルーツが顔を出し、最後の最後ではボウ

 モアらしくほのかに塩気も感じられる絶妙な味わい。10年経っても伝説はやはり伝説でした!!


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BOWMORE SMALL BATCH  700ml,40%

2014年07月04日 | ボウモア

Bowmoresmallbatch 「ボウモア・スモールバッチ」

開栓日:2014年7月4日 ワンショット価格:1,000円
 

 6月24日発売の新商品です!
  
 ボウモアの中で
最も古く、唯一海面下にあるNo.1熟成庫で熟成された

  ファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽をヴァッティングしたもので

 熟成年数表記は無し。これは最近の傾向なんですかねぇ。

 時を同じくしてラフロイグからも年数表記無しのセレクトカスクがリリース

 されています。

 香りはテンペスト・バッチNo.4に似ていて、穏やかな海藻とスモーク。

 味わいはミルクキャラメルやカスタードのようなクリーミーな甘みが強く、

 後半はソルティさやピーティさも出てきます。かなり大人しいボウモア。


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BOWMORE TEMPEST BATCH No.4 700ml,55.1%

2014年04月24日 | ボウモア

Bowmoretempestno4 「ボウモア・テンペスト・バッチNo.4」

 開栓日:2014年4月23日 ワンショット価格:1,000円

 

 現行では”カスクストレングス”というレンジが無いので、ファーストフィルの

 バーボン樽からカスクストレングスで瓶詰めしたテンペストを比較用に仕入

 れてみました。バッチNo.4は2012年のリリースですので、2000年以降に

 蒸留された原酒ということになりますね。

 香りはハーブ、フルーツ、穏やかなピート、岩場の海岸。バーボン樽だけあ

 って、アタックはバニラ様の甘みが強く穏やかです。中盤からはじわじわと

 塩気、アルコール感が強くなり、ピーティなフィニッシュが長く続きます。

 スモーキーではなくピーティという点が非常にボウモアらしいです。

 シルクプリントのボウモアとは全く違う個性なので、あまり比較にならない

 かもしれませんね(汗)。

 


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BOWMORE CASK STRENGTH(1990's-2000's) 700ml,56%

2014年04月24日 | ボウモア

Bowmorecaskstrength90s「ボウモア・カスクストレングス(1990年代~2000年代半ば流通)

開栓日:2014年4月24日ワンショット価格:1,800円

 

 通称シルクプリントと呼ばれていた時代の懐かしボウモアです。

 輸入元サントリーの正規品。カスクストレングスは14年以上熟成された

 原酒を使用しているとのことですので、1980年代蒸留の樽が中心と推測

 されます。香りを嗅いでみるとやはりパフュームが少し出ています。そこに

 潮風とピート香が上品に乗っかった感じですね。アタックからヌメッっとした

 オイリーな口当たりで潮気の強い味わい。後半からはしっかりとあの

 パフューミーな味わいが出てきます。経年変化のためか、56%と言うほど

 キツさを感じませんでした。

 


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THE SCOTCH MALT WHISKY SOCIETY 3.208 24Years(1989) 700ml,54.4%

2013年11月01日 | ボウモア

Smws3208「ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ

 /3.208(ボウモア)24年」

 開栓日:2013年11月1日 ワンショット価格:1,600円

 


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DT Rare Auld Collection / Bowmore28YEARS(10.1982/08.2011) 700ml,51.6%

2013年08月07日 | ボウモア

Peerlessbowmore28y1982「ダンカンテイラー・レア・オールド・コレクション

 /ボウモア28年(1982年10月/2011年8月)」

 開栓日:2013年7月5日 ワンショット価格:1,800円

 
 

 カスクナンバー85161。


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Bowmore21years 750ml,43%

2013年07月24日 | ボウモア

Bowmore21yold「ボウモア21年・旧ラベル」 

開栓日:2013年7月19 ワンショット価格:3,000円

 

 

 2004年頃に購入したボトルです。今となってはかなり貴重な1本と

 なってしまいました。

 アタックではシェリー樽由来の香りが強く、コニャックやキャラメルを思わせる

 甘さと、樹皮、そして微かに潮風の香り。

 口に含むと思いのほか塩気の強いフレーヴァーで、中盤からはキャンディの

 ような甘みとともにパフューミーさが湧きあがってきます。

 パフューミーさと塩っぽさを併せ持ったボウモアには出会ったことが無かった

 ので、古いボトルながらも斬新な印象を受けました。


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BOWMORE23YEARS(1989/2012)”TEMPTATION"  700ml,50.2%

2013年05月16日 | ボウモア

Bowmoretemptation「ボウモア23年(1989/2012) テンプテーション」 700ml,50.2%

 開栓日:2013年3月30日 ワンショット価格:1,400円

 

信濃屋食品新宿店の18周年を記念してリリースされたボウモアです。

歌舞伎町の夜の蝶をイメージしたラベルは斬新で目を惹きます。

しかもピアスにあたる部分にはスワロフスキーの石があしらわれています!

酒の味とは全く関係ありませんが、こんな遊び心も信濃屋さんならではかも。

肝心の味わいもなかなかでした。

柑橘系フルーツに潮風、そしてかすかなパフューム香。

ややミネラル感のある口当たりに始まり、レモンキャンディのような爽やかさを

感じさせつつも徐々にスモーキーな味わいが控えめに顔を出し、

フィニッシュまで続きます。


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PROVENANCE / BOWMORE 5YEARS(1995/2001) 700ml,62.2%

2013年03月26日 | ボウモア

Prvbowmore5y「プロヴェナンス

 ボウモア5年(1995年・冬/2001年・夏)」

 開栓日:2013年2月22日 ワンショット価格:1,000円 

 10年以上前に瓶詰めされたプチ・オールドボトルの登場です。

 5年という極めて若い熟成年数で、アルコール度数も60%越え!

 どれだけとんがっているのかと思ったら、意外にも小慣れてました。

 アタックで感じるのは海藻、ピート、と典型的な海の香りです。

 それでいて口に含むとアタックは甘く、すぐに牡蠣を思い起こさせる

 磯の味わい。ペッパー、ミルキーな甘さがこみ上げてきます。

 5年の熟成とは思えないしっかりとした味わいでニューポット感もあまり無し!

 瓶熟なのか、最初からそうなのかは分かりませんが、少し暖かくなり始めた

 最近の気候にピッタリの味わいです。


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